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詩エッセイ

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自作の「詩」を織り交ぜて書いたエッセイ。時には「物語」や「お話」が織り交ぜられることもあります。
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#記憶

ばいばい、こうでなくちゃいけないわたし像

ばいばい、こうでなくちゃいけないわたし像

今の自分を、結構好きでいる。
病気もあって、大変なこともまあまああって、だからこそ今があると思える。
でも今の時点で人生を振り返って、一番輝いた日々は間違いなく「地球一周の船旅」で過ごした日々だ。

わたしは大学に入学後、体調を崩して中途退学をした。今考えると、その大学はわたしに合っていなかったし、その後美術専門学校で学べて本当によかったと思う。
でも、それは今思えるのであって、当時はそんな風には

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カセットテープの声の便り

カセットテープの声の便り

「エモい」と言う言葉を最近使うようだけれど、最初聞いた時、その響きから「きもい」が連想されて、意味が分からずにいた。
でもそれを、若い人は褒め言葉として、レトロな懐かしい何かをさして、言うらしい。

1980年代、ウォークマンを買ってもらった時のことを忘れない。
流行っていた音楽をカセットテープに入れて、車で聴いたり、そのウォークマンでも聴いていた。
余談だけれど、カセットに音楽を入れる時、カセッ

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記憶と詩で編み物をする

記憶と詩で編み物をする

人はどれくらい覚えていられるのだろう。
今までの記憶はハードディスクのようなものに入れられて、ほとんどが思い出されない。開かれないフォルダに入っている画像のように。
「今」というときを存分に生きているのだったら、それはそれで幸せで、過去の記憶なんて眠っているままでいいのかもしれない。

「線香花火のさきっぽ」

火がついたその時から
だんだんと大きくなり

火花を散らして
生きているわたし

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