「あそこよく取材されてるよね」な企業やお店の秘密
こんにちは。取材率アップコンサルタントのヴィアナ沙織です。
テレビや新聞、雑誌などで「あれ、ここまた出てるな」という企業やお店って、ありませんか?
個人的に気になっているのはスーパーの『生鮮市場 FRESHLANDアキダイ』。テレビ東京のWBSや夕方のニュースでもよく取り上げられていて、ある月には65回もテレビに出たのだとか。このお店は極端な例ですが、何度もマスコミに取材されるのには秘密があります。
1. すでにマスコミから取材を受けたことがある
新聞やテレビに出られるのは、信頼度の高い企業やサービスです。マスコミが初めて取り上げる企業やサービスは、事前に下調べをして「信頼出来るかどうか」をチェックします。
すでに他のメディアに出ていると、このハードルが大きく下がります。
なぜなら、もう事前に下調べが終わり「取り上げてもOK」というGOサインが出たために取材されているから。1度取材を受けると、他の媒体から「取材お願いしたいのですが」と言われる可能性がとっても高くなります。
2. 定期的な情報発信を行っている
マスコミは常に取材先を探しています。
「取材出来る所が見つからなかったので、今日のニュースはありません」とニュースが短く終わったり、新聞に空欄がある、という事態を避けるためです。余談ですが、記者は「公開できる記事がない状態」を恐れます。
企業さんの都合で情報が間に合わなかったり、取材を断られたりなどなどさまざまな理由から、予定通りに記事を掲載出来ないこと、多々あるんです。
私も「ど、どうしよう。明日の掲載予定の取材先から写真が来ないぞ。あと1時間以内に届かないと間に合わない」など、顔面蒼白になったことは何度もあります。
この事態を避けるため、記者はいつも情報をチェックしているのですが、その時
・以前からマークしていた企業やお店
・新聞や雑誌、テレビなどで見かけた情報
・インターネットで探した情報
などを参考にします。
定期的にブログなどで情報を発信していると、記者が情報を探している時に見つけてもらえる可能性が高まります。
3. マスコミに情報を届けている
ブログなどとは違って、直接マスコミに情報提供出来る方法があります。
それは、プレスリリースを書いて送ること。
報道機関向けの発表文書のことです。
足で探しても見つからない情報や、インターネットに載っていない情報が直接届くこともあるため、記者が必ず目を通すのがこの文書。
定期的に情報を届けていると、1度では取り上げられなくても
「あれ、また見たな」
「こんな事始めたのか」
と記者に知ってもらえる可能性が高くなり、取材につながることも。
4. きちんとストーリーを打ち出せている
2の「定期的な情報発信を行っている」につながるのですが、その中にストーリーがあると「取材しようかな」のレベルだった気持ちが「取材せねば」になることも。
例えば、
・自分が得意な営業で起業しました
という文章と
・○○で営業を経験し、いいものを作っている職人さんは、作るのは得意だけど売るのは得意ではないということを知りました。私は、日本のものづくりをもっと世に広めるため、得意な営業という形で職人さんたちに少しでも貢献出来ればと思い、起業しました
だったら、どちらに「いいな」と思うでしょうか。
なぜそれを始めたのか、どんな思いが詰まっているのか。
などを発信していくと、マスコミの誰かがあなたの会社やサービスを見た時に「いいな」と思い「もっと知りたいな」になり、取材につながります。
*まとめ
大まかにいうと、この3つが「よく取材されている企業やお店の秘密」。
「いいなあ、うちも取材来てほしいなあ」という方は、相談会やってます。「こんなことすると取材来ますよ」など、10年以上の記者経験からお話させていただきます。お気軽にどうぞ。
詳しい情報はウェブサイトでご覧ください。
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