喫茶と酒場あわいものや

日々の雑記とホロスコープから出た言葉 今まで書いていた雑記はこちらからhttp://a…

喫茶と酒場あわいものや

日々の雑記とホロスコープから出た言葉 今まで書いていた雑記はこちらからhttp://awaimonoya.jugem.jp/

マガジン

  • 毎日のように手紙は来るけれど #kurukeredo

    短歌、言葉、その周辺の仕事。興味のあることだけやって二十数年生活してきた歌人の、あやまちだらけの毎日を知ることで気持ちがきっと楽になります。正直さでは負ける気がしません。1日ずつのバラ売りも(たまに)しますが、まとめ売りのマガジンは毎日更新をめざしますので、30本とかで700円。更新できなかった日の翌日は、2本更新します。1日あたり24円。

  • #枡野と短歌以外の話 第1回 11/14(土)内田かずひろ氏

    • 573本

    #枡野と短歌以外の話 ▼第1回ゲスト #内田かずひろ 氏(代表作『ロダンのココロ』。枡野浩一との共著に『ガムテープで風邪が治る』『結婚失格』『みんなふつうで、みんなへん。』) @rodacoco ▼11/14(土)15:00〜17:00 ▼無観客の枡野書店から生中継 @masunobooks ▼(iPhoneアプリ経由では課金できないシステムなので)ブラウザ経由で、このnote有料マガジンをご購入ください。 ▼当日、有料マガジン内にYouTube限定アドレスを掲載。 ▼アーカイブを残すかどうか、残す場合の期間をどうするかは生中継後に検討します。 【アーカイブ無事、残りました。 新たなトーク動画など、色々なコンテンツを追加しています。】 ●関連マガジン「#一人一人一人日記」https://note.com/masuno/m/m26fd5ea54276

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最近の記事

その家の記憶

今いるこの家の最寄り駅から 数駅先にあったその家は もう無い その家の隣にあった 鉄くず屋の焼却炉からは いつも灰色の煙が出ていた その鉄くず屋も もう無い もう一つ隣には ヨウコちゃんとケイコちゃんの 住んでいる家があった 家の前には犬小屋があって 盆栽がいくつも置かれていた ある時見晴らしのよいマンションへ 引っ越していった 家から海が見えるところまで 直ぐに行けたけど 今はもっと先まで 埋め立てられて 海は遠い 家の近くにあった 魚市場には 朝から人が多く出入りしていて

    • あわいものやとわたし15

      永澤亜沙美です。 2019年の年末から2020年の節分くらいの期間であわいものやさんでカレンダーの展示をさせてもらいました。 店主のペコさんとは、アリタさん主催の星を巡る講座にてご一緒したご縁で、お店でお話しをしているうちにトントン拍子で展示の機会を設けていただき嬉しかったことを記憶しています。 現在わたしは沖縄に拠点を移しており、直接お店に伺うことはなかなか叶いませんが、ふとした時に夢のような、どこかノスタルジーな空気感を含むあわいものやのことが思い出されます。 ア

      • あわいものやとわたし⑭

        あわいものやとわたし 年に一回くらいだけど、たまに顔を見せにいくと、ホッとする場所。 火星にある実家に帰るような。朝になると、実は幻だった?と思ったりもするけど、確かにある。私にとってはオアシスのような空間。 時には、よかったものは永遠によくあって欲しいという幻想から引き戻してくれる。 ホロスコープの勉強会は一回聞いた。勉強するのは私には難しく。しかし、ぺこさんの軽やかなお話はすごく面白い。心地よく耳に流れてくる言葉。 決まった星周りはあるけど、それだけではない『出会

        • あわいものやとわたし⑬

          あわいものやとわたし あわいものやさんとの出会いは2020年の2月。 吉祥寺「musline」さんのお店の前で一人焼き菓子を販売していた時に声をかけて頂き、それから焼き菓子を取り扱って頂くことに。 なんとなく不穏な空気が漂い始めた頃のこと。 今年の6月ホロスコープセッションを受け、これまで感じてきた「なんとなく」「そういう物だから」がすっと腑に落ち、清々しい気持ちでお店を後にしました。 ステンドグラス、高い天井、白い壁、なんだか小さな教会のようなお店。 偶然だと思ってい

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        • 毎日のように手紙は来るけれど #kurukeredo
          枡野浩一 Koichi MASUNO 他
          ¥700 / 月
        • #枡野と短歌以外の話 第1回 11/14(土)内田かずひろ氏
          枡野浩一 Koichi MASUNO 他
          ¥1,650

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          あわいものやとわたし⑫

          あわいものやさんの光景 ◯ こまかい粒子が ぷつぷつ きらきら 時空がのびちぢみしている しゃぼん玉色のやわらかなシェルター🫧 いるひとによって いろが景色がかわる そのひとのあわいが あらわれるところ ◯ さっちゃん(ぺこさん)とのであいは 5年まえ 暮らしのいろいろ ていねいに、さんでの 「ちいさなお店のつくりかた」WSで。 そのとき、さっちゃんは、 ふしぎなながれで、すでに、現在のあわいものやさんである店舗をかりていて、 WSのみんなで、スケルトンのお店を

          あわいものやとわたし⑫

          あわいものやとわたし⑪

          「あわいものやとわたし」 わたしは「クイーンズホテル」です。 「クイーンズホテル」のオリジナル商品「猫雑巾」を最初に店に置いてくれたのは「あわいものや」さんです。 「あわいものや」の2階まで吹き抜けの壁一面に猫雑巾が並んだ時は、一匹一匹が活き活きとして嬉しかったです。 「あわいものや」は「クイーンズホテル」の里親です。 あの2階までの吹き抜けの壁を入口から見上げたり、2階から見下ろしたりして、 飲んだり食べたり、話したり聞いたり、考えたり、「あわいものや」さんは小さな宇宙

          あわいものやとわたし⑪

          あわいものやとわたし 途中の雑記

          5周年企画「あわいものやとわたし」更新中です。 メッセージを送ってくださる方との出会いのタイミングが全部違うのでそれぞれの印象の違いなども読んでいて面白いです。 昨日メッセージを送ってくれたジュンさん(中野トナカイでの占星術勉強仲間でした)がお店に立ち寄ってくれたので「新しき村なんて言ってた?覚えてないけど」と言ったらジュンさんは「それは覚えてるし 神妙な感じで言ってた」と言われへええとなったんですが、昔からお墨付きを得てるものだけを評価する傾向にある社会が嫌いだったと言いま

          あわいものやとわたし 途中の雑記

          あわいものやとわたし ⑩

          『新しき村~あわいものや』 ペコさんと知り合ったのは、もう十年近く前だったでしょうか。故まついなつきさん主 宰の「占いトナカイ」で開催されていた西洋占星術の講座(通称読み会)でご一緒した のが最初だったと思います。 いつかの講座で将来の夢について聞かれたペコさんが「『新しき村』を作りたい」と、 話されていたのを覚えています。夢を語る人は多いですが、実現させる人は少ない。そ んな中で、ペコさんは本当に実現させました、それもたった一人で。そして今の今まで 、カウンターを一人で

          あわいものやとわたし ⑩

          あわいものやとわたし⑨

          「あわいものや」さんと私の歴史は まだはじまったばかり。 お店のショップカードを観たとき あ、これは行きたい、と思った。 店主のぺこさんとは 小説を提出し合評する場で出会った。 ぺこさんは多くを語らなかったが 小説は唯一無二の作品で これが世に出ないのはおかしいと 私は思った。 ぺこさんの書く文章と小説世界に圧倒された。 その後、ぺこさんは文学フリマや日記祭に来てくださった。 そこではじめて私は「あわいものや」さんのことを知った。 もし私が店主だったら最初から自分

          あわいものやとわたし⑨

          あわいものやとわたし ⑧

          見掛さんの「あわいものやとわたし」です。 南阿佐ヶ谷の頃の、あわいものやさんとの初めの出会いが何年前だったか正確に覚えていませんが、「占星術の話が面白い」と友達に連れられてお店に伺ってから、こんなに濃い付き合いになる事は、想像をしていませんでした。 占星術を、面白いと思わせてもらったのもここが初めてでしたし、大体自分がこのお店で占いのようなことをする人になる、とはもっと想像しませんでした。 高円寺に移られてからは、自宅からの近さもあってちょくちょく通わせていただくようにな

          あわいものやとわたし ⑧

          あわいものやとわたし ⑦

          「あわいものや と わたし」 人の中で浮いてしまう自分をどうしたらいいですか? 人と違うところがあなたの持ち味なのでそのままでいいです これがペコ先生との初対面の会話(たぶん) これはもう開き直ってやって行けって…コト? 努力の方向性を盛大に間違えてやらかしてきたというのか…うわあぁあなんだか滅茶苦茶自分が恥ずかしくなってきた…ああああ。 ウラナイトナカイからの帰途 とほほな気持ちで空を仰いだのは忘れられない思い出。 この際だ、しっかり向き合え自分と。毒を食らわば皿

          あわいものやとわたし ⑦

          あわいものやとわたし ⑥

          あわいものやとわたし(のあわい)   リフレクソロジー十音(とおん)といいます。 あわいものやのカウンターにブルーのカードを置いてもらっています。 あわいものやのロフトにグレーの三角クッションを置いてもらっています。 あわいものやのカウンターでホロスコープセッションを受けたことがあり、 あわいものやのロフトで出張施術「ことほぐし」をしています。 江戸の西、あわいものやがあります。 「お店の存続」とかいう言葉がほんとうに似合わないなあと思いながら、行くと閉まっていたりするからそ

          あわいものやとわたし ⑥

          あわいものやとわたし ⑤

          あわいものやとわたし あわいものやのことを思うとき、インターステラーの本棚の裏側の空間が浮かび、それは店名の「あわい」に重なります 平行するそれぞれの世界を繋ぐ場所 店主のペコちやんとは、染色を学んだ折に知り合い、お店で展示をさせていただきました はぎれを縫いあわせて再び一枚の布にして、光にかざすと、あわいものやのステンドグラスの光の散る午後に繋がる気がします 柘榴洋裁店 中村 祥子

          あわいものやとわたし ⑤

          あわいものやとわたし ④

          「ペコさんに会うと『こんなに自分のことを分かってくれる人がいるんだ』って、いつも思うんだよね」と妹が言った。 ほんとにそうだね、と頷く。 あわいものやに通い始めて4年ほどになるが、その間、自分を通じてお店(というかペコさんのこと)を知った身内や知人が4人ほど、ホロスコープセッションを受けた。各々が必要なタイミングで。 ペコさんは、あなたが自身の内に持つ羅針盤の存在を教えてくれるよ、嵐の渦中だったらなおのこと。祈るような気持ちで送り出す。 「ホロスコープの手紙」もしかり。

          あわいものやとわたし ④

          あわいものやとわたし ③

          木曜日の南阿佐ヶ谷・枡野書店で開催されていた模擬店「あわいものや」が、高円寺で本物のお店になり早5年。 ステンドグラスのある2階の和室は居心地よく、田中開氏の新宿ゴールデン街「The OPEN BOOK」の和室のように活用されていきますように。 ババロアのある日、また行きますね。 歌人 枡野浩一

          あわいものやとわたし ③

          あわいものやとわたし ②

          月に一度、一年余にわたって続けた『資本論』の勉強会は、あわいものやという場所無しには成立しなかった。それはとても幸福なことだったと思う。 人との出会いがあるように、場所との出会いもまたある。 これからもたくさんのひとが、あわいものやと出会いますように!   野村泰弘

          あわいものやとわたし ②