ぽるとがるらいふ - Mieko

フランスはパリで20年、歌を生業として暮らしておりましたが、2020年1月、リスボンに…

ぽるとがるらいふ - Mieko

フランスはパリで20年、歌を生業として暮らしておりましたが、2020年1月、リスボンに移住しました。ポルトガルの魅力および生活について徒然なるままに綴っていきたいと思います。https://instagram.com/galeria_boa_lisboa

最近の記事

termas【名(女・複):温泉〔施設〕、湯治場】- ③ Termas de Alcafache アルカファシュ温泉

Olá bom dia! Como está? 気がついたら2年近くもご無沙汰しておりました。💦 その間いろいろありましたが、ま、それは置いといて、また役に立ちそうなポルトガルライフ情報をぼちぼちでも綴っていこうと思います。 今回はまたもや温泉情報。温泉大好き♨️❤️なんです。本当はアソーレスに行きたいんですけど、ポルトガル本土のまだ行ったことのない温泉を開拓するのもまた楽しいのです。 先日、相方の実家に行ったのですが、有名なワインの産地でもあるダオン川の近くで、このあた

    • elétrico【名(男): (路面)電車】

      Olá, bom dia! Como está? 先日、comboioの回でお約束した通り、今回はelétrico エレトゥリコ、路面電車についてです。手元の辞書には単に電車とありましたが、ポルトガルで(特にリスボンやポルトで)elétricoと言ったらトラム(路面電車)のことで、一般的な鉄道の電車はcomboioです。 トラムはお土産のモチーフに必ずと言っていいほど登場し、最早リスボンやポルト、ひいてはポルトガルのシンボル的存在とも言えます。今回はリスボンの市電をメイン

      • termas【名(女・複):温泉〔施設〕、湯治場】- ② Termas de Furnas (フルナシュ温泉)

        勢いに乗ってヨーロッパの温泉♨️シリーズ第2回、今回はポルトガル、アソーレス諸島のサンミゲル島にあるフルナシュ温泉です。ガイドブック等ではフルナスと書いてある場合がほとんどですが、よりポルトガル語っぽい発音ではフルナシュです。 アソーレス諸島は大西洋のど真ん中。9つの島で構成されていて、北はアイスランドからつながる、ユーラシア大陸プレートと北アメリカ大陸プレートの分かれ目にあり、アイスランド同様火山諸島なのです。というわけでもちろん温泉♨️あります。😊 ただ前回の温泉情報

        • comboio【名(男): 汽車、列車】

          Olá, bom dia ! Como está ? 今回のテーマは列車、comboio(コンボイオ)です。実は私、元鉄子だったりします。ヨーロッパに来てからはなかなか列車に乗る機会もなく…リスボンには味のある路面電車もありますが、そのご紹介は別の機会に。🚃 ポルトガルの国鉄はCP(Comboio de Portugalの略)と言います。ポルトガルにも私鉄もありますが、私が知っている限りではリスボンとセトゥーバルを結ぶFertagusくらい。という訳で、ポルトガルで列車で

        termas【名(女・複):温泉〔施設〕、湯治場】- ③ Termas de Alcafache アルカファシュ温泉

          termas【名(女・複):温泉〔施設〕、湯治場】- ① Termas de Chaves (シャーヴェシュ温泉)

          Olá, bom dia! Como está? すっかり更新が滞っておりました。🙇🏻‍♀️ 今回は、以前からこれは絶対に書こうと思っていた『ヨーロッパの温泉情報♨️』シリーズの第1回。 日本人なら皆さん、多かれ少なかれ温泉好きかと思うのですが、ポルトガル人の相方には、私の温泉好きは度を越していると呆れられております。😁 温泉はポルトガル語でtermas、フランス語ではsource thermale、ラテン語のthermaeからきている言葉ですが、ヨーロッパの温泉は、日

          termas【名(女・複):温泉〔施設〕、湯治場】- ① Termas de Chaves (シャーヴェシュ温泉)

          adega【名(女): 貯蔵庫、ワイナリー】

          Olá, boa tarde! Como está? ちょっとご無沙汰してしまいました。🙇🏻‍♀️ 今回はワインのお話。ポルトガルは国中がワインの産地だったりするのですが、先日、リスボンからバスで1時間ほどのアゼイタオン(Azeitão)という町のワイナリーにお友達と2人で行ってきました。DOC(Denominação de Origem Controlada 原産地呼称統制)ではセトゥーバル(Setúbal)になります。ここは普通のワインだけでなく、ポルト酒やマデイラ酒と

          adega【名(女): 貯蔵庫、ワイナリー】

          fado 【名(男):①運命、宿命 ②ファド】

          Olá, boa tarde. Como está? 明日は聖アントニオの祝日なのですが、結局、今年もリスボンはお祭りは中止。イワシの屋台も禁止で、例年であれば賑やかなアルファマ地区も静かなものでした。というか、リスボンに引っ越してからまだイワシ祭り行ってないんです。😭 fadoという言葉の意味は上記の通りですが、一応、私、歌手ですし、今日は②の意味についてのお話。ご存知の通り、ファドとはポルトガルの民族歌謡で、主に12弦のポルトガルギターとクラシックギターの伴奏で歌われま

          fado 【名(男):①運命、宿命 ②ファド】

          vacinar-se 【動: 予防接種を受ける】

          これまで私も相方もワクチン懐疑派だったのですが、近々、相方が出張でパリに行くことになったので、この機にCovidワクチンを接種することにしました。もちろん事前に検査をして陰性なら問題なく飛行機には乗れるのですが、しょっちゅう検査を受けなければならない上に、ポルトガルでもPCR検査は有料なので、これから旅行するときのためにももう打ってしまおうという事に。折しもEUではワクチン接種のデジタル認証が可決されましたしね。 ポルトガルでは現在43歳以上の人が専用サイトからオンラインで

          vacinar-se 【動: 予防接種を受ける】

          jacaranda【名(女): ジャカランダ(植)】

          リスボンは今、ジャカランダの花が満開です。日本ではあまり馴染みのない花かもしれないですが(私はリスボンに来るまで知りませんでした)、薄紫色の花が青空に映えてとっても綺麗です。 ジャカランダはもともと南米原産の植物で、以前植民地であったブラジルから移植されたそうで、紫雲木という和名の通り、満開の今は街のいたるところで紫色の雲がたなびいている様です。 ジャカランダはリスボンっ子にとって、日本人にとっての桜みたいな存在とも言えるかもしれません。とは言え、日本の様にジャカランダの樹

          jacaranda【名(女): ジャカランダ(植)】

          sardinha【名(女): 鰯】

          Olá, Bom dia! Como está? ポルトガルは今、イワシの季節です。最近はどこのレストランも日替わりメニューにイワシの炭火焼きが載っています。 正直、ポルトガルに来るまでは、あまりイワシは好きではありませんでした。しかし、季節の新鮮なイワシの炭火焼きは本当に美味しいです。ちなみに、ま、お店にもよりますが、一人前、少なくとも6尾はあります。気前のいい店では8〜10尾。あくまでも一人分ですよ。それにだいたい茹でたジャガイモとサラダがセットでついてきます。サラダに

          sardinha【名(女): 鰯】

          自己紹介

          Olá, Boa tarde! Miekoと申します。プロフィールでも触れましたが、フランスはパリで20年、声楽を勉強した後、歌を生業として暮らしておりましたが、2020年1月にポルトガル人の相方と一緒にリスボンに移住してまいりました。相方とはパリで出会い、一緒に暮らすようになってからもう15年以上になるので、移住前もポルトガルにはちょくちょく遊びに来ていました。パリからリスボンへは飛行機で2時間ちょっとですしね(シーズンオフなら国内旅行よりも安いくらいです)。フランスとポル