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フェスを心地よく楽しむために参加者ができること

当たり前を失ってから1年が経った。昨年は多くのフェス好きにとってやるせない1年だったと思うが、今年は大型フェスが現地開催を続々と発表し、ようやくあの空間が戻ってくる。

新しい生活様式となり、以前のような隙間もないギュウギュウの空間でグチャグチャになって楽しむみたいなことはできないが、それでも大自然の中で全身で音楽を感じたり、そのライブをひとつになって楽しむことができるのは私たちにとってかけがえのない時間になるだろう。


先日も国内の有名フェスを手がける主催7社らが安全・安心な野外音楽フェス発展を目指すコンソーシアムを設立し、各イベントが連携してルール作りとその周知を行うことで、安全かつ安心な野外音楽フェスの開催および拡大を目指している。


また、昨年度も一般社団法人 日本音楽事業者協会をはじめとする4団体会員社によって全国で無観客公演250公演、有観客公演約7,100公演(総動員数約230万人)が開催され、現在に至るまでこの4団体会員社によるライブイベント会場からの感染者は発生していない

感染拡大の対策はイベント業界の中でも一定のノウハウが溜まってきた状態ではあるのでその中でルールに従って楽しんでもらえれば幸いなのだが、より感染のリスクを減らすためにも参加者としても対策を重ねることができるので、ぜひともフェスにいく前にはこの記事を読んでもらえると嬉しく感じる。


当たり前の感染対策をする

まずは基本に忠実に従うこと。マスクを正しく着用すること。こまめに手指消毒を行うこと。健康的な生活を心がけて免疫を高めることなど、まずはみなさんやっているであろう行いを事前〜当日まで徹底すること。これだけでもかなりの感染防止効果を発揮する。


不安を感じたらすぐに離れよう

イベントによってはマスクを外していたり、大声を出している参加者と遭遇をしたり、混み合っているエリアに直面することもあるだろう。その際にはできるだけその状況を避けるようにしてほしい。例えば近くの席の客がマスクをつけていなかったり、大声を出していたら迷わずスタッフさんに訴えて、本人に対策をとってもらうよう促すか、もしくは別の席を用意してもらうなどの対策を取ることもできる。

明確な不安を抱えたまま楽しむことはきっと難しいと思うので、不安を感じたらすぐに離れる(もしくは不安を消す)ことを心がけてみよう!


最大のリスク、飲食。

音楽フェスなどでは1日を会場で過ごすこともあるので飲食ブースを出しているイベントも多いだろう。しかし、やはり飲食というのは直接体内にウイルスを運んでしまう要素となるのでそれだけそのアクション自体がリスクが高い。

その中でできることとしてはまずは食べる直前の手指の消毒。イベントは意外と触れる箇所が多かったり、提供場所と食べる場所が離れていたりするので消毒シートなどを持ち歩いて「自分で、直前に」消毒することを心がけよう!

そしてご飯を買ったり、ドリンクを受け取ったあとには可能な限り早く食べることを心がけよう!どうしてもドリンク片手にステージの近くに行ってしまったり、仲間達と楽しく話しながらダラダラと話しつつランチを取ったりもするだろうが、「飲食は最大のリスクだ」という意識があるかないかで大きく変わってくるのでぜひ覚えておいてほしい。


こうしたシンプルな意識を持つだけで参加者側から対策を強めることもできる。フェスに行って感染してしまった。という悲しい事案にならないようにみんなで協力して素晴らしい空間を今年もつくっていこう。

またあの日常が帰ってくることを楽しみにしながら一歩一歩進んでいこう。



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