新潟で多拠点生活してみて半年間

2022年11月19日 09:33

以前、『新潟と名古屋で多拠点生活はじめました』という記事を書いてから半年以上が経ちました。

多拠点生活して出てきたメリット・デメリットが見えてきたので、忘れないうちにちゃんとメモしておこうと思います。

それぞれ2つずつ挙げてみました。

生活に区切りが生まれる

多拠点生活をする前はずっと自宅で仕事をしていたので、気分転換で自宅周りを散歩する時間をなんとか確保しようとしていたのですが、毎日それの繰り返しになってしまい、飽きがきていたのかもしれません。

多拠点生活をし始めると、だいたい1か月くらいで行ったり来たりを繰り返すので、

「せっかくこっちにいるなら、これをやっておこう」

とか、

「今回のターンが残り少ないから、今のうちにあそこへ行ってみよう」

とか、
意思決定のコストがどんどん下がっているのを感じました。

これは新たに生活を始めた方（新潟）に限らなくて、元々生活していた名古屋の方でも同じ思考になりつつあります。
（自分でもびっくりしています。）

たとえば、味噌煮込みうどんってどうなの？って聞かれたときに、おすすめはするけど実は食べたことないんだよね、みたいなのは良くないと思い、名古屋にいるターンで初めて食べに行ってみたり、せっかくそっちにいるんだったら、そのうちにあれこれやっておこう、という気持ちにとてもなりやすくなっています。

このあたりの意識は、完全にどちらかに定住していると中々湧いてこない発想なんだろうなあという風に感じています。

都市圏にいると、季節を感じる事柄が気温くらいしかなく、あったとしてもときどき降るレアな雪くらいでしょうか。

ですが・・・

季節による変化、素晴らしいですよね！（最近気づいた）

これは言葉ではなく写真で語った方がいいやつですかね。

どうですか？ビビッドじゃないですか？
もちろんこの後冬の季節が待っています。

新潟は水田が圧倒的に多いのですが、列車の車窓から日々の季節の変化を感じるのがとても心地よいです。
家ばかりだとなかなかこうもいきません。

また、季節・自然に対して行動を変えられることは、必ずしも良い側面だけじゃないのかもしれませんが、人ではなく自然にならある程度強制されてもいいと思うようになりました。

どういうことかというと・・・
例えば、通勤・通学ってものすごくストレスじゃないですか？

強制的に移動させられてる感があって僕は嫌いだったんですけど、フリーランスになってから通勤しなくてもいいようになって、移動って実は程よい運動や気分転換になってたんだなあと気づきました。

そこで自らそういった習慣を作ってみたら、そんなにストレスを感じません。

つまり、移動にストレスを感じていたのではなく、誰かに半ば強制的にやらされてるように感じていたことにストレスを感じていたんですね。

これが自然相手だと、なぜか「まあいいか」と許せるようになってきています。
季節・自然の移り変わりによって、自身の行動を変える・変えさせられることは、ごく自然のことのように思えるようになりました。

もちろん良いことばかりではありません。
悪い面もしっかり書いておきます。

税金の支払いやお役所の手続き系（保険証の更新など）のものは、その場にいないとダメなものも多く、保険証の更新はがきが届いていたのを期日までに確認できずに、役所の方まで出向いて更新してもらったり、あるいは予定納税の口座振替をしてなかったがために、無駄な往復をしないといけないこともありました。

できるだけそういうのが起きないように移動の予定を立てるのですが、どうしても噛み合わないときが出てきてしまい、2日連続で夜行バスに乗って出費を抑えるなんてことも・・・。

これは多拠点生活のデメリットではないのかもしれませんが、定住していないために参加できないものも一定あって、知り合いを作るのが一段と難しくなっているように感じます。

移動することで意思決定のコストが下がってはいるものの、まだまだこういった知り合いづくりは厳しい面もあります。

新潟にいる人、もし良かったら仲良くしてください！ 🙏

せっかく多拠点生活しているのだから、
新潟で何かお仕事作っていけたら面白いなあと思っています。

一応 IT / Web 関連のお仕事をやってはいるものの、どこでもできる仕事のデメリットの方が出てしまっていて、新潟にいなければできないことをもっとやっていけたらきっと面白いと思います。

営業ツールもそろそろ形になってきたので、せっかくなのでたくさん人に会っていきたいです！色んなお声がけもお待ちしてます！

不定期で続きます！👋

#やってみた

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