【32】うまくいかないときは。
うまくいったと思ったら、すぐに壁にぶち当たって、げんなりしてしまう。
なんだろう。どうして人生はこんなにうまくできているのだろう。なんてよく思う。
(今日も今日とて、うまくいかなくて少しへこんだり)
本当に人生は不思議だ。うまくいっているときは、本当に何をやってもスムーズに進む。「ちょっとどうかな」というときでも、案外「よかったよ」なんて言われることも少なくない。
けど一方で、一度尖った石に足がひっかかってしまえば、まるで坂を転がり落ちるようにうまくいかなくなる。
うまくいくときといかないとき。山と谷が連続した世界。まるでバイオリズムのよう。
そう、人生は波の連続。だから下(どん底)にいるときは、いくらもがいたってしょうがないのだ。
そんなときは、じっと辛抱しつつ、時を待つ。
耐え続けていると、やがて底から脱出して、勝手に登り始めるから。
うまくいかないときこそ、スッと肩の力を抜いてみる。
「そんなときもあるよな」と、いい意味で諦めてみる。肩に力をグッと入れ続けなくてもいいのだと。
肩の力の抜き方を覚えること。いい意味で適当に。いい意味でほどほどに。
そうやって自分の扱いがどんどんうまくなること。もしかしたらそれが「大人になる」ということなのかも、なんて考えてみる。
人生は長い。けど、短い。
うまくいくときも、いかないときも、すべて人生の一部分。
だからうまくいかない自分も、しっかりと許してあげる。
自分が自分のままでいることを、認めてあげる。
そんな人間を目指して、明日も適当に過ごそう。いい意味でね。
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