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天国のお母さんから受け継いだダイヤモンド

みなさん、こんにちは。
未来年表自分年表作成講座
認定講師の高橋奈央子です。


先日、私の父の死が
私の人生にどんな闇と光を
与えたのかについて
投稿したところ、
たくさんのメッセージを頂きました。

自分の辛かった経験を語ることで、
こんなにもたくさんの方が
私の思いを受け取ってくださったり、
本当に嬉しかったです。

ありがとうございます。

先日の投稿でも書いたとおり、
人生の中で大切な人やものを
失うことは、必ずありますが、

私はそこから得るものが
必ずあると思っています。

息を吐けば自然と息を吸うように、
自然界の法則なんでしょうね。

失うことと得ることは
まさにワンセット。

日本でも海外でも、
故人の魂は残された人の中に
生き続けると表現したりしますが、

その考え方も失うけど得るという
概念にきっと通じているんでしょうね。

私も父が亡くなった時は、
大きな喪失感を味わいましたが、
今では私の中に生きている父を感じます。

外見的な要素もそうですが、
生き方や考え方、
好きなものや特技など、

両親から譲り受けているものって
本当にたくさんありますよね。

今日は
未来年表作成講座の受講生さんで、
お母様を早くに亡くされた方の
お話を少ししたいと思います。

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両親が私たちに与えてくれるもの、
両親が私たちの人生に与える影響を
改めて考えるきっかけになれば
幸いです。

20代後半のRさんが未来年表作成講座を
受講されたのは、

ご自身の病気や家族との関わりに
モヤモヤを感じたり、
生き方を考えていた時でした。

ご自身の人生を振り返ることで
悩みやモヤモヤから抜け出せるような
気がしていたRさんですが、

講座を受けることに少し抵抗を
感じられていたんですね。

それはこの講座で、
自分の価値観や思考パターン、
生き方のクセなどを知るために、

幼少期の両親との関わりを振り返る
必要があったからなんです。

中学生の多感な時期に
お母様を亡くされたRさんにとっては、
そんな作業が心のかさぶたを
はがす行為に感じられたんですね。

講座の無料セッションの中で、
今の悩みや講座に対する不安を
たくさん話してくださったRさん。

過去の自分を癒やしてあげたい、
薄れていくお母様との思い出を
改めて心に焼き付けておきたい、
そんな思いから受講を決意されました。

Rさんが幼少期のご両親との関わりを
棚卸しする作業で発見したのは、
我慢ばかりしていた記憶。

多感な中学生時代にRさんは、
お母様を必死で気遣っていました。

お母様が入院して
なかなか会えずに寂しい時も、

お母様の体調が優れず
親子の時間が過ごせない時も、

お母様の命は長くないと感じた時も、

Rさんはお母様のために
必死で涙をこらえ、涙を見せず、

できるだけ笑顔でいることを
心がけていたんですね。

そんな健気なRさんの記憶に
シートを読んでいる私まで
涙が止まりませんでした。

ちなみに、彼女のお母様は
亡くなる前、ご家族全員に
お手紙を書かれていたんですね。

そこには、
お母様の愛情が溢れていました。

Rさんに対する感謝の気持ち、
お父さんをよろしくという願い、

そして、
お母様の生き方そのものだった
人を大切にすること、
人に感謝することという教え。

お母様が亡くなり辛い時でも、
愛情たっぷりにご両親に育てられ
素直でまっすぐなRさんは、

お母様の生き方や教えを
実践されていました。

いつも笑顔で、
人に感謝して、大切にする。

ちなみに、
私は25歳で父を失くした時、
結構荒れたんですよね。

母と激しく口論することは多々。
あふれる悲しみや怒りを
モノにぶつけて壊すこともありました。

でも、Rさんは
辛くても、寂しくても、
いつも耐えていたんです。

私は彼女に1度お会いしたことがあり、
本当に素敵な笑顔が印象的でした。

その笑顔は、Rさんが辛い時でも
周囲に心配をかけまいと磨いてきた
一つの良さだったんですね。

そして人への心遣いや感謝の気持ちも
お母様から受け継いだものであり、

Rさんがお母様の死をきっかけに
磨きをかけてきた
ダイヤモンドでした。

どうりで私の記憶にも
Rさんの素敵な笑顔が鮮明に
残っているわけです。

そんな彼女は、講座を通して、
自分の辛さ、悲しみ、寂しさを
心の中に閉じ込めてしまっていたことに
気付かれました。

人間だもの、
常に前向き、常にポジティブでは
いられませんよね。

全てに陰と陽があり、
光と影があり、
それで物事は成り立っていますからね。

Rさんは自分の中に閉じ込めていた
感情や気持ちがあったから、

ご家族との間にモヤモヤを感じたり、
生き方に悩んでいたことに
気付いたんです。

でも、お母様の生き方や教えに
反することはしたくないと
強く感じていました。

そんなRさんの気付きや思いを
講座の最後に行った
ファシリテーションセッションで
一緒に振り返ったところ、

Rさんが最終的に分かったことは
こんなことでした。

***************

お母さんが望んでいるのは、
お母さんの価値観や生き方に
自分を縛り付ることではない。

だってお母さんは、
私の幸せを願ってあの手紙を
残してくれたんだから。

だから、辛い、苦しい、寂しい、
悲しいという感情を
自分の心の底にしまう必要はないんだ。

無理して笑わなくてもいいんだ。
泣きたい時は泣いてもよかったんだ。
一人で辛い時は、
助けを求めてもよかったんだ。

***************

講座でそんな気づきをしたRさんが、
先日私が投稿した、
父が亡くなった後の話を読んで、
こんな嬉しいメッセージをくれたんです。


***************ㅤ
奈央子さんの投稿で、
自分の人生が1番生きる意味を
教えてくれたと書かれていて、
本当にそうだな〜と改めて思いました。

講座から4ヶ月経って
確実に私の考え方や価値観が
変わったと実感しています。

いつもなら疲れて彼と
喧嘩になるところを
コンディションが悪くなる前に
対処できてるおかげで
喧嘩も少なくなっています!

仕事や家族との向き合い方も
今までとは違っていて
楽になった気がしています!

なおこさんが教えてくれたことが
ちゃんと生きてて嬉しいです。

***************

この嬉しいメッセージを読んで、
Rさんは幼少期のご両親との関わりを
棚卸しをしたことで、

たくさん我慢してきた自分を
解放してあげることが
出来たんだなぁと感じました。

Rさんのお母様の素晴らしさである
人への心遣いをしっかり受け継ぎながら、
RさんはRさんらしい生き方も
手に入れられたんでしょうね。

きっと天国にいるお母様も
そんなRさんの姿を見て
喜ばれているでしょう。

辛い別れがあるから、
その人にしかない特技の開花や
素敵さが身につく。

そして、
そこに至るまでの
ストーリーに気づけた時、
その人らしい生き方や人生が始まる。

Rさんのメッセージから
私はそんなことを感じました。

さぁ、あなたも
そんな生き方や人生にシフトするための
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この1ヶ月間は決して
一人ではありません。
私が伴走者としてお供します。

私は一人でも多くの方が、
人生が教えてくれていることを
一つでも多く受け取って、

悔いのない豊かな人生、
その人らしい未来に、
つなげて欲しいなと思っています。

そんな生き方をしたいけど、
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