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[夏の薬膳]夏の赤紫蘇ジュース

赤紫蘇、6月ごろからよく見かけるようになりますよね。梅仕事「梅干し」の色を付けるのはこの赤紫蘇。梅仕事には欠かせないこの紫蘇を使ってAUREA.ナカタニは赤紫蘇ジュースを作りました。

赤紫蘇っていつが旬?

青紫蘇の緑色のものは年中見かけますし食卓でもよく出します。刺身についているのもこの紫蘇。赤紫蘇は6月〜7月が旬で、ギリギリ8月にみられるか?なもの。モサモサっと花束のように売っていたのはついこの前までで、もう売ってないんですよね。
AUREA.の梅仕事は毎年の梅酒で、今年は梅シロップを作りましたよ。さて、じゃ梅干し作りしていないのになぜ購入したか?
それは赤紫蘇ジュースを作りたかったからです!

▼梅仕事後の梅を使って甘露煮を作りましたよ


赤紫蘇ジュースを作ってみた(レシピ)

作り方は簡単です。モサモサと袋詰めされていた赤紫蘇をゲットしたのでまずはよく洗って泥や汚れを落とすところからスタートです!

これは購入の半分の量
▶︎ 赤紫蘇ジュース

【材料】
・赤紫蘇 50〜60枚
・水 1リットル
・砂糖 70g(きび砂糖を使いました/分量はお好みで増減してください)
・リンゴ酢 150ml

【作り方】
1 赤紫蘇をよく洗っておく(茎はあってもOK)
2 大きめの鍋に水を沸騰させ、1の赤紫蘇を入れ5分ほど煮出す
3 煮出した赤紫蘇を取り出す(これを使ってゆかりを作る方法も!)
4 砂糖を加えよく混ぜる
5 数分ほどそのまま鍋ごと粗熱を取り、リンゴ酢を加え混ぜる
6 味見をして甘味や酸味はお好みで増減する

※冷蔵保存で1週間ほどを目安に召し上がってくださいね。
煮出すと葉は緑色
茹で汁は黒っぽくて心配になる…
リンゴ酢を入れると鮮やかな赤色が広がり
正直、ほっとしました!
やっぱりソーダ割りにしてしまいました

紫蘇の薬膳的効能は?

中医学薬膳では、青も赤も同じ効能として次の通りとなります。身体を温める作用があるので、夏場は冷え性タイプの方でもあまり気にすることなく食せると思いますよ(⚠️ただし、冷たい飲み物の飲み過ぎは胃腸の負担が大きく消化に悪影響となるので、多飲は注意です!)。

▶︎ 紫蘇の効能
【五性・五味】温性/辛
【帰経】肺脾
【効能】解表・散寒・理気・寛中・安胎・解毒
 ・ゾクゾク悪寒のある風邪のひき始めに
 ・胃の不快感、嘔吐、消化不良を解消
 ・気の巡りを良くする
 ・魚介類の解毒
 ・悪阻を和らげる
薬膳食典「食物性味表」より

ゾクゾクと悪寒のある風邪や嘔吐など、ちょっとした冷えから生じるダメージを解消するのはもちろん、胃腸の消化促進から食欲不振を無くしたり、イライラ鬱々モヤモヤの気の滞りダメージを改善してくれます。
冷えの解消や魚介の解毒はもちろん、悪阻を和らげてくれるので、ちょっとしたお助けマンの紫蘇は上手に食事に取り入れていきたいものです。

やっぱりこれに落ち着いてしまう

ソーダ割りがいちばんかな

鮮やかな赤色に癒され、爽やかな香りや味を求めて、暑い夏はどうしてもソーダ割りでシュワシュワしてしまってます。
渇き解消や喉越しの良さも然り、何よりもこの赤色が欲しくなってしまってます。
冷たい飲み物は夏には付きもの。キンキンに冷やしたビールはやっぱり飲みたくなっちゃいますもんね💦
何事もバランスが大事だと思うので、飲み過ぎ食べ過ぎにならないようちょうど良い加減でシュワっと涼をとっていきましょう!!



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