もう一度行きたい 石川・金沢
2024年1月1日に能登半島であのような地震が起こったことは
本当にショックでした。
地震により被災された皆さまには深くお見舞い申し上げます。
地震の影響を受けていないところまで、観光客の足が遠のいていますが
石川県応援のためにも観光に訪れようと考えている方も多いかも……
そんな方のご参考になればと思い書いております。
こちらは、コロナ禍の2020年6月に訪れたときのもので
そのため、人通りは少なかったです。
そして天気も雨……
でも、雨でしっとりとした古都・金沢もとても良かったです!
①金沢駅・金沢城辺り
和洋折衷型の一風変わったデザインが目を引きます。
上部の五彩のギヤマンがきれい。夜は美しく輝く(らしい)。
金沢城はその種類の多さや美しさから「石垣の博物館」と言われています。
一見の価値ありです。
当時の時節柄か、兼六園に人影もなく……小雨も降ってるし……
今となってはこんなに人がいない状況はレアかもしれません。
そのまましばらく歩くと石浦神社に着きます。
石浦神社は2200年前に建てられた金沢最古の神社です。
ここで一番お勧めなのは、かわいいお守りの数々!
色鮮やかなお守りや御朱印帳があって好きな色が選べます。
本当にどれもこれもかわいいです。
バスに乗ってひがし茶屋街へ。
金沢は主だった観光地へはバスで行けました。
バスの車窓から過ぎていく街並みを見るのもまた楽しいですよ。
②ひがし茶屋街辺り
ひがし茶屋街と川向こうの主計町は古い街並みがとてもきれいです。
昔ながらの古い建物も多く、タイムスリップしたような気分が味わえます。
国指定文化財の「志摩」では、お座敷などが見学できます。
この日は雨が降っていたので、庭の草木が雨に濡れてとてもきれいでした。
趣向を凝らした優美なつくりのこの建物の中にいると
ここでいろいろな想いが交錯したのだろうなと思います。
「ここが世界のすべてだった」という人生もあったかもしれないと
ふと思いました。
建物一階の「寒村庵」では、上生菓子と抹茶を楽しめます。
庭を眺めながら、ほっと一息。
ここではゆっくりと時間が流れます。
③白山辺り
白山市に入り、車を山の方へ走らせると大きな滝があります。
古くから霊山信仰の聖地として仰がれてきた白山。
その霊峰白山を御神体とする全国白山神社の総本宮が、ここ白山比咩神社です。
ここの杉並木は本当に見事です。
辺りの空気がしんと透き通っている感じがします。
そして古い杉の切り株から生えている新しい杉の芽。
一つの時代が終わり、新しい世代へとつながれていく様子を見ているようで
ちょうど人生の節目にあった私は、なんだかぐっと来ました。
④山中温泉
開湯1300年、山中温泉は静かな渓谷の温泉地です。
松尾芭蕉も愛してやまなかった温泉地で彼にちなんだ建物も残っています。
北陸新幹線が開通したら、加賀温泉駅もできるのでもっと便利になります!
⑤白山・那谷寺
天台宗白山三ヶ寺のひとつと言われる那谷寺。
自然に溶け込んだように本殿が建っています。
境内のあちらこちらの苔むした木々が美しいです。
⑥石川のおみやげ
石川に行ったら必ず買うべきはまず<九谷焼>!
これは買ってきたもののほんの一部ですが、このシリーズはお手頃価格で
きれいでかわいいものがたくさんあります!
自分へのお土産にもぜひ!
毎日がちょっと豊かになります。
いろんな窯のいろんな作品もありますから、ぜひ自分好みのものを見つけて
みてください。
そして、丸八製茶場の<献上加賀棒茶>。
これは茎の焙じ茶でとても芳ばしい香りがします。
このお茶がことのほか美味しく、家に帰ってからも飲みたくて探したのですが、石川以外では品川のエキュートにしかないようです。
オンラインでも買えますがちょっと送料が(>_<)
いつかもっといろんなところで買える日が来るのを祈ります。
<はちまんさん>
郷土玩具として古くから愛されるお人形です。
お菓子や小さな缶にもなっていますが、近江八幡宮でお守りとしても
売っています。
色によってご利益が違うのでいろいろ揃えるのも楽しいです。
もう一度行きたい石川・金沢。
自然や温泉、歴史的な街なみだけでなく、見どころ、グルメと楽しいこと
たくさんです。
近いうちにまたぜひ訪れたいと思います。
*美術館や千里ヶ浜、能登地方などの情報は以前のNoteに書いていますので
そちらもぜひ見てみてくださいね。
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