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こころのドア

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あうんの想いとことばが詰まった場所 いつでも鍵は開けてあります。 どなたさまも、どうぞご自由にお入りくださいね☺️
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24/7

24/7

車窓から差し込む西日がまぶしくて目を閉じた
瞼がほわりとあたたかい

短く切った前髪が風になびいている
今すぐ君に見せたいな なんて思いながら
私はオレンジを味わう

24/ 7  24/ 7 
いっしょにいられたらなぁ
24/ 7  24 / 7 
「またね」を握りしめなくてすむのに

ガタン ゴトン ガタン ゴトン
ガタン ゴトン ガタン ゴトン

ガタン ゴトン ガタン ゴトン
ガタン ゴト

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あえいうえおあお

あえいうえおあお

憂鬱な雨音で目覚めた朝
薄暗い部屋で私は伸びをする

黄色い靴下をはいてみた
お気に入りの白い傘はアンテナみたい

雨音が飛び跳ねてゆく
ひゅるりと耳元を抜ける風で笑顔になる

あえいうえおあお
楽しんでいきましょ

あえいうえおあお
一歩ずつゆきましょ

世界がどんなに混沌としていても
雨の月曜日でも

私の頭上に広がるのは
澄みきったあおです

私は知っている

私は知っている

私は知っている
満月が流した涙の匂いを

私は知っている
真昼の星のささやきを

私は知っている
耳元を吹き抜ける風のため息を

私は知っている
冷たく凛と立つ街灯のあたたかさを

私は知っている
あなたの歌声の味を

今ここにある全てが
私に語りかけていることを知っている

真っ白

真っ白

おはよう今日

雲ひとつない青空
真っ白な世界はあっという間に消えてしまいそう

昨日 心躍らせながらつけた足あとも
嘘みたいに全部

でもね 見えなくなるだけ
ただ 見えなくなるだけだよ
きっと

生きているとたまに自分がわからなくなることがある

私はだあれ?
本当は何をしたい?
私が生まれて来た意味ってなんだろう

ぐるぐるとした考えに巻き込まれて迷子になる

そんな時 神さまが
「あなたは

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デイジー

デイジー

枯れてゆく様って本当に美しい

木々も草花も人も
枯れてゆく姿にこそ
そのひとが現れるのだと思う

デイジーあなたが愛おしいよ
見せてくれてありがとう

私も美しく枯れてゆきたい
そんなことを思った朝

2022.01.02.

Love is......

Love is......

私が描きたいのはいつだって

"目には見えないけれど確かにここにあるモノ"

それに気付くきっかけを手渡すために
今日もつむぐ

きっとあなたはそれを愛と呼ぶんだろうな
とか考えながら

全ては私の中に
あなたの中に

この世界のいたるところに

I Know

I Know

僕たちはいつもたやすく
幻想と真実をすり替えてしまう

今目の前にあること以外確かなことなんてないのにね

頭の中で繰り返されることばより
今この瞬間感じることを信じてみようよ

すぐに答え合わせしたくなるけれど
それはまた後で

だって君の瞳の奥を見れば全部わかるから

きっとずっと前から知っている安心がここにある
もう気付いてるでしょ?

目の前に広がる青空のように
降りそそぐ朝日みたいに

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新月

新月

深く黒い空
見上げてもあなたはいない

必死で探したけど
やっぱり見つけられないや

どこかにいるのはわかってる 
わかってるよ だけど

そばにいたいな
横顔が見たいなぁ

少しでもいいから
触れていたいなぁ

私の弱さを優しく照らしてくれる ひかりに

すべてが愛おしいんだ
心細さも抱きしめられるよ 今なら

気づかせてくれてありがとう

私は今日も生きている  

私は今日も生きている  

今日もおひさまが眩しい  

ただ それだけで嬉しくなる  
ただ それだけで笑顔になる      

私は今日も生きている   

あったかいなぁ   

ただ それだけでいいんだよ

もしも私が器なら

もしも私が器なら

もしも私が器なら
好きな言葉で満たしたい

もしも私が器なら
好きな香りで満たしたい

もしも私が器なら
好きな音で満たしたい

一言
一滴
一音と

自分を好きで満たしたい

心のドアをノックしよう

心のドアをノックしよう

愚痴を言いたくなる時
不満をぶちまけたくたなる時
誰かに話しを聞いて欲しい時

吐き出せば一瞬 ほっとするかもしれない

「そうだね」
「あなたは間違ってないよ」と言ってもらえたら
わだかまりは一瞬 消えるかもしれない

だけどまた暫くすると湧き上がるモヤモヤ

もうきっと気付いてるでしょう?
賛同や共感や同調じゃ消すことは出来ないって

本当は誰に聞いてほしいの?
誰にわかってほしいんだろう?

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ねむりねこ

ねむりねこ

どうしてるかな?なんて思いを巡らすけれど
言葉を交わしたこともない僕らはただ一方的に
お互いを妄想するだけさ

記憶なんて曖昧なものだから
都合よく書き換えられてしまうしね

今となってはあの日キミは本当にここにいたんだろうか?って疑ってしまうくらいだよ

でもね 君の瞳の奥に見えた景色はよく覚えているんだ

いつか 本当の意味で出逢えたなら
その時の何が見えたのか話そう

それまでは ただ ひが

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