投資上のリスク
こんにちは、あぷるです。
日経平均3万円超え、ダウ、ナスダック最高値を更新!!
俄然メディアも目を覚ましたように、解説者が「バブルが来ます」「これからは日本株の時代です。日経平均○万円まで上昇します」などと仰るバリバリのポジショントークの人が増え、SNSでは個人投資家が何を根拠にするわけでもなく不安を煽る、と思えることが最近増えた。
なので、今の相場環境を踏まえたリスクについて考えました。
投資しない理由
私も含め個人投資家は「今は○○のリスクがあるから…」と言って投資を止めてしまう人が一定数いる。恐らく投資歴が長い人ほど共感できることと思う。正直、この考えズレている。このズレに関する考えは投資歴が長いヒトは理解して頂けると思う。常識的に、リスクがなくなることはないからです。ちなみに、最近良く聞くリスクとして、
・金融相場はバブル(だからいずれ下がる)
・実態経済と株価が乖離している
上記の2点をもう少し説明したい。
金融相場とは
金融相場とはなんでしょう。株式市場において、金融相場を言う時は、キャッシュが株式に対しロングポジションを持っている。つまり、資金がどんどん流れている状態。株式数は有限ですから、資金が流れると株式の価値(価格)は上昇する。
一方、バブル。過去言われる「バブル」から想像すると資金の総量が増えずに価格上昇していること。風船に例えると、
金融相場 → 水入り風船 (水は破裂後回収可能)
バブル → 空気入り風船(空気は破裂後回収不可能)
という事にしておきます。ここで空気としたのは、破裂したら風船に入っていた空気は回収できないから。水としたのは破裂した後に水はなんとか回収可能だからです。今回の起こっているバブルはそう言うことだと思っている。
ちなみに、過去のバブル崩壊時における原資(キャッシュ)は金融機関からの貸し出しでした。その債券に対する返済ができなくなり、不良債権化した。当時のバブルはそれが原因なのです。不良債権はまさに空気です。
バブルというリスクを評価する時、例えた風船が膨らみすぎると破裂する危険がある、とも考えることがdけいる。事実、過去何度かそういうことがあった。今は、過去と同一かどうかはお読みになった方が考えて見てください。それを考える、評価することで始めて「リスク」と呼べるのです。
実態経済とは
まず、株価とは将来の企業利益を現在価値に置き換えたもの。つまり、株価は今置かれている経済状況とは別物。当然、今の経済環境(実態経済)とは異なる。で株価を決定する要因は、
・企業利益
・期待値(将来などに対する)
以上の2点で決まる側面はあります。もう一つ重要な要因があり、それは需給です。極論ですが企業利益はイマイチでも、買いたい人が多ければ「株価」は淡々と上がっていく。ロビンフッダーが関わったゲームストップがそうです。なので、前述を以下に訂正します
【株価を決定する要因】
・企業利益 ・期待値 ・需給
では、実態経済とは一体何でしょう。わかりやすい指標としてGDP、需要を支える消費者のマインド(景況感指数)などがある。
また、既に述べた「現状と将来が同一ではない」ということに関し、大事なのことは実態経済を表す「現状」が起点となった将来を、自らが(または市場が)描けるか?ということ。仮に描けないのなら、乖離していると言ってよいと思う。
今、ワクチン接種が始まりました。今後社会がどのように変わっていくのでしょうか?乖離しているでしょうか?
投資はシンプル
そのことを『おかしい』と判断して投資しない。おかしな理由であるという説明は上述の通りです。
一方、値段だけで投資をする、と言う人もいます。しかし、それは長年割安なままに放置された銘柄。『安いから』という理由だけで買う。はたして投資の判断としてどうなんでしょう。安いモノは、安いなりの理由があり、価格が上がるには上がるなりの理由がある、と言うことです。
株式投資って、結局は大多数の人が評価しないと上がらない「仕組み」なので、マーケットの流れに逆らうのは間違っていると断言します。言いたいことは、
・良い判断できた銘柄を買いたい時に素直に買える
・良い判断した銘柄をホールドできるか
この2つに尽きると思っている。極めてシンプルなのです。今までこのやり方で失敗したことはない。私は考えすぎるので、なかなか保有する銘柄を決めることはできないので、「そういえばあの時に買った△△は上がったな…」と反省した時期があった。でも、今は「上がったんだ」ぐらいにしか思わないようになった。
もっと記事にしたいことはあるのですが、上述で概ね記事にできたのでこのぐらいにします。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。