第4回ビブリオバトル

今月のオーディオブック3選【第4回ビブリオバトル】

こんにちは、エンジニアのねっしーです。

令和一発目の社内ビブリオバトルを開催しました。発表してくれたのは3人、今回も個性的な作品が揃いました!

※前回のビブリオバトルのレポートはこちら👇

【エントリーNo.1 masumi】

紹介した作品:『イデア-idea-』
英語版わすれないでね。ボクのことを『The Little White Lie』
英語版あなたのそばに『Forever By Your Side』

この3作品はどれも「耳でみる絵本」というシリーズのもので、クラシックギターと朗読で構成された胎児期〜児童期を対象に制作されたものです。

普段周りの音に無意識に脳を使い疲れてしまうと感じたmasumiさんは、聴き入らないオトがないか調べていたところ、このシリーズに出会いました。「新生児はなにを聴くんだろう?」という単純な興味から作品を聴き始めたそうです。

このシリーズの特徴は、ギタリストの佐藤洋平さんの弾くギターと朗読を同時に楽しめること。普通のオーディオブックは基本的に無音なので、ストーリーとそれに合ったギターの音色を一緒に楽しむことで、自分の頭の中に絵本を思い浮かべることができます。私はサンプルをちょっと聴いただけでも、スッと心が休まるような眠気と安心感に包まれました...

また、英語版の2作品を選んだのは、内容が耳に入ってこないから(笑) 
切ない話や心に響く作品は聴き入ってしまうので、その点英語版はなにも考えなくて良くなるのでとても耳に心地いいんだそう。
でもその気持ち、自分も仕事中は日本語が入った音楽を聴くと集中できなくなるのですごい分かります...!

オトバンクは企業理念として「聞き入る文化」の創造を掲げていますが、時には聴き入らないオトを楽しみたいタイミングがあってもいいんじゃないかな?と考えさせられました。

【エントリーNo.2 まりあ】

紹介した作品:『鉄道員裏物語』

山の手線と京浜東北線の並行区間に感動してから電車が好きになったまりあさんは、電車や鉄道に関するオーディオブックがないか、audiobook.jpサイト内で検索していた時にこの作品に出会ったそう。ちなみに好きな電車は小田急線と新型の山手線だとか。

まず最初に「途中途中でマニアックな電車の話を挟むので、スルーしてください」と注意が。 そんなこと言わず、じっくり聴かせてほしいです(笑)

作品の内容は現役鉄道員が実際に体験したことを事細かに解説するというもの。「コインロッカーの忘れ物にはどんなものがあるのか?」や「日勤教育」など鉄道員しか知り得ない裏話などが満載で、普段なにげなく乗っている電車がより身近なものに感じれるかもしれません。

ただ、電車に乗りながらこの作品を聴くのは臨場感がありつつも「人身事故の後処理方法」や「痴漢」など若干生々しいところもあるのでご注意ください…

【エントリーNo.3 イトウ】

紹介した作品:『ハルさん』

おそらく社内で一番オーディオブックを聴いているだろう、イトウさんが満を持して発表してくださいました。(お忙しい中、ありがとうございます!)

今回イトウさんが選んだ作品はほのぼの系ミステリ作品。ミステリにも色々なジャンルがありますが、この作品は「人が死なない」「日常系」「ほのぼの」なのだそう。

物語の流れは、奥さんを亡くした人形作家のハルさんと、娘のふうちゃんを取り巻く日常の中のちょっとした出来事を、ハルさんの回想という形で思い起こしていく作品です。最後はおもわずウルッときてしまうシーンのため、あんまり外で聴かないほうがいいとか...。

この作品のおすすめポイントは、様々なキャラクターを演じ分けるナレーターさんの朗読。優しいお父さんのハルさんや、可愛いふうちゃん、太っちょの人形ギャラリーのおじさんなどの個性的なキャラクターを一人で演じ分けるのがとても面白いとのこと。

ミステリなのに誰も死なない、物騒な事件も起こらない、家でまったり聴くのに適しているおすすめの1作品です!

結果発表

今回は票がバラけて接戦でしたが、優勝者したのはイトウさんの紹介した『ハルさん』でした!おめでとうございます〜!

実はこの『ハルさん』という作品、過去にこのnoteでご紹介した作品なんです。まだ読んだことないよ、という方はぜひこちらも合わせて読んでみてはいかがでしょうか!

おまけ

毎回優勝賞品とは別に参加してくれた人にお菓子をプレゼントしているのですが、今回は令和初のビブリオバトルということで令和チロルチョコを用意させてもらいました。完全にウケ狙いでしたが、反応は良かったです(笑)

まとめ

これまでに計4回ビブリオバトルを開催してきましたが、聴こうと思った背景や楽しみ方が発表者によってみんな違っていて、そこを知れるのがこのイベントの楽しいところだなと思いました。

ユーザーのみなさんが普段どのように、どんな作品のオーディオブックを楽しんでいるかもとても興味がありますし、近々直接お伺いできるような機会が来るかもしれません!


今回の紹介作品:


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