《連続投稿453日目》コモディティ化を打ち破れ!
日経電子版の記事【橋本螺子 ネジ使う知育玩具、自由な発想育む わが社の一押し】は、ネジ製造販売会社が、自社の殻を破って、ネジとブロックを組み合わせて動物やロボットなど様々な立体を造形できる「ねじブロック」や、ねじを使って手指を訓練するリハビリ器具「ねじリハ」を開発する物語です。
確かに、ネジと言えば、差異化が難しく価格競争にさらされるコモディティ化の典型的な例かも知れません。
では、ネジのようにコモディティ化した商品を作っている会社は、どのようにしてその状況から脱却すれば良いのか?
この記事などを読むと、いくつかのヒントが浮かび上がってきます――
▶いかにしてコモディティ化を打ち破るか?
①『異分野で独自商品を開発』・・・例えばネジであれば、部品としてでは
なく、教育(知育玩具など)・医療(リハビリ器具など)などの異分野で
独自商品を開発する。
②『オープンイノベーション』・・・自社の技術リソースと掛け算できる
異分野を広く探し求める、その為の出会い。
③『チャレンジ精神』・・・新事業を創出するのだ、という全社一丸となった
チャレンジ精神の社風。
④『主役にする』・・・脇役的な自社製品を主役にするにはどうすれば良いか
という発想。
⑤『BtoCビジネスへの進出』・・・自社の技術リソースを生かして、直接
消費者に訴求する商品を開発する。
⑥『顧客接点』・・・コンテストを開催するなど、顧客接点を密にし、
消費者のインサイトに肉薄する。
こうしてみると、この記事のネジ製造販売会社は素晴らしいケーススタディーであり、参考になる点が多々ありそうです。
《当ページにご来訪いただき、ありがとうございました!》
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