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コロナで分かったIT化のベネフィット~ウィズコロナからアフターコロナに繋がるITの利便性~

 日経電子版の記事【コロナが変える不動産ビジネス 時間限定カギや時間貸し】では、新型コロナウイルスの感染拡大によって、不動産ビジネスの現場でスマートロックが活躍する状況がリポートされています。



 この記事から浮かび上がってくるのは、(例えばドアのカギ本体とスマートフォンなどからなる)物理的な鍵のないスマートロックという存在が、ウィズコロナの現場だけでなく、アフターコロナのシーンでも重宝されそうだ、という事ではないでしょうか。

 さっそく、記事などからそのベネフィットと使用例などを整理してみると――

▶スマートロックとウィズコロナ・アフターコロナ

ベネフィット・・・・・・・・・・・・ウィズコロナ・・・・・・・・・・・・アフターコロナ

非接触・・・・・・・・・リアルな鍵の受け渡しが不要・・・・・Bluetooth通信などで
                        ハンズフリーに

非対面・・・・・・鍵の絡む契約等を直接対面せずに・・・・部屋の鍵を預けたり等
           実現できる        を直接会わずに実現

時間限定・・・・時間限定のパスワードによって・・・・・・賃貸契約の前に深夜・
       入室・入場制限など      早朝の周辺環境を知りたい

セキュリティー・・・客に鍵を渡して単独で・・・・・・・開錠履歴やリモート監視
      内覧してもらうようなリスクがない  オートロック機能

シェアリング・・・・・・実物の鍵がないので・・・・・・・・・  (同左)
          シェアリングに最適

鍵の紛失がない・・・鍵を無くしてカギ本体を・・・・・・  (同左)
        付け替えるような必要がない



 スマートロックにも、電池切れ・通信不良・ソフトの不具合などのリスクはありえますが、その利便性、快適なUX(ユーザーエクスペリエンス)には大きなポテンシャルがあり、その事が、コロナを契機に周知されるようになるかも知れません。

 カギとハンコが不動産取引の2大ボトルネックだとすれば、スマートロックは、少なくともその一方のソリューションになっています。

 コロナを機に、スマートロック以外にも様々なシーンで、IT化・デジタル化・オンライン化のベネフィットがクローズアップされその普及が加速されるかも知れません。




(付記:2020年5月19日、皆様のおかげをもちまして、noteへの連続投稿が500日を達成できましたことに、改めてお礼を申し上げます。下記の拙稿で振り返りをしています。




連続投稿512日目。
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