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《連続投稿562日目》顧客接点としてのCEO~Zoomのウェビナー「エリックに何でも聞いて」に学ぶ~
日経電子版の記事【Zoom、危機対策の「CEOに聞いて」を月1で継続】では、3月下旬に露呈したセキュリティー問題(ズーム爆弾・暗号化技術に関する説明の不備など)を、「(記事より)「90日間(3カ月)は安全性対策に集中すること」と「CEOによる進ちょく説明」」で乗り越えたZoomがリポートされています。前者は当然として、後者のウェビナー「エリックに何でも聞いて」にはどんなポテンシャルがあったのでしょうか。
企業にとって顧客との対話の場、顧客からのフィードバックを吸収し、企業からの情報を発信する『顧客接点』のシステムは、企業の成長に不可欠のエコシステムと言えます。
記事の事例は、その『顧客接点』の一つに企業のCEO自らがなる、というもので、そこにはどんなポテンシャルがあるのでしょうか――
▶『顧客接点』としてのCEOのポテンシャル
① 経営トップが対話の当事者であることで、対話の重み、信頼性・
実効性・スピード感・本気度といったものが各段に高まる。
② ①によって、すべてをオープンにして顧客の声を聞く姿勢が強化され、
経営上の危機が発生した状況での危機管理がポジティブに進捗する。
③ また、普段からCEOが直接対話に臨むことで、危機が起きる前の
段階でのリスク発見⇨除去に繋がる。
④ CEOが直接ユーザーと繋がる事で得られる知見は、所謂『裸の王様』化
を予防し、また、経営の修正のための貴重な判断材料となる。
⑤ ユーザーとしても、一担当者を相手にしている時と違い、真に企業
そのものを相手にしている張り合いがあり、その結果、貴重なフィード
バックが飛び出すポテンシャルが高まる。
⑥ これ以上ないと言ってよい貴重なプロモーションの場である。
⑦ CEO自らが登場する事で、ブランドイメージの形成に直結する。
など
『顧客接点』としてのCEOは、きわめてポテンシャルが高く、ウェビナーなど様々な形態でのCEOの露出は今後高まっていく、いや、高めていくべきではないでしょうか。
《当ページにご来訪いただき、ありがとうございました!》
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