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《連続投稿451日目》生まれ変わる農業~6次産業化のポテンシャル~

 日経電子版の記事【長野のそば栽培のかまくらや、初のそば店を開業】では、安曇野地区の耕作放棄地などを再生して「そば」を栽培し、直営そば店や「そば」を使った独自商品を販売する店舗を運営する「かまくらや」(長野県松本市)がリポートされています。



 この記事の事例は、農業などの第1次産業が、食品加工などの第2次産業、そして、食品販売・外食などの第3次産業も兼営する『6次産業』の事業展開の好例、ケーススタディーだと思います。

 そもそも、農業が6次産業化することには、耕作放棄地や生産性の低い農地も活用しながらも⇨第2次産業や第3次産業で発生する付加価値も得ることで⇨経営を回していく、という意味があります。

▶ 農業の6次産業化
 =第1次産業+第2次産業+第3次産業
 =1+2+3
 =付加価値の吸収



 しかし、この記事を読むと、そこには、「そば」というものへの深いこだわりがあり、単なる足し算ではないポテンシャル、第1次産業から第3次産業まで一貫したこだわりを持って、最終的な顧客、消費者に最良のモノを届けよう、というBtoCの精神が貫かれているのが分かります。
 農業再生のための一つの施策としての6次産業化のポテンシャルが感じられる記事でした。

▶ 農業の6次産業化のポテンシャル
 =
第1次産業✖第2次産業✖第3次産業
 =1✖2✖3
 =
消費者に最良のモノを届けようというBtoCの精神




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