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《連続投稿456日目》『宅トレ』急拡大に見るコロナ後の世界

 日経電子版の記事【広がる「宅トレ」需要、オンライン教室盛況 コロナで拍車】では、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、オンライン動画や関連グッズを使って自宅で手軽にできるトレーニングが活況な状況がリポートされています。



 さっそく、記事などから、消費者にとっての『宅トレ』のベネフィットをピックアップしてみると――

▶『宅トレ』のベネフィット

① 比較的リーズナブルな料金で出来る。

② 自宅でも出来る(時間をかけて遠くまで行かなくて良い・近くに
 スポーツジム等がない)。

③ 身近なモノ・関連グッズを使って出来る。

④ 手軽に運動不足を解消出来る。

⑤ 遊び感覚ストレス解消出来る。

⑥ チャットで気軽に質問出来る。

⑦ 人気選手から教わることが出来る。

⑧ いつでも自分の都合のいい時間に出来る。

               など



 こうしてみると、『宅トレ』のUX(ユーザーエクスペリエンス)は、リーズナブル・自宅・チャット・有名人・時間など、文字通りオンラインならではのベネフィットに満たされていることが分かります。

 そもそも、「運動不足は気になるが、ジムに行くほどではない」というインサイトが昔から存在しているのであり、オンラインでのトレーニングはその格好のソリューションな訳です。

 つまり、今『宅トレ』の世界で起きている事は、もともとあった需要が、コロナの問題で脚光を浴び、一気にメジャー化しつつあるのだと考えられます。



 コロナによって、単にコロナ対策としてだけではない、より普遍的なポテンシャルを持った消費が起きてくる、それによってコロナ後の世界が今までとは違ったものになっていく、そんな事を垣間見せてくれた記事でした。




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