何度も行くお店と、行かないお店の違いって? 東京ベトナミーズ巡礼
この世の飲食店には、大きく2つの種類があると思います。
それは「何度も行くお店」と「一回ぽっきりのお店」。
「もうここは行かない!」と激しく後悔したり、「素敵なお店見つけられてたなぁ」と喜びを噛み締めたり。その時の感情に左右されているところも、みなさんはどんな判断基準でその選択をしているのでしょうか?
今回は私がベトナム料理店でどんなジャッジをしているのか言語化してみようと思います。
[私のベトナム料理店の判断基準]
その1:メニューの美味しさはバインセオとフォーで判断。
週1回のペースでベトナム料理を食べている私ですが、幼い子供がいるためランチタイムで行くことも少なくありません。本来ならディナーで創意工夫したメニューを思う存分食べたいですが、なかなかそうも行きません。そんな背景もあって、ランチでも比較的食べられる[フォー]と[バインセオ]を定点観測し、そのお店の特徴をチェックします。
[フォー]の場合はポピュラーな牛肉のフォーをセレクトすることが多いですが、フォンの味わいがすっきりしているかとか化学調味料の風味とか確かめてしまいます。具材もシンプルだし味わいの優しいフォーは手抜きすると、結構わかりやすく出てきます。
[バインセオ]の場合は、本当の多種多様。パリパリ感も異なれば食材も個性が出てきます。またサイドに付く葉っぱも重要なチェックポイントです。
その2:ハーブの量と、ライムのサイズ。
ベトナム料理に欠かせないのが、パクチーやディル、シソなどのハーブ類。ハーブを食べるためにベトナム料理があると言っても過言ではないぐらい、むしゃむしゃとハーブが楽しめる料理です。だから、そのハーブの量がケチられていたり、サニーレタスとかに置換されていると「おおおおおぉ、、」と悲しくなってしまいます。
同じように、ベトナム料理は爽やかなライムがないと始まりません。フォーやブンにライムを思いっきり絞ることで、果汁の酸味とハーブの香りが最高にマッチしてくれるんです。だから、ライムが串切りで薄い薄い薄い!状態になっていると、ベトナム料理の魅力が半減されてしまうので、私ももう行きません(笑)。
その3:無添加、無化学調味料はやっぱり美味しい。
ベトナム料理は世界の中でも有数の添加物利用大国だそうです。味がやさしいベトナム料理は、ダイレクトに添加物の味わいが感じられてしまいスープを飲み干すことができないことも。だから私は、無添加無化調と言われるとつい心が動いてしまいます。
その4:”驚き”があるとやっぱりリピートしてしまう。
自分では想像もつかないような組み合わせ、味付けに出合うと、さすが!と思って興奮し誰かに伝えたくなります。話題になるお店って、その提案力がナチュラルで奇をてらっていないんですよね。自然体で驚かせてくれます。
そういうお店は何度も行きたくなってしまいます。
みなさんがよく行くお店の特徴ってなんでしょうか?
何にときめいて、何が決め手になったのか、ぜひ教えてください。
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