見出し画像

子供でもわかる資本主義の本質

「優しいお金の話」 ここでは中学生でも理解できるように分かりやすいお話になっているので、是非自分のお子さんにもシェアしてほしいと思います。話し言葉の方が頭に入りやすいと聞いたので、話し言葉で失礼します。

コロナ禍になってから「起業」ブームがきて、現在では起業する人が多くなってきました。若者でも「学生起業」っていうくらいなので、起業や経営に興味を持つ若者も少しずつ増えています。しかし、多くの日本人は起業に対してまだまだ消極的な考え方です。

そもそもなぜ起業するのか。
僕からすると、日本で生きていくなら起業しないといけないと考えています。理由は、このまま生きていても明るい未来はないからです。

今目の前にいる上司が自分の未来です。それを考えると、会社員で生きていくことが、起業よりもリスクな事だと思います。
副業(複業)でもいいと思います。会社の給料とは別の収入を得ることが自分の生活豊かにするために必要な事だと考えています。

経営者になるメリットは色々ありますが、今回は「税金」についてお話ししたいと思います。

日本は「税金大国」です。
皆さんは20代の僕よりも税金の知識はあって当たり前で、釈迦に説法で申し訳ないんですが、、、

所得税5〜45%
住民税10%
相続税・贈与税 最大55%
法人税15%
消費税10%
CG(キャピタルゲイン)税20%
出国税15%

これだけでもすごい量の税金ですね。
皆さんは日本の税金の重さを本当に理解していますか?
ただ、挑戦する人には優しい仕組みになっているんです。
具体的に事例を紹介します。

事例1:
○会社員
年収1,000万円
分かりやすいように半分が税金だとします。
500万円手取りです。(可処分所得)

○経営者
同じ1,000万円で株を売却しました。
CG税は20%です。
800万円が手元に残ります。300万円増。

事例2:
貴方の月収は30万円です。
この30万円の価値はいくらですか?
当たり前に30万円です。
今度は、貴方は毎月同じ30万円の利益を生み出す会社の経営者です。
毎月30万円刷ってくれるプリンター(会社)を貴方はいくらで売りますか?
30万円で売りますか?
売らないですよね?
エバリュエーションで5年とか見積もって1800万円とかで売れるはずです。

これが経営者のメリットです。
もちろん他にも沢山のメリットがあります。

これだけ税金がありますが、行動する人が得するような仕組みになっているということを理解してほしいと思います。

サラリーマンはとことん損をする仕組みになっています。
ただ、経営者や投資家の人たちにとっては得するような仕組みです。
皆さんはどちらがいいですか?
サラリーマンor経営者

これが資本主義の本質です。
資本主義とは、無知であることと、愚かであることに、罰金を科す社会のことです。

考えてみれば、日本の教育システムも、大量の優秀なサラリーマンを生産するように作られていますね。
勤勉なサラリーマンとして何も疑問を持たず、大人しく会社に就職し、社内で認められていく自分に満足し、サラリーマン階層の中で少しずつ昇進していく自分に次第に気持ち良くなっていく。そして気づいたら40代を迎えて、捨てることは惜しく思える”ほどほどの待遇”で牙はとっくに抜かれている。サラリーマンとして成功すればするほど、転職したり、脱サラして起業したり、そんなリスクは追いたくなくなる構造の中で手足をからめとられる。かくして、極めて優秀な特徴を生まれつき持った人も、”サラリーマン”として人生を終えることになる。

こういう話を子どもにしないといけないんですが、ほとんどの親や学校の先生は、未だにこういう事を分かっていないようです。

あと、出国税を知らない人が多いんですが、出国税とは、1億円以上の有価証券を持っている人(株式所有者)が主に対象で、国外転出後に株式を売却することによってCG税を逃れることを防ぐためのものです。
(シンガポールや香港、ドバイはCG税が非課税なので)

知らないってだけで、追徴課税で生活破綻に追い込まれる人もいます。
当然破綻する人もいます。
税金は無知の罰金です。

今後急速に税制が変化していきます。
退職金に課税するとか、所得税、消費税、法人税の増税など。
いつもと同じように過ごしていれば確実に所得は減ります。
去年よりも所得は減ります。
だから会社員だけではリスクなんです。

性別や年齢などは関係ありません。
KFC(ケンタッキー)の創業者であるカーネル・サンダースは65歳でKFCを創業しました。これで言い訳はできませんね。笑

ということで今回は「そろそろ腹くくらないと取り返しのつかないことになりますよ」といういうお話でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?