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「くだらないこと」をデザイナー視点で掘りさげる。年賀状、カウンタースタイル。緊張する、心の師匠。

もんじゃで発酵。新年会と称し、もんじゃ屋にデザイナーさんとコーダーさんの三人でいってきました。色々とおしゃべりしました。

フィーについてのトーク。規模大き過ぎ、予算が莫大な案件。こういった話しが転がり込んでくると、喜びの前に、ヴーヴーと危険警報が鳴ります。過去、バンザイしながらホイホイと受注し、途方も無い拘束と制約の多さに、ウンギャー! となった記憶がございます。

深呼吸し、考えるんだ。この話しは、本当のところ、どうなんだ? 直感! 直感!

ラストオーダー、どうでしょう? 仕事できる風のお姉さんに聞かれ、メニューを見て考える。そばめしなんか、締めにおすすめですよ。3名様で分けられますし。選択時間を与えようとしないのか。飯物でこいっていうのか。じゃあ、ガーリックホイル焼きで!

たくさんのにんにく、胃の中はいる。おうちに帰り、放屁する。その臭いで、目が覚める。

わりと覚醒しました。

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相乗したい。どんな場で、どんな風に接するか。シーンの力を重ね合わせることで、印象はもっともっと上がっていくと思うのです。

人やロゴ、デザインもしかり。天気の良い空、舞い上がる凧、見上げる親子をみて、そんな風に思いました。

ブリブリな服を着た女の子は、原宿が似合うのです。ススッとした服を着た女性は、代官山が似合うのです。外国人が好きな人は、六本木に行きましょう。

六本木。金曜夜。地下鉄の階段を上がる女性の群れ。服面積に反する、ハイなテンション。素敵な夜を。最高な夜を。

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さて、note書き初め。

「2019年の抱負」は、前回noteに書いたので、今回は「noteの『note書き初め』」といこう。「本年、noteをどのような方向性で書いていくか」に的を絞る。

原点を振り返る。私のメインコンテンツでもある、「日常でデザインを拡げる雑文集」。これは、

「日常」で起きる、“当たり前の出来事”“本来どうでもいいこと”を、デザイナー視点・思考でムダに掘りさげ、「エッセイ」という形で言葉に起こす。

それを読んだ人は、各々の中で「なんか、いいな。」という“気づき”があり、「より豊かな日常」を送っていただけるようになる。

……というのが本来のコンセプトだ。

さて、2018年。自分の雑文集マガジンをざざっと読み返してみると。ちょいと、“ビジネス視点・啓発系”に寄り過ぎていたかもしれない。つまり、あんま“どうでもいいこと”じゃなくなっちゃってる!

な・の・で、note書き初めとして。2019年、私のnoteの方向性は、上記の原点・コンセプトに立ちもどり、より「日常視点」「くだらないこと」をデザイナー視点で掘りさげ、書いていきます。改めて、よろしこ!

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という感じで、2019年が始まったわけなんですけど、みなさん、いかがお過ごしでしょうか??

私、年始で変わったことがありまして。年賀状を「カウンタースタイル」にしました。

「カウンタースタイル」ってなんぞや? これは、「送っていただいた方のみに、年賀状を送る(返す)」というシステムです。あ、勝手に名づけました。

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紙を愛するグラフィックデザイナー”として、けっこう悩むんですけど、今まで、「自分が送りたい人、全員に、自分から送る」というスタイルをとっていたのですが、これがやはり量が多い……。

また、自分のポリシーとして、「年賀状を送るのであれば、手書きの一筆を必ずいれる」というのがありまして。年賀状は、“印刷して完成”じゃなくて、「送り手本人による、手書きの一言があって、はじめて完成」と考えているのです。

つまり、「送りたい人全員に向け、手書き文を入れて、送る」を毎年やっていた。物理的な時間がめっちゃかかるっすよ。大変っすよ。

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さらに、リアルな話し、「おいおい、永井に出すつもりなかったけど、届いちゃったよ、返さなきゃじゃん〜」と思う人もいる気がして、それはそれで、相手の仕事を増やしちゃってるなぁ……というモヤモヤも。

で、「カウンタースタイル」にしたわけです。

ここまで読むと、ややネガティブ気味ですけんど、ポジティブ要素もございます。

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「カウンタースタイル」のいいこと。「いただいた年賀状のメッセージに対し、返答ができる = 会話ができる」ってとこですね。

・ 元気ですか? とくれば、元気です! と返す。
・ 子が生まれました! とくれば、おめでとう! と返す。
・ 私の近況は○○です! とくれば、私の近況は□□です!  と返す。

ワンターンにはなるけども、年賀状を通して、「自筆の会話」が生まれる。お互い、「相手1人のことだけ」を思い、頭で考えながら、文字を書く。そういった時間を取る。日常にはなかなかない機会。いいじゃない!

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さて、そんなこんなで挨拶文を書いていると、「書くだけで緊張する相手」がいることに気がつきます。

私の場合、1人が、「前職の社長」。1人が、「独立当時から付き合いのあるクライアントさん」。どちらも、心の師匠。

共通点は、「本気で叱ってくれたことがある」ことですね。間違いなく、それで大きく成長できた。

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「叱られる」ってことは、「その段階で、自分が至ってない事実を指摘してくれる」こと。叱るには、熱量が必要だし、どうでもいい相手なら、見て見ぬふりをした方が、叱るより何倍も楽。

そこを、わざわざ、時間と感情を使ってまで、本気で叱ってくれた。いやはや、師匠だな〜。

これ、覚えていた方がいいんですけど(何回か同じこと語ってるんですけど)、「自分が飛躍的に成長したい」のであれば、「その年齢の時、こうなっていたいな、と心から思える人と接する、同じ空気を吸う」のが一番はやい!

ただし、「心の師匠」に成り得る人ってのは、当然人気なわけで、希望者も多い。だからこそ、「そばにいさせてくれる理由」を持っておくこと、準備しておくことが必要なんですね。

それは、“素直さ・謙虚さ”であったり、“サポートできる技術的”なものだったり! 師匠によって、“求めるもの”も変わってくる! 考えてみよう! うし、オレも考えちゃうよ!

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よーし、適度な緊張感を生かして、2019年、クソくっだらねぇー文章書いていくぞ! わりと気づき、学びも多いぞ! 楽しめる要素を先にもってくる。これぞ、エンターテインメント。

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と、現在。先ほど「カウンタースタイル」の年賀状を出し終わった、渋谷郵便局近くのマックに入り、この文章を打ち込んでいるわけです。

左席には、金髪と茶髪のあんちゃん。右席には、あきらかに外から持ち込んできたコンビニ菓子を食べまくっている4名の外国人男性。そこに挟まれる、僕ちゃん。

オセロだ、オセロ。髪染めながら、コンビニ菓子たべてやろーかぁ! えぇ!

……旧年中は大変お世話になりました。本年も何卒、宜しくお願い申し上げます。

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