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「笑いの養成所」に入学しました。「グラフィックデザイナー × 芸人」の掛け算。「テレビとネット」の“笑い”のちがい。“YouTube動画”をはじめた理由。

noteのみなさま! いつもありがとうございます。永井弘人(アトオシ)です。さて、5月後半。大事なお知らせが、大きく“3つ”あります。

◎ 令和元年、「大事なお知らせ“3つ”」。

・01. 「笑いの養成所」に入学、「芸人」になる理由。
・02. デザイン入門書「
デザイナーになる!」発刊メッセージ。
・03.
Webサイトリニューアル、「私の仕事」ついて。


どれもこれも“ただの告知”じゃなーくーてー、noteとしての醍醐味を感じられる“作品”にしますわよ。今回は、お知らせ第一弾。「笑いの養成所」に入学しました。

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■ なぜ、「笑いの養成所」に入学したか?



先に申し上げると、「笑いの養成所(学校)」は、「ワタナベエンターテインメント」グループの「ワタナベコメディスクール」です。

え? なんで、現役の「プロのグラフィックデザイナー」が「プロの芸人」を目指すか? って??

それはですね……私のモットー「日常とデザインを拡げる。」 = 「“デザイナーではない人”に、笑いをからめて、デザインを伝える。」をより明確な形にするためです。

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2011年に独立してから。上記のために、いろいろとやってきました。雑文や小説の発信、デザイン書の執筆・出版、講演会やトーク出演、デザイン展の企画、M-1グランプリ出場……。

どれも、大〜小コツコツとした結果は出る。しかし、世の“デザイナーではない人”に満足いくほど届いたか? というと、まだまだ。

その原因はなにか? 今一度、考えてみました。

◎ 「世にデザインを伝える」レベルが満足いっていない理由。

・ 「影響力・発信力」がたりない。
・ 「効果的な発信」ができていない。
・ 「“笑い”の力がプロ」レベルではない。


つまり、今後、より力強く、「世にデザインを伝える」には、

◎ 今後、より力強く、「世にデザインを伝える」には?

・ より「影響力・発信力」をつける。
・ より「効果的な発信」を行う。
・ 「“笑い”の力をプロ」レベルにする。


……この3点が必要、という結論にいたりました。

もちろん、今までも意識してきました。でも、現時点で満足いくレベルに達していない。

ならば。「今までにない、攻め」をする。その答えが、「“笑い”の養成所に入学し、『プロの芸人』になる」です。

もちろん、「デザイナー」は続けます。目的が「世にデザインを伝えること」なので、当然です!

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■ 「デザイナー」前に、「芸人」を目指していた。



……こんな声が聞こえてきます。

「芸人なめんな!」

なめてません。むしろ、めちゃくちゃ尊敬しています。

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「デザイナー」になる前。中学生。デザイナーの“デ”の字も頭になかった時期。私は「芸人」を夢みていました。

当時はまだすくなかった、漫才・コントのネタ番組。ゴールデンタイムにはやってなく、深夜番組。ビデオに録って、自分なりに研究して、ネタを書いていた。

コンビになってくれる相方探しのため、周囲の友人に声をかけた。だけど、誰からも相手にされなかった。

その時は、芸人になるなら、“絶対コンビ”という考えのため、“コンビが組めない = 芸人を目指さない”……に執着し、夢をふせました。

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その後、二次元の女の子にズブズブハマり、漫画を描き、イラストを描き、“ものづくり”の面白さに目覚め、”人に喜んでもらう”楽しさを知り、「デザイナー」への一歩を踏み込みました。ちょうど20歳ぐらい。

それから、15年経ったいま。(中学からだと20年か!)

僕はいま、「芸人」を目指している。

いや、「プロのデザイナー」×「プロの芸人」という掛け算を現実化しようとしている。

「エンタメ」として、たのしく、おもしろく、ちからづよく、「世にデザインを伝える」ために。

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■ 「エンタメ」として、「世にデザインを伝える」ためには? 「テレビ」と「ネット」の“笑い”のちがい。


上記にて、「芸人」になるのが“目的・ゴール”ではなく、「エンタメ」として「世にデザインを伝える」のが“目的・ゴール”とお伝えしました。

それでは、“目的を形にする”ために、自発的になにを意識すべきか? 「テレビ」と「ネット」を同時に意識する。これです。

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これ、世代別の感覚なのですが、「YouTuber」の方々がいるじゃないですか。

で、「30代以降の世代」からすると「YouTuber・ネット発」って「言葉」だけて「拒否反応 = 見る気・聴く気を起こさない」感覚があります。(もちろん、人によりますが!)この理由は、テレビを中心に育ってきた「テレビ世代」だからです。

逆に。

「10代〜20代頭の方々」からすると、ネットで活躍していない・ネットにあがっていない・ネットで話題になっていない「テレビ・舞台中心の芸人・タレント」については、「興味を持たない = 見る気・聴く気を起こさない」感覚があるかと。(もちろん、人によりますが!)

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「YouTuber」の“面白さ”がわかんない! 「テレビで活躍する芸人」の方が”面白い”じゃん!!

…なんて声をきいたことがありませんか?(その逆も然り)

デザイン思考で考えてみました。と、「YouTuber」と「芸人」は“面白さ”の「質」が異なるんじゃないかと。

「芸人」はプロ。舞台で、お客さんに見ていただくための話術・演技を磨いて、見せるネタ。トーク。

「YouTuber」は、究極の内輪。例えば、「学校クラスの仲がいい友人が、バカやっている姿に笑う」こと。これって、「プロの芸に笑う」こと、とは別ですよね。

「内輪で起きる笑い」の「爆笑度合い」は、「親近度合い」によって変化する。

つまり、「YouTuber = “身近な人”がやる面白さ」「芸人 = “プロ職人”としての面白さ」ってな感じに、そもそも「面白さの質 = 見る人が求める面白さ」がちがう。(もちろん、重なるところもあります!)

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で、私が考える「世にデザインを伝える」の「世の人」とは、「10代〜30代以降」すべて視野にいれています。だって、“一部”じゃなくて「世の中」だもん。

だから、「ネット ←→ テレビ」を同時に意識して、同時に発信していく必要がある、と考えているんです。

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■ 「YouTube動画」をはじめた理由!



先日、YouTubeをはじめました。その名は「日常とデザインを拡げる。」チャンネル。本note「日常とデザインを拡げる雑文集。」マガジンの動画版です!

まだまだウンチみたいな再生数ですが……はじめた理由は3つあります。メインは上記、「ネット発を求める」世代に向け、

◎ 「YouTube動画」を始めた理由!

・ “文章を読まない方々”に向け、「動画でデザインを伝える」。
・ 「効果的に“発信者の顔”」を見せて、認知・印象づける。
・ 「しゃべり技術」を身につけて、芸に生かす。

……でございます。

再生時間は“2〜3分”でおさえて、あくまでも“興味をもつ間口”として、気軽に、カジュアルに見れるボリュームで。見終わった後、「なるほど、役立った!」と思える内容に。

あと、“発信者の顔”が見えると、”安心感”につながったり、“聴く気・見る気”になるなんてことも。これまた、いずれも、「世にデザインを伝える」っちゅーモットーが軸です!

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■ noteを見ている方、「デザイナーを目指す方」へのメッセージ。


あらためて、御礼を言わせてください。

数々のインフルエンサーやらネット上の超有名人によるパンチ力ある発信をかいくぐり、私のくだらない(いい意味で)発信に、いつも“いいね”を押してくれる方。私を“フォロー”してくれた方。

みなさまが「いい」と感じる「センス」は最高で、「先見の明」があり、だからこそ、その「センス・先見の明」に自信をもって、生かして、みなさま“自身のやりたいこと”を形にしていただく。

僕はちょっとでも、そんな意識の流れがつくれたら本望です。ええ、勝手に言ってます。でも、大きな力のひとつです。

そして、これを発信する場を用意してくれるnote、noteの皆さんにも心から感謝。

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芸の道は、デザインの道よりも厳しいかもしれない。

けれど、プロの芸人になることで、日ごろ伝えている「デザイン思考」が、デザイン業界のみならず、他業界・他分野にも応用がきく証明にもなる。

直接的、間接的。みなさまから日ごろからいただいている応援や励み。感謝の念をいだきつつ、前に進みます。

すでに養成所にて「笑いの授業」ははじまっています。クラスでは“最年長”。デザイン業界では形ある結果を自分なりに残してきましたが、笑いの世界ではゼロです。ゼロからスタートです。

最高です。

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日本っちゅー国は、挑戦しようと思えば挑戦できる、最高の環境だと思います。

僕は、「いままでのデザイナーがやっていない形(= “笑い”を絡める)」、また、今まで、あまり意識されなかった、「“デザイナーではない人”に、デザインを伝えること」に注力します。

僕の考える「デザイン」。今現在の答え。

「プロのデザイナー」が「プロの芸人」になって、笑い・発信力を武器に、世の人にデザインを伝える。

これだ。

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今後。

いま、自分がもっている、「デザイン思考、デザインのノウハウ・ハウツー技術」などはすべて、noteTwitterYouTubeKindle出版書籍などを通して、公開していきます。出し惜しみなぞしない。

けっきょくは、我欲よりも貢献、「人に喜んでもらおう」という、本心や心意気のパワーのほうがツヨイし、“長い目”でみて、いい結果をもたらすんだ。

それが、“実り”ってやつじゃ!

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いま、「デザイナーを目指す人」、「デザインの力をつけたい人」。

マジで応援しています。

自分が「プロのデザイナー」になるまでに。

キツイこと、涙したことなんか、何回も何回もあったけど、クライアントさんから「最高のデザイン、ありがとうございます!」なんて、一言もらった日には、つかれなんかふっとぶし、あぁ、生まれてきてよかったんだ。って思えるよ。オレは思ったよ。

自分を信じて、突き進んでください。

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最後に。

今年、都内のどこかで、養成所主催、芸のライブをやると思います。私の出演時間は2〜3分かもしれません。(芸名は「アトオシ」、ピン芸でやる予定です)

もし、興味があり、ご都合があえば、のぞいてみてください。本noteでも告知する予定です。

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これからも、力強く走りましょう。並走しましょう。

自身の「目的・ゴール」を形にしましょう。それが「デザイン」です!!

ドン!!!!!


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最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!!

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