「笑いの養成所」に入学しました。「グラフィックデザイナー × 芸人」の掛け算。「テレビとネット」の“笑い”のちがい。“YouTube動画”をはじめた理由。
noteのみなさま! いつもありがとうございます。永井弘人(アトオシ)です。さて、5月後半。大事なお知らせが、大きく“3つ”あります。
どれもこれも“ただの告知”じゃなーくーてー、noteとしての醍醐味を感じられる“作品”にしますわよ。今回は、お知らせ第一弾。「笑いの養成所」に入学しました。
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■ なぜ、「笑いの養成所」に入学したか?
先に申し上げると、「笑いの養成所(学校)」は、「ワタナベエンターテインメント」グループの「ワタナベコメディスクール」です。
え? なんで、現役の「プロのグラフィックデザイナー」が「プロの芸人」を目指すか? って??
それはですね……私のモットー「日常とデザインを拡げる。」 = 「“デザイナーではない人”に、笑いをからめて、デザインを伝える。」をより明確な形にするためです。
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2011年に独立してから。上記のために、いろいろとやってきました。雑文や小説の発信、デザイン書の執筆・出版、講演会やトーク出演、デザイン展の企画、M-1グランプリ出場……。
どれも、大〜小コツコツとした結果は出る。しかし、世の“デザイナーではない人”に満足いくほど届いたか? というと、まだまだ。
その原因はなにか? 今一度、考えてみました。
つまり、今後、より力強く、「世にデザインを伝える」には、
……この3点が必要、という結論にいたりました。
もちろん、今までも意識してきました。でも、現時点で満足いくレベルに達していない。
ならば。「今までにない、攻め」をする。その答えが、「“笑い”の養成所に入学し、『プロの芸人』になる」です。
もちろん、「デザイナー」は続けます。目的が「世にデザインを伝えること」なので、当然です!
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■ 「デザイナー」前に、「芸人」を目指していた。
……こんな声が聞こえてきます。
なめてません。むしろ、めちゃくちゃ尊敬しています。
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「デザイナー」になる前。中学生。デザイナーの“デ”の字も頭になかった時期。私は「芸人」を夢みていました。
当時はまだすくなかった、漫才・コントのネタ番組。ゴールデンタイムにはやってなく、深夜番組。ビデオに録って、自分なりに研究して、ネタを書いていた。
コンビになってくれる相方探しのため、周囲の友人に声をかけた。だけど、誰からも相手にされなかった。
その時は、芸人になるなら、“絶対コンビ”という考えのため、“コンビが組めない = 芸人を目指さない”……に執着し、夢をふせました。
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その後、二次元の女の子にズブズブハマり、漫画を描き、イラストを描き、“ものづくり”の面白さに目覚め、”人に喜んでもらう”楽しさを知り、「デザイナー」への一歩を踏み込みました。ちょうど20歳ぐらい。
それから、15年経ったいま。(中学からだと20年か!)
僕はいま、「芸人」を目指している。
いや、「プロのデザイナー」×「プロの芸人」という掛け算を現実化しようとしている。
「エンタメ」として、たのしく、おもしろく、ちからづよく、「世にデザインを伝える」ために。
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■ 「エンタメ」として、「世にデザインを伝える」ためには? 「テレビ」と「ネット」の“笑い”のちがい。
上記にて、「芸人」になるのが“目的・ゴール”ではなく、「エンタメ」として「世にデザインを伝える」のが“目的・ゴール”とお伝えしました。
それでは、“目的を形にする”ために、自発的になにを意識すべきか? 「テレビ」と「ネット」を同時に意識する。これです。
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これ、世代別の感覚なのですが、「YouTuber」の方々がいるじゃないですか。
で、「30代以降の世代」からすると「YouTuber・ネット発」って「言葉」だけて「拒否反応 = 見る気・聴く気を起こさない」感覚があります。(もちろん、人によりますが!)この理由は、テレビを中心に育ってきた「テレビ世代」だからです。
逆に。
「10代〜20代頭の方々」からすると、ネットで活躍していない・ネットにあがっていない・ネットで話題になっていない「テレビ・舞台中心の芸人・タレント」については、「興味を持たない = 見る気・聴く気を起こさない」感覚があるかと。(もちろん、人によりますが!)
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…なんて声をきいたことがありませんか?(その逆も然り)
デザイン思考で考えてみました。と、「YouTuber」と「芸人」は“面白さ”の「質」が異なるんじゃないかと。
「芸人」はプロ。舞台で、お客さんに見ていただくための話術・演技を磨いて、見せるネタ。トーク。
「YouTuber」は、究極の内輪。例えば、「学校クラスの仲がいい友人が、バカやっている姿に笑う」こと。これって、「プロの芸に笑う」こと、とは別ですよね。
「内輪で起きる笑い」の「爆笑度合い」は、「親近度合い」によって変化する。
つまり、「YouTuber = “身近な人”がやる面白さ」「芸人 = “プロ職人”としての面白さ」ってな感じに、そもそも「面白さの質 = 見る人が求める面白さ」がちがう。(もちろん、重なるところもあります!)
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で、私が考える「世にデザインを伝える」の「世の人」とは、「10代〜30代以降」すべて視野にいれています。だって、“一部”じゃなくて「世の中」だもん。
だから、「ネット ←→ テレビ」を同時に意識して、同時に発信していく必要がある、と考えているんです。
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■ 「YouTube動画」をはじめた理由!
先日、YouTubeをはじめました。その名は「日常とデザインを拡げる。」チャンネル。本note「日常とデザインを拡げる雑文集。」マガジンの動画版です!
まだまだウンチみたいな再生数ですが……はじめた理由は3つあります。メインは上記、「ネット発を求める」世代に向け、
……でございます。
再生時間は“2〜3分”でおさえて、あくまでも“興味をもつ間口”として、気軽に、カジュアルに見れるボリュームで。見終わった後、「なるほど、役立った!」と思える内容に。
あと、“発信者の顔”が見えると、”安心感”につながったり、“聴く気・見る気”になるなんてことも。これまた、いずれも、「世にデザインを伝える」っちゅーモットーが軸です!
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■ noteを見ている方、「デザイナーを目指す方」へのメッセージ。
あらためて、御礼を言わせてください。
数々のインフルエンサーやらネット上の超有名人によるパンチ力ある発信をかいくぐり、私のくだらない(いい意味で)発信に、いつも“いいね”を押してくれる方。私を“フォロー”してくれた方。
みなさまが「いい」と感じる「センス」は最高で、「先見の明」があり、だからこそ、その「センス・先見の明」に自信をもって、生かして、みなさま“自身のやりたいこと”を形にしていただく。
僕はちょっとでも、そんな意識の流れがつくれたら本望です。ええ、勝手に言ってます。でも、大きな力のひとつです。
そして、これを発信する場を用意してくれるnote、noteの皆さんにも心から感謝。
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芸の道は、デザインの道よりも厳しいかもしれない。
けれど、プロの芸人になることで、日ごろ伝えている「デザイン思考」が、デザイン業界のみならず、他業界・他分野にも応用がきく証明にもなる。
直接的、間接的。みなさまから日ごろからいただいている応援や励み。感謝の念をいだきつつ、前に進みます。
すでに養成所にて「笑いの授業」ははじまっています。クラスでは“最年長”。デザイン業界では形ある結果を自分なりに残してきましたが、笑いの世界ではゼロです。ゼロからスタートです。
最高です。
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日本っちゅー国は、挑戦しようと思えば挑戦できる、最高の環境だと思います。
僕は、「いままでのデザイナーがやっていない形(= “笑い”を絡める)」、また、今まで、あまり意識されなかった、「“デザイナーではない人”に、デザインを伝えること」に注力します。
僕の考える「デザイン」。今現在の答え。
「プロのデザイナー」が「プロの芸人」になって、笑い・発信力を武器に、世の人にデザインを伝える。
これだ。
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今後。
いま、自分がもっている、「デザイン思考、デザインのノウハウ・ハウツー技術」などはすべて、note・Twitter・YouTube・Kindle・出版書籍などを通して、公開していきます。出し惜しみなぞしない。
けっきょくは、我欲よりも貢献、「人に喜んでもらおう」という、本心や心意気のパワーのほうがツヨイし、“長い目”でみて、いい結果をもたらすんだ。
それが、“実り”ってやつじゃ!
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いま、「デザイナーを目指す人」、「デザインの力をつけたい人」。
マジで応援しています。
自分が「プロのデザイナー」になるまでに。
キツイこと、涙したことなんか、何回も何回もあったけど、クライアントさんから「最高のデザイン、ありがとうございます!」なんて、一言もらった日には、つかれなんかふっとぶし、あぁ、生まれてきてよかったんだ。って思えるよ。オレは思ったよ。
自分を信じて、突き進んでください。
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最後に。
今年、都内のどこかで、養成所主催、芸のライブをやると思います。私の出演時間は2〜3分かもしれません。(芸名は「アトオシ」、ピン芸でやる予定です)
もし、興味があり、ご都合があえば、のぞいてみてください。本noteでも告知する予定です。
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これからも、力強く走りましょう。並走しましょう。
自身の「目的・ゴール」を形にしましょう。それが「デザイン」です!!
ドン!!!!!
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また、興味がある方は、より詳しい“デザイナーの考え”がわかる、著書の小説か思考本をご購読いただけると幸いです。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!!
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