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クライアントさんの声、ロゴデザインと想いのストーリー。

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ロゴデザイン・ブランディングによって、“個の人”の目的を形にする。屋号名「アトオシ」は、私の理念です。“クライアントさんの声”が聞こえ、“デザインへの想い”を書いたnote。丁寧… もっと読む
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固定された記事

革靴製作ブランド「delightful tool(デライトフルツール)」。クライアントさんの声、ロゴデザインと想いのストーリー。

“革靴を通し つなぐよろこびを形にしたい” --- --- ◎ デザイン解説のようなストーリー オーダーシューズブランド 「delightful tool(デライトフルツール)」。 このブランドを立ち上げた、寺田さん。規模がある、靴修理を行う会社に勤めていた。 「組織ゆえの、細かなとこに手の届かないサービス」に疑問を抱えつつ、「個人でできる範囲でも、1人1人に対し、しっかりと手のいき届くサービスを行いたい」。 --- ここで、“Webサイト”に書かれている文章を

動物病院「霞ヶ関どうぶつクリニック」。クライアントさんの声、ロゴデザインと想いのストーリー。

“地域にやさしい 動物病院をつくりたい” --- --- ◎ デザイン解説のようなストーリー 霞ヶ関どうぶつクリニック。長年、埼玉県霞ヶ関にある動物病院。 上原先生のお父様がずっとやってきた。バトンタッチのタイミング、改装と共に、ロゴや診察券のデザイン一新を考える。 動物病院ロゴには、犬・猫シルエットをモチーフにしたのものが多く、ここをどのように差別化するか悩んでいた。 地域らしさ、自分らしさ、やさしさを与えたい。そんな“想い”が一番だ。 これからも、ずっとこの

プリザーブドフラワーブランド「ri Lavande(リラバンド)」。クライアントさんの声、ロゴデザインと想いのストーリー。

“プリザーブドフラワーで 癒やしを提供したい” --- --- ◎ デザイン解説のようなストーリー “プリザーブドフラワー”とは、花の樹液を抜き、染料を吸わせ、乾燥させた花。短期劣化がなく、みずみずしい質感、自然な風合いを楽しめる。 このフラワーのオリジナル“1点モノ”を制作するのが、「ri Lavande(リラバンド)」。 このブランドを立ち上げた、中村さん。花器販売関連のメーカーに勤めていた。 その中に、プリザーブドフラワーの既成販売もあるのだけど、「“個々

劇団「キ・カンパニー」。クライアントさんの声、ロゴデザインと想いのストーリー。

“演劇を通し もっと楽しい!を広げたい” --- --- ◎ デザイン解説のようなストーリー 劇団「キ・カンパニー」のコンセプトは、「つくるを通じ、楽しいをもっと広げる」。 代表の飯窪さん、脚本・演出・俳優の望月さんをはじめ、同じ想いの者が集い、エンタメを表現。筑波大学にいた時の学生仲間で結成された。 特長は、劇中のみにおさまらない、「心意気」。 低反発クッションを全席においたり、赤裸々トークを上演後に行ったり。「つくるを通ずる」をベースに、そこからブワッと派生

印刷会社「河内屋」。クライアントさんの声、ロゴデザインと想いのストーリー。

“紙のすべてを追求し 世界に通用する印刷物をつくりたい” --- --- ◎ デザイン解説のようなストーリー 港区新橋、ペーパーラボ・印刷会社「株式会社 河内屋」。 寛永時代からの継承。馬具商から印刷業へ。 特殊印刷・特殊加工を得意とする。社名を、旧名「カワチヤ・プリント」から「河内屋(元の屋号)」に変更。 --- 今後は、紙に関わるすべてを、より追究していきたい。世界にも通用する印刷物をつくりたい。 その“想い”から、ロゴ、ツールのリデザインを依頼いただい

長野県の写真館「イソガイスタジオ」。クライアントさんの声、ロゴデザインと想いのストーリー。

“感動の原石となる 一生ものの写真を撮りたい” --- --- ◎ デザイン解説のようなストーリー フォトグラファー磯貝さん、ヘアメイク麗奈さん。 長野県で長年続いてきた、磯谷お父さんの写真館「イソガイスタジオ」を引き継ぐことになり、ロゴ・ツールの一新をしたい。というご希望。 “長野県内のデザイナーさん”にお願いすることは考えなかったのでしょうか? と純粋な疑問を投げかける。 「実は一度、ロゴデザインを別の方にお願いしました。提案が『いい』とは思えず……。でも、

焼肉レストラン「焼肉 KINTAN(キンタン)」。クライアントさんの声、ロゴデザインと想いのストーリー。

“その街で1番愛される 焼肉レストランをつくりたい” --- --- ◎ デザイン解説のようなストーリー 私がデザイナーとして、飛躍的に成長できたのは。 焼肉レストラン「焼肉 KINTAN(キンタン)」を経営されている、鳴坂さんとの出会いがあってこそ。過言ではない。 --- 「カジュアル・リッチな焼肉レストラン」。 日常の延長線上にある、リッチ。ワンランク上のちょっとした贅沢。 そのコンセプトは、食メニューはもちろん、ネーミング、内装、外観、BGM、ユニフォ

香川県讃岐高松の海苔製造・販売「地濱水産」。クライアントさんの声、ロゴデザインと想いのストーリー。

“1年で最も美味しい海苔を 多くの人に食べてもらいたい” --- --- ◎ デザイン解説のようなストーリー 「瀬戸内国際芸術祭」は、美しい瀬戸内海の島々を舞台に、3年に1度開催される現代アートの祭典。 芸術祭内の企画、「名産品リデザインプロジェクト」は、名産品パッケージデザインを、メーカー・デザイナーが協働でリデザインすることで、日本全国に発信していくプロジェクト。 これに、本商品が選ばれていた。 リデザインプロジェクトは、指名コンペだった。 --- 私が

アーティストユニット「ワダノヒト」。クライアントさんの声、ロゴデザインと想いのストーリー。

“音楽と高円寺を通し 人の心を動かしたい” --- --- ◎ デザイン解説のようなストーリー ワダノヒトは、杉並区和田(ワダ)出身、高円寺を軸に活動する、2人組ユニット。アーティスト。 ぐるぐるとしたロゴは、よーく見ると、中央から外周にかけて、「ワ・ダ・ノ・人(ヒト)」と描いてある。 楽曲は爽やか。しかし、形を見ると、ヌルっと人間くさい。 それは、「ロゴに、“高円寺”っぽさを出してほしい」というオーダーが入ったからだ。 --- 月1回は必ず、高円寺でライブを

結婚式場「ルミアモーレ」。クライアントさんの声、ロゴデザインと想いのストーリー。

“ベイサイドならではの 煌めく想い出を持ち帰ってもらいたい” --- --- ◎ デザイン解説のようなストーリー 港区浜松町の結婚式場「ルミアモーレ」。駅から歩いて数分、海沿いの場。ベイサイドならではの絶景ロケーション。 じつは、自分が挙げた式場でもある。挙式後、支配人の柴田さんと話す機会があった。 柴田さんは、国際芸術祭などに、弾丸日帰りで一人旅するほど、デザイン・アート好き、大切に思ってくれる方。 私がデザイナーということもあり、式場使用ツールのデザイン依頼

出張撮影サービス「家族の日」。クライアントさんの声、ロゴデザインと想いのストーリー。

“家族写真を通して 日常〜非日常を感じてもらいたい” --- --- ◎ デザイン解説のようなストーリー 出張撮影「家族の日」は、家族が育った場所、撮影依頼者のご自宅にて家族写真を撮るサービス。 成長の度に逢える関係性、人と人とのつながりを大切にする。 フォトグラファーchihoさんが、「家族の日」をはじめたきっかけは。 --- もともと趣味で家族写真、スタジオ勤務で子供写真を撮影している時に、“人と人とのつながり”が大切であることを感じていた。 2011年、

TokyoDex、“ロゴのプレゼン案”、すべて見せます! 「デザインとアートのちがい」とは? アーティストと企業のエージェンシー。

▲ アーティストと企業をつなぐエージェンシー「TokyoDex(トーキョーデックス)」ロゴマーク。 「多彩な存在感」というコンセプトで制作。 「アート描写と心が動く人」をシンボル化。キャッチーな期待感、可能性の広がりを表現した。 シンボルマークは、様々なアーティストとコラボレーションできる、作品キャンバスにもなる。 ------------ ▲ 「TokyoDex」主催イベント、「This&That Café」より。音楽ライブ、ライブペイント。国内外、文化の枠を超え

漫画投稿サービス「Hoook」“ロゴとストーリー”。出版業界をかえる、漫画家の“新たな収入源”。豊かにつながる、デザインフロー。

▶ 漫画投稿サービス「Hoook(ホック)」ロゴの解説。 「豊かにつながる」というコンセプトで制作。 漫画を描く、読んでいただく。漫画を読む、応援する。漫画家と読み手をHoookする。収入面だけでなく、心も豊かに。豊かさは継続し、人に世に還元される。 その想い・様子をシンボルマーク・ロゴタイプで具現化。名称の視認性、存在感、ビジョンの独自性を表したロゴマーク。 ------------ △ 「株式会社Hoook」代表取締役 兼 漫画家、浅田隆宏さん。 △ 「Hooo

透明性の時代。ロゴの制作フロー。ボクサーパンツブランド「One Nova」。

先日、新しく立ち上がったボクサーパンツブランド「One Nova(ワンノバ)」のロゴマークを制作・納品させていただきました。 せっかくなので、このnoteで、依頼までの経緯、制作の流れ・フローを説明させていただきます! よろしくお願いします!! ------------ ◎ 「One Nova」ロゴ、制作依頼までのストーリー。 One Novaの立上げメンバーである2人。現役大学生の高山くんとリリアンさん。昨年秋、私が企画・開催した「人の顔が魅えるデザイン展」に目黒川散