見出し画像

長野県の写真館「イソガイスタジオ」。クライアントさんの声、ロゴデザインと想いのストーリー。

画像1
画像2
画像3


“感動の原石となる 一生ものの写真を撮りたい”

---
---

◎ デザイン解説のようなストーリー



フォトグラファー磯貝さん、ヘアメイク麗奈さん。

長野県で長年続いてきた、磯谷お父さんの写真館「イソガイスタジオ」を引き継ぐことになり、ロゴ・ツールの一新をしたい。というご希望。

“長野県内のデザイナーさん”にお願いすることは考えなかったのでしょうか? と純粋な疑問を投げかける。

「実は一度、ロゴデザインを別の方にお願いしました。提案が『いい』とは思えず……。でも、どこが気にいってないか、自分でもわからず……」。

---

その“提案ロゴ”を見せてもらう。なるほど。気に入ってない理由。

それは、「言葉」だ。

デザインが「表現」から入っていて、「好み」の判断になっている。

「人一倍、想いの強いロゴ」を求める人には、「なぜこのデザインか」。「言葉」が必要だ。

イソガイスタジオは、市街地から離れた場所にある。

それは、自然豊かな「感動のロケーション」に近づく、ということでもある。写真を見れば、おわかりだろうか?

---

デザインの種となる、「感動のロケーション」

ヒアリング時に出てきた、「(写真は、後により輝く)原石」という言葉と重ね、抜け感のある気持ちいいロゴができました。

ちなみに、「感動のロケーション」とは、広大な自然のみならず、「撮影される方々にとって、素敵なシーンを見渡せる場」という意味も。

写真館、またその周辺で撮影を行うだけではなく、スタジオに往復する時間も含めて、すべて“想い出”になる。

リデザイン後、長野県外からの来てくれる人も増えた、とのこと! より素敵なシーン、ずっと輝き続けますように。

---
---

◎ デザインから派生したエッセイ



イソガイスタイジオの前にも、長野県内から商業施設のブランディングをお願いされた。

私への依頼理由は、「東京から見た長野県、という客観的視点でデザインをしてほしい」。ふーむ。近づきすぎると愛は見えにくくなる、ということだろうか。

(* これより、“R15表現”をふくむ内容になります。意図した、“真面目な表現”ですが、苦手な方は、ご了承の上、読み進んでいただけると幸いです)

山脈から派生して、「おっぱい」に話しをうつそう。

---

夏のある日。暑さでおかしくなった僕は、「女性の胸ってのは、さわるもんじゃなくて、服の上から見て楽しむもんだと思うんですよね」、とつぶやいていた。

東京タワーもスカイツリーもそうであるが、「少し離れて見るから」、全体像が見える。見て、「あそこに登りたい」と思う。で、実行する。

おっぱいであれば、触る。気づく。「今、触っている、この瞬間。とても刺激的」。しかし、高まる刺激は、離れるのも早い。

視覚的な記憶は、残像として脳内に思い浮かべやすい。触覚はなかなか……私だけか?

まぁ、つまりだ。グラフィックデザイナーゆえに、目で見える視覚の強さ、可能性の高さ、魅力を伝えたかった。

---

あの山は、「見えている」から魅力的なのだろうか。登ったら、別の魅力が見えちゃうのかな。

間違いなく言えること。「登った者にしかわからない」。ならば、登ろう。その景色を自分の目で見よう。

この感情は、さらなる自分を磨きあげる可能性、原石なのだから。

---
---

・ クライアント:
フォトグラファー「磯貝敏之」
ヘアメイク「磯貝麗奈」 

・ デザインと文章:
グラフィックデザイナー「アトオシ(永井弘人)」

---

◎ ロゴデザイン・ブランディング事例:
長野県の写真館「イソガイスタジオ

---

◎ 次のクライアントさんの声、ロゴデザインと想いのストーリー:
焼肉レストラン「焼肉 KINTAN


いつも読んでいただき、本当にありがとうございます。いただいたサポートは私のモットーである、「“デザイナーではない人”にデザインを伝える」活動費に使わせていただきます。日々、コツコツと伝えます!!