成約後に担当企業様からいただくアンケートがモチベーションです。
ヒューマンリソシア株式会社に新卒入社した65名の中から、2022年度新人賞に3名が選ばれました。社会人として1年目に取り組んだこと、人材業界で働くことのやりがい、そして2年目に向けての想いなどをそれぞれの受賞者に伺いました。
——入社のきっかけを教えてください。
学生時代にマネージャをしていたラクロス部の先輩が人材業界に就職したことをきっかけに、私も興味を持つようになりました。ヒューマンリソシアの選考では、人事だけでなく営業の先輩方のお話を聞くことができ、働く姿を具体的にイメージすることができたので入社を決めました。
——現在は、どのようなお仕事を担当されていますか？
建設業界に特化した正社員の転職の支援を行っています。その中で私は、設備管理、マンション管理、プラントなどの企業を担当しています。ニーズの引き出し、人材の提案、求職者さんの選考・フォローなどが日々の業務です。
——新人賞受賞は、どのような点が評価されたと思いますか？
146％という年間の目標達成率を評価していただけたのだと思います。正社員紹介と人材派遣では仕事の内容が異なるため同期との比較がしづらく、また目標達成率などの数字もお互い知りません。だから同期の中で自分がどれくらいの位置にいるのかわからなかったので、受賞は驚きでした。
とは言え、配属されたチームの先輩が優秀な方々なので、運が良かったのだと思います。優秀社員賞を受賞されている先輩方が指導してくださったおかげで、特に上期は自信がつかないまま数字だけが積み上がってしまったような印象でした。なぜ上期の目標を達成できたのか、自分では確信がないまま進んでいたので下期が始まるときは不安でした。
——下期が始まったときは、上期のようにはいかなかったのですか？
そうですね。思うように契約することができず、どうしたらいいのかと悩んでいました。そんな私の様子を見て、上司が話を聞いてくれたんです。１時間半くらいかけて不安や悩みをすべて打ち明けました。「下期達成のために何が必要か、やるべきことをきちんと整理して一歩ずつやっていこう」という上司のアドバイスで、ようやく前向きになれました。
そこでまずは、アポイント数、求人提出数、商談数を意識的に増やしていきました。また、建設業界の職種や技術についても理解を深め、商談の席で求職者さんのためになる情報を引き出すことを目指しました。その結果、だんだんと自分の力で契約をいただけるようになりました。おかげで下期は、自分でも納得感のある契約をすることができたと考えています。
——お仕事のやりがいを教えてください。
ご契約や売上といった数字の実績もうれしいですが、一番は成約した企業担当者様からいただくお言葉です。成約後、お客様にアンケートにご回答いただいているのですが、そこには営業担当の良かった点や悪かった点が詳細に書かれています。そのアンケートの評価がだんだん上がってくることが、何よりも仕事のモチベーションにつながっています。
——営業として、コミュニケーションで心がけていることは？
私はどちらかというと、プライベートでは人見知りなほうです。友達の友達としゃべるのも苦手なくらい（笑）。でも仕事でそれはダメだろうと思っているので、仕事ではあえてスイッチを入れるようにしています。電話にしろ対面にしろ、誰かとコミュニケーションをとるときは「よし、営業として話すぞ」と気持ちを切り替えるイメージですね。
あとは、当たり前のことかも知れませんが、折り返し電話やメールの返信はできるだけ早くするように心がけています。まだまだ新人なので、先輩方のように対応することはできていませんが、スピード感では負けないようにしたいと思っています。
——今後の目標を教えてください。
先ほど申し上げたアンケートの回答で、ポジティブな評価を増やしていきたいですね。そのためには、求職者の方や担当企業様に喜んでいただけるマッチングを行うことが大切です。求職者さんの多くは私が担当している業界で働いていた人たちですから、業界や職種の知識を深めることはさらに必要だと考えています。これまで以上に学びを深め、この業界に特化した営業として信頼される人になりたいです。
＜ヒューマンリソシア株式会社・会社概要＞
総合人材サービス会社として、人材派遣、人材紹介、業務受託サービスを全国26拠点で展開しています。1988年創業以来、教育事業をバックボーンに多彩なサービスを展開するグループの総合力を活かし、「人材」に関する幅広いサービスを提供しています。
※2023年4月に取材した内容に基づき、記事を作成しています。
肩書き・部署名等は取材時のものとなります。