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アメリカ大学サッカー留学のリアル。挑戦と成長の1年目を振り返って~千場尊

アスリートブランド生レポートシリーズ!
今回は1年生ながらカンザス州Cowley College でセンターバックとして躍動している千場尊選手に、実際にアメリカ留学で学んだことや感じたこと、アメリカ留学を考えている選手へのアドバイスなどのお話を聞いてきました。 


Q  アメリカ大学サッカー留学への動機は何でしたか?なぜアメリカの大学を選んだのですか?

A  僕は高校時代は小さいころからの目標である、プロサッカー選手を目指していました。しかし、その過程で日本よりも海外の方がよりステップアップのチャンスがあると思うようになり、高校卒業後の進路としてアメリカ大学サッカー留学を選びました。
アメリカ留学を決めたのは高校3年生の春頃で、当時は日本の大学の練習参加もしましたが、 やはりアメリカへ挑戦したい気持ちが強く、留学を決断しました。アメリカの大学を選んだ理由は、サッカー選手を終えた後のセカンドキャリアも考えたからです。僕はただ海外でサッカーだけをするのではなく、学業も同時に進めることでより選択の幅が広がると思いました。そのため、海外でサッカーにも学業にも専念できる「アメリカ大学サッカー留学」という道を選びました。


Q  なぜアスリートブランドを選んだのですか? 

A  私は留学を考え始めてから、複数社、留学エージェントからお話を聞きましたが、 アスリートブランドは他と比べて将来のビジョンがはっきり見えたと感じました。また、英語の重要性など現地で厳しい環境で成長できる、世界中の人との交流ができ、日本ではできない経験ができるなどより詳しい情報も提供してくれ、アスリートブランドを選びました。もう一つの理由として、不安を解消してくれたことや、アスリートブランドは大学との繋がりが多くあるため、たくさんの大学に見てもらえる、また選手一人に真摯に向き合ってくれました。僕が在学しているカウリーカレッジを決めた理由の一つに、奨学金付きの条件がありました。また他にも戦術のマッチ度、監督からの信頼がとても合った良い学校だと感じました。加えて、10 月頃には入団を決めてくれたこともあり渡米までの10カ月ほどの時間を英語学習などの準備に専念することができました。


Q  今シーズンを振り返ってみてどうでしたか? 

A  充実した1年目でした。全米大会に出場し、全試合出場、プロの練習参加、4年制大学からのオファーもありました。アメリカは日本のサッカーとは異なる部分が多々あり、そこから適応能力、ルーティンを作る、メンタル面、競争率の高い環境、ハングリー精神、アピールの大切さ、チャレンジの大切さなど自分なりに足りないところを成長させ、新しくたくさんのことを学んだ1年でした。 


Q  全米大会について感じたことなど教えてください。
 
A  シーズン中の結果から全米前のチームの雰囲気は正直あまりよくなかったです。けれど全米大会出場が決まり、みんなで同じ目標を立てることでチームがまとまり始めました。会場はカンザス州のウィチタ。最終的にPKで敗退してしまいました。その時PKを蹴らなかったことをとても後悔してます。この後悔と悔しさを糧に2シーズン目は全米優勝という目標で躍動していきたいです。




Q  MLS(セントルイス)練習参加について教えてください。 

A  私は全米大会後、「MLS」に所属する、セントルイス・シティFCの練習に参加しました。セントルイスのチームが全米で活躍した選手を何人かピックアップしていて私もそこに選ばれました。練習生 4人中3人がアメリカ人でした。練習会ではプレースピード、強度の違いがありましたが、徐々に順応しました。MLSの練習会にいって練習でうまくプレーするのと結果を残すのでは全く違うと感じました。アメリカは結果主義な世界なので、うまくプレーするだけでは上にはいけないと感じました。監督の評価は順応していて良かった、また練習参加してほしいと言われました。クラブハウス、プール、ジムなど、環境・施設も充実していて、よりプロの世界を身近に感じることが出来ました。


Q  アメリカでの生活、大学生活で大切なことを教えてください 

A  私が住んでいるところは田舎でした。しかし、だからこそサッカーに集中でき、学校のみんなと仲良くなれる、他競技の選手たちとも繋がれるなどメリットもたくさんありました。同じ目標をもった留学生が世界中から集まっているので、国籍問わず、すぐに仲良くなれました。第一印象は怖い選手が多かったのですが、話してみたらみんなとても優しく、英語がわからない僕にも良心的でした。日本人選手もいるのでお互いにサポートできる環境だったので、安心できました。私が感じた、大学で大切なことはGPA(評定)のキープ、そしてアップが今後の編入の際にとても重要となっていきます。毎授業に出席し、課題などをしっかり行えば問題はないと思います。夏は40度いく日もあるので試合は夜からスタートすることが多いです。帰宅は夜中になるときも多々あります。


現在アメリカの大学サッカー留学を考えている高校生へ 

海外へ挑戦するときは不安が多いと思いますが、ただ行かないとわからない部分がたくさんあります。私が実際に行って感じたものはアメリカンドリームは本当にある、挑戦することしかない、今までの積み重ねが活きる道、サッカー以外のスキルが身につく、プロになれなくても就職など次につながることが多い、自信がつきポジティブになる  。大事なことは不安に打ち勝つこと、壁を乗り越えることです。アメリカは逃げ道がない分、本気でなりたいものを目指せる環境にあると思います。また、アメリカでは特に日本人はうまいと感じましたし、実際に海外の人にそう言ってもらえることも多いです。勉強面では「やる習慣」をつけること、日本にいるうちから少しずつ準備を進めることも大事です。 
強い覚悟も持って!構えすぎず、楽しむ!


”さあ、君も世界に挑戦しよう!!”
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