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大人になるとは、

先日読んだ松浦弥太郎さんの『お守りのことば』で印象に残った言葉。

❝ 大人になるとは、孤独を受け入れること ❞

人と会っても、誰かがそばにいても、仕事で紛らわそうとしても孤独感は埋まらない、消えない。
それは孤独であることが大人の条件だから。


平日の昼間、一人でカフェに行くのが好きです。

会社員時代は午後にお休みを取って、会社を出たその足でお気に入りのカフェに行くのが何よりの癒しだった。

平日の昼間、ということもあって、一人で来ているお客さんが多くて。

平日休みのシフトなのかもしれないし、私と同じように有休を取ったのかもしれないし、どこかに勤めているわけじゃないのかもしれない。

その人のことは何も分からないけれど、今こうやって同じ場所で過ごしている。

お店を出ればそれぞれの、全く違った毎日があるわけだけれど、
「あのお店に一人で行こう」と思った瞬間が、ここにいる人たちみんなに共通してあったんだな。

そう思うとどこか安心するような、一人じゃないような気持ちになる。
誰かと言葉を交わしたわけでもないのに。


一人じゃないって、こういうことでいいのかもしれない。

友達の数とか、結婚するしないとか、組織に属しているかどうかとか、そういうことではなくて。


そんなことを考えた、なんだか孤独に押しつぶされてしまいそうになった今朝の話。



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