あの頃のランドセル選びと今おもうこと
こんにちは!ARTPHERE/Atelier nuuスタッフの岡本です。
最近のランドセルは本当にカラフルでかわいいですよね。カバンストリートの近くにも小学校があり、元気に帰宅する子供たちを毎日見て、癒されています😊
まだ新入生の小さな体に、がっしりとしたランドセルがくっついていて、うしろにコロンといかないか、ひやひやします。今しかない可愛さ♡
私も、かつて娘のラン活をした母です。ラン活というのも恥ずかしいくらい、軽い気持ちで2日ほどで決まったランドセル💧
ラン活なんて言葉も知らないくらいでした。(10年以上前ですがその頃からあったのかな・・・)
選ぶとすればなるべく軽い方がいいなとか、色くらい。形や機能性はそんなに大差ないと思っていました。
主人のお母様が一緒にお買い物に行ってくださり、娘がこれがいいと指さしたものに決まりました。
今思えば、6年間娘が毎日背負う相棒をすごく簡単に選択してしまったことを少し後悔しています。
余談ですが…このブログを書いていて少し切ない話を思い出しました。
私の父は生粋の豊岡人なのですが、そんな父が、孫に豊岡鞄をランドセルに買ってやりたいと、ぽろっと言っていたと後で聞きました。豊岡鞄ブランドの質の高さを知っていたのだと思います。
初孫の娘のランドセルを買ってあげたい気持ちがあったものの、主人のご実家に買ってもらうことになってしまい、言うに言い出せない優しい父の気持ちが少し切なく愛おしい。
自身の娘のランドセル選びは本当にあっけなく終了したのですが、その後、勤務先のアートフィアーでランドセルを売る立場になるなんて思ってもみませんでした。
スクールリュックUMIが誕生するにあたり、社内でモニターが行われたり、専門機関で実験が行われているのを目の当たりにしました。また、たくさんの親御さんのご意見や社内のみんなの意見がどんどん形になっていくのを近くで見ていて、娘のランドセルを選ぶときに、この選択肢があったらよかったなと思いました。
UMIを作るためにたくさんのスタッフが関わっていますが、そこには何より子供の気持ちや子どもの体を一番に考えるという、全スタッフの曲がらない情熱がありました。
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改めて自身のランドセル選びを後悔するとともに、これから小学生になる姪っ子やお店に来てくれる、小さな子供たちの通学が少しでも負担が少なく元気であればいいなと思うようになりました。
まだ、保育園に通っているお子様や、年長さんがお店にランドセルを見に来てくれることが度々あります。
まだ小さな体にランドセルを背負ってみると、やはり大きく感じます。
それでもほとんどのお子様が嬉しそうに笑顔を見せてくれます。体に直接あたる部分が柔らかいことで、おおきなランドセルでも肌当たりが優しい。
娘が小さい時、薄着になる夏などは重たい荷物と硬い素材で肩が真っ赤になっていました。
私のUMIの一押しポイントはリュックベルトが柔らかい事です。寒い冬でも硬くならずに重たい荷物を支える肩や腰に負担が少なくて済みます。
また、子どものランドセルを選ぶときに条件として考えていたのがA4ファイルが入ること。荷物がたくさん入るといいなと思っていたにも関わらず、実際に通学して使用してみると、なんとも手持ちの荷物が多い。
夏のプール用品、音楽の教材、水筒など。ランドセルは形がかっちりと硬い素材なので柔軟性がなく、サイズ感的に入らないと、絶対入らない💧
UMIのように柔らかい素材のランドセルだと隅々まで荷物が入る為、ちょっとした隙間に給食袋や体操服が入るので、プールバッグや夏の2L水筒も入ってしまいます。
なんと、来年度の2025年入学モデルはサイドのポケットにも大きい水筒が入るようになりました。
(いろいろな個所が、かなりバージョンアップしている…😮)
私は、もちろん、スクールリュックUMIをお勧めする立場なのですが、国内には100を超えるランドセルメーカーさんがあり、ナイロン製の軽いランドセルの開発も増えてきました。
そして、それぞれ拘りのポイントや作り手の情熱があると思います。
個人的には、子どもやご家族の譲れないポイントを数個に絞り、ピックアップしたなかから選ぶのが後悔しないラン活に繋がるのかなー、と思ったりします。
ランドセルは、100㎝程の身長の子どもが150㎝程にまでなる成長過程で、毎日背負って通学する大切な存在。
素材や機能、形や色など、多様化した今、何を重要視するかはそれぞれの家庭で決める大切なことかもしれません✨
どの家庭でも同じなのは、子どもが元気に成長してくれること。楽しく笑顔の多い小学校生活だといいなとの家族としての気持ちだと思います。
選択肢が増えた今のラン活は、子供の意見を尊重しつつ、親御さんやご家族の気持ちも合わせて選ぶ、一大行事となっているのではないでしょうか。
我が家のラン活は、少しだけ後悔の残るものでしたが、今回、娘が小学校に通い始めた時のことをいろいろと思い出すきっかけとなりました。
夏休みまで毎朝、離れたくないと泣いた日々。大きなランドセルを背負って通学する、うしろ姿をこちらも泣きそうになりながら見送りました。
その頃は『毎朝、時間のない中で、大変ー』とか『いつになったら泣かずに行ってくれるのかなー』と思ったものですが、今思うと、とても貴重で、かわいい時間でした。
子どもが大きくなる過程で胸が苦しくなるようなことや、子どもと一緒に泣きたくなるような場面がありますが、思い返すと二度と体験できない素晴らしい時間です。
私もまだまだ子育て中です。
迷うことも悩むことも多々あります。(つい、うるさく言ってしまうこともよくあります💦)でも、その振り返ると素晴らしい時間を楽しめるように頑張りたいなと思っています✊
スクールリュックUMIの公式オンラインです。子どもの気持ちや子どもの体を考えて作られた優しい魅力が詰まっていますので良かったらご覧ください🙇♀️