コンサルタントってなんでも知っている人?
みなさん、こんにちは。
Takaharuです
本日のお題は、コンサルタントってなんでも知っている人?です。
わたしが、コンサルメニューを考えるときに一番に大切に思っていることは『クライアントさんの欲しいゴール』をしっかり理解し、そこに到達するためのロードマップをできるだけ明確に明示することだと思っています。
そのために念頭に置いているのが、『自分は何を提供できるか?』ではなく、『クライアントさんは何が欲しいのか?』をしっかり考えることです。
こんな話をしていると、時々『コンサルタントの人って何でも知っているんですね?』と言われることがあります。
そんな時は『もちろんですとも。何でも知っているからコンサルタントなんです。』とは、絶対に答えません。
だって、どんなコンサルタントでも得意分野と苦手分野、知ってる分野と知らない分野があります。何でも知っているわけでは決してありません。
では、実際苦手分野・知らない分野の場合、コンサルティングはどのようにすすめているのかというと
・知らないことは調べまくる
・知らないことは詳しい人に聞きまくる
といった感じです。
『なんだ。知らないことあるんだ。調べるくらいだったら自分でもできるよ。』と思ったかもしれませんね。
でも、ここからが大事なんです。
コンサルタントは、その調べたり聞いたりした内容を
①自分の引き出しの中にある近い事例に当てはめる
②クライアントさんと一緒に道筋(ロードマップ)つくる
ことが最も大切な仕事なんです。
例えば、コンサルタントがある成功例を知っていて、『これを、こうすれば、こういう成果が出るからやってみてください。』と言ったとします。
でもその成功例は、その人に合うかどうかわからないし、それでその人が成功する補償なんてないんです。また、『こうやったらいい』といわれたことをやるだけでは、再現性が生まれにくいんです。
ビジネスって、一回うまくいくだけでなく、何度も再現できないとだめですよね?
だから、『コンサルはなんでも知っている』よりも、『コンサルはいろんな引き出しを持っていて、答えの導き方を知っている』方が良いんだということです。
まぁ、いろいろ知っている方が良いとは思うので、日々勉強はしていますけどね。
本日は、ここまで。
それではまた。
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