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ワーケーションも観光も。

どこでも暮らせる、働ける。
そういう時代だと世の中、ワーケーション祭りだった昨年。

ワーケーションを推進している我が市でもいつも思うのが、なぜ地元の人たちは、自分のオフィスから出ないのだ?という謎。熱海市外、東京の人には、「いいところだから働きにきて」と伝えるのに、自分たちは外で仕事しない。経営者のほとんどはどこでも仕事できるはずなのだから、旅に出られない今、積極的に地域内のワーケーション施設やカフェなどを活用して仕事したらいいのになと思ったりする。

そして観光も同じだけれど、自分の地元のお店でご飯食べたり、地元の宿に泊まってみたらいいのになぁと思う。私は年に1,2回は必ず地元の宿に泊まる。伊豆高原のときからずっとやっていると思うけれど、市外の友達に宿を勧めるためにも自分が泊まって、お金を払ってみてからおすすめしたい。誰かの受け売りだったらクチコミサイトと変わらんからだ。

自分の街が好きで、自分が楽しんでいて初めて、周りの人は訪れたいと思うのではないかと思う。一過性のエンターテインメントももちろんいいとは思う。一度は体験したいからという理由で旅に出るというのも観光としてはいいと思う。

が、長くリピートしてファンになってもらうためには、その街に住む人が暮らしを楽しんでいるからこそ、楽しみ方が多様にあると感じ、ファンになってくれることもあるよなと。

特に、多くの人が移動できない今こそ、自分の地域の宿に泊まったり、地域のお店でご飯食べたり、地域のワーケーション施設で働いてみたりしてみると、コロナ明けた時に発信する内容も変わるよね。

どう、この街を使えばいいのか、どう楽しめばいいのか、いろいろな視点で発信があるといいなぁと思う。

一過性の観光客依存ではなく、ファンづくりを地域として取り組んでいかないとならないし、県内や近距離でも泊まりたくなる場所、働きたくなる場所、行きたい場所にしていかないとならないと思う今日このごろです。

答えは相変わらずない。

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