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【オープン社内報】四半期に一度のキックオフで、メンバーに一体感を。楽しく、ユーモアあふれるイベントの裏側をご紹介

こんにちは。社内報チームの山本 愛里沙です。

あしたのチームでは四半期に一度、ビジョンや経営戦略の共有、社内交流などを目的とした全社オンラインミーティング「キックオフ」を実施しています。

いわゆる“全体会議”には堅苦しいイメージがある方も多いと思いますが、当社のキックオフは、全員のモチベーションアップに繋がる楽しい雰囲気が特徴です。

今回のオープン社内報では、このキックオフを運営するプロジェクトメンバーの山本 知佳と坂本 将太郎が登場。実施の背景や目的、2024年6月に開催された17期2Qのキックオフの様子やその裏側での試行錯誤まで、余すところなくお伝えします。

あしたのチームの歴史や組織の雰囲気、カルチャーを感じてもらえると嬉しいです!


プロフィール

カスタマーサクセス部 運用支援グループ 山本 愛里沙(写真・左)
2016年4月新卒入社。社内報チームには約1年半前から参画。今回は、キックオフ参加者の視点からプロジェクトの裏側を探るインタビュアーとして参加。

コーポレート企画部 / 労務グループ・人事企画グループ(兼任) 山本 知佳(写真・中央)
2022年6月中途入社。労務分野に加え、組織開発や人材開発、社内研修なども幅広く手掛ける。入社後すぐにキックオフの運営に参加、2023年6月開催からプロジェクトの全体統括も担う。

セールス & マーケティング部 ブランドコミュニケーショングループ 坂本 将太郎(写真・右)
2018年9月中途入社。広報・クリエイティブなど、あしたのチームのブランディング全般に携わる。キックオフ運営には2021年12月から参画し、構成や演出などを指揮している。

構造改革でボトムアップ型の組織へ。2021年が大きな転機に

カスタマーサクセス部 運用支援グループ 山本 愛里沙

山本(愛):17期2Qのキックオフお疲れ様でした。今回もたくさんの工夫があり、参加者として私も楽しませてもらいました。今日はプロジェクトメンバーのお2人に、キックオフの企画・運営について、舞台裏のストーリーを色々聞きたいと思います。

最初に聞いてみたいのが、キックオフの演出についてです。以前はもっと硬い雰囲気でしたが、楽しい雰囲気に変わりましたよね。

坂本:そうですね。以前から全社ミーティングは実施されていたのですが、あくまで四半期ごとの数字や目標を共有する場で「経営課題や今後の方針などをトップダウンで現場に落とし込む」ものでした。緊張感もあって、トイレに行きたくても途中で退席できない雰囲気がありましたよね(笑)。

山本(知):私が入社したのは2022年6月で、その頃にはもう明るい雰囲気全開のキックオフに変わっていたので、今ではまったく想像できないです。ただ、現在の形になるまでに様々な課題を解決してきた経緯は、上司から聞いていました。

坂本:キックオフが現在のようなイベント形式になったのは2021年の12月からですね。大きな転機になったのが、組織改編を経て、ボトムアップ型の組織に変わったことでした。

「会社の課題や方針を周知・共有する」目的に変更はありませんが、メンバー間のコミュニケーションや現場からの発信の要素を強め、お互いに感謝・賞賛しあうカルチャー醸成の場としてリニューアルされたんです。

山本(愛):クリエイティブも華やかで、毎回異なる演出も見ていて楽しいです。坂本さんが中心になって動いてくれているんですよね。

坂本:みんなが楽しめるような雰囲気をどう出すか、経営陣の話を自分事として受け止めてもらうにはどんな工夫が必要か。

当時のプロジェクトメンバーとゼロベースで話し合った結果、色々なアイデアが雪だるま式に膨れあがったんですよ。その頃の試行錯誤が、今のキックオフの原型になっています。

山本(愛):今はリモートワークで働く人が大半になり、会社への帰属意識をどう醸成するかがポイントになっていますよね。メンバー同士の一体感を作る意味で、キックオフが果たすべき役割もますます大きくなっていると感じます。

演出方法を大幅にリニューアル。“全員参加型”のキックオフへ

コーポレート企画部 / 労務グループ・人事企画グループ(兼任) 山本 知佳

山本(愛):四半期に一度のキックオフですが、いつも何人くらいで、いつ頃から企画内容を考え始めるんですか?

山本(知):現在のプロジェクトメンバーは15名です。普段の業務と並行して進めるため、個人に大きな負担がかからないよう役割分担して、3チーム編成にしています。

  1. 企画チーム

  2. クリエイティブ配信チーム

  3. オペレーションチーム(企画に付随するオペレーションと当日の運営を担当)

キックオフでは、毎回「テーマ」を設定し、その内容にあわせた企画を実施します。このテーマを考えるのは、私が所属している「企画チーム」の役割です。

キックオフの開催1ヶ月半前には集まり、お互いにアイデアを出し合います。「リモート環境で、しかも3時間の枠でできること」という制約がある中、今扱うべきテーマを考えるので、毎回すごく悩んでいます(笑)。

山本(愛):直近のキックオフのテーマは「働く誰もが主人公!」でしたね。このアイデアはどのようにして生まれたのでしょう?

山本(知):企画会議では「会社で課題になっていること・課題になりそうなこと」を軸に考えることが多いですね。

今回だと新しい組織体制が始まったものの、それぞれのグループで何をしているのかみんな理解できているかな?とか。それならメンバー全員を主人公と捉えた企画にしたらどうだろうと、経営陣を巻き込みながらアイデアをまとめました。ちなみに「働く誰もが主人公!」は4月リリースの新サービス『Cateras™』のビジョンからとっています。

坂本:「クリエイティブ配信チーム」として演出のアイデアを出すのは、ある程度の構想が固まってからです。私としては最後のスパイスを加えるだけってイメージですが、意識していることも2つほどあります。

1つは、キックオフの趣旨からブレることなく、最善の「見せ方」を考えること。今回は「働く誰もが主人公!」というコンセプトなので、エースだけを目立たせるのではなく、それを支える一人ひとりのメンバーにどうスポットライトを当てるかを考えました。「最善の見せ方」を実現するためには、グループの垣根を良い意味で飛び越えて新しい企画のアイデアもどんどん出します(笑)。

2つめは、最新技術を実験する場にするということ。例えば、最近だとコンテンツづくりの一部に生成AIを導入しています。

いきなり日々の業務で挑戦するにはちょっとハードルが高いものや、活用するイメージが湧いていない技術も、社内向けのキックオフの場では実験的に使えますし、メンバーが新しい技術に触れる機会にもなります。マンネリ化を防ぐ意味でも、最新技術の活用を続けていきたいです。

山本(愛):全メンバーが楽しめるイベントとしての設計・クリエイティブには、そんな想いが込められていたんですね!

私も2016年入社なので、以前のキックオフからの変化は感じていましたが、今回お話を聞かせてもらって、プロジェクトチームによる工夫が随所に散りばめられているイベントなのだと実感しました。

読者の皆さんにもぜひ、キックオフの重要性や楽しさを具体的に伝えたいので、ここからは17期2Qのキックオフの様子をイベントレポート形式でお届けします!

【イベントレポート】17期2Qキックオフ

坂本さんが生成AIを活用して作曲したBGMから、今期のキックオフが始まりました。
開幕前の待機画面上でも既に、チャットでのコメントが飛び交っています。
準備運動と題して、参加メンバーがコメントしやすいように「お題」も提示されます。

月初の全体朝礼を兼ね、取締役の臼田さんからは業績報告が、代表取締役の赤羽さんからは中期経営計画スローガン「Good to Great.」と共に、下期に向けた経営方針の共有などがありました。

新たに設置された部門紹介の一コマ。2024年3月にスタートした事業開発グループからは、部門のミッション・各メンバーの役割、組織のこだわりなどが紹介されました。

メンバー同士の交流企画も、今回のキックオフのメインイベント。「働く誰もが主人公!」をテーマに3人一組のグループに分かれ、自分の仕事を紹介しました。

キックオフの後半では毎回、チーム・個人の表彰があります。今回はなんと、私たち「社内報プロジェクト」が特別賞を受賞!15周年記念誌の制作などが評価されました。

キックオフの継続で、さらなる「ワクワク」の創造へ

セールス & マーケティング部 ブランドコミュニケーショングループ 坂本 将太郎

山本(愛):さて、最後にお二人に「キックオフの意義」について、改めてお聞きしたいと思います。定期的にイベントとして運営し続けていく中で、社内にはどんな変化があったのでしょうか?

山本(知):キックオフ実施後には毎回アンケートを取っていて、そこには「今期も頑張ろうと思えました」「会社のことが好きになりました」などのコメントが多く寄せられます。

現在のスタイルで継続的に運営をしてきた結果、会社への帰属意識を高めモチベーションを向上させることに繋がっているのだと思います。経営方針などの理解促進に合わせて、そういった部分にも貢献できていたら嬉しいですね。

山本(愛):私も参加者の立場から、モチベーション向上に繋がっていることは実感しています。個人やチームの表彰を通してメンバーの取り組みを知り「自分ももっと頑張ろう」と思える、そんな時間なんですよね。

坂本:あしたのチームは「はたらく人のワクワクを創造(クリエイト)」する会社。それならば、まず自分たちが体現できていることが重要です。キックオフはその「ワクワク」を共有する場として、大きな価値があると思っています。

また、組織は生ものだと思うので、キックオフにも「変化」を柔軟に取り入れていきたいんですよね。ルーティンで回すのではなく、私たちも毎回、試行錯誤をしています。その結果としてみんなから良い反応が得られたのであれば、こんなに嬉しいことはありません。

会社のこと、メンバーのこと、サービスのことをもっと好きになってもらうため、私たちもますます頑張っていきたいです。

山本(愛):実際、キックオフを通じて会社のことをますます好きになる人が増えていると思いますし、新入社員の定着にも繋がっていると感じています。こんなに素敵なイベントにしてくれたプロジェクトチームには感謝しかありません!

私も社内報のメンバーとして、皆さんの取り組みの裏側をしっかりと伝えていきたいと思います。今日はお忙しいところ時間を作ってくださり、ありがとうございました!

取材協力:CASTER BIZ recruiting

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