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『新美の巨人たち』でも特集!「丸の内ストリートギャラリー」で、街なかアートを楽しもう♪

こんにちは、@ARTです。

東京・丸の内仲通りを中心に、屋外で様々な現代アーティストの彫刻作品が鑑賞できる「丸の内ストリートギャラリー」が今年50周年を迎え、今年6月に4年ぶりとなる新作の設置や作品の入れ替えが実施されました。

丸の内ストリートギャラリーは、三菱地所と公益財団法人彫刻の森芸術文化財団が、 芸術性豊かな街づくりを目指して1972年より続くパブリックアートプロジェクト。

11月18日には、テレビ東京系TV番組「新美の巨人たち」でも特集されました。

今回は丸の内ストリートギャラリーからおすすめの作品を幾つかピックアップしたいと思います!

ジム・ダイン / 展望台

ジム・ダイン / 展望台

アンディ・ウォーホルやロイ・リキテンスタインと同じく20世紀アメリカのポップアートを代表するジム・ダインの彫刻作品。ミロのビーナスを思わせる2体の像は周囲の風景とも溶け込みながら存在感たっぷりです。
ちなみに、ジム・ダインの2体のビーナスは、ニューヨークの街なかでも巨大な作品を観ることができます。

名和晃平 / Trans-Double Yana(Mirror)

名和晃平 / Trans-Double Yana(Mirror)

大きな鹿の彫刻作品で有名な名和晃平氏の作品もこの度新しくラインナップされました。本作は、3Dデータでスキャンされた人体データがベースとなり、波打ちながら変化する水銀のような質感で、有機物と無機物が融合したような印象を持ちます。
なんとなく『ターミネーター2』のT-1000のようにも見えますね、笑

草間彌生 / われは南瓜

草間彌生氏といえば直島に設置されたかぼちゃの彫刻が有名ですが、実は東京のど真ん中でも観ることができます。
こちらのかぼちゃは直島とは趣が異なり、石でできた重厚感のある黒かぼちゃ。丸の内の雰囲気とも相まって何となく高級感も感じられます。

草間彌生 / われは南瓜

ティモ・ソリン / 日光浴をする女

一見、絵画のようにも見えるこちらの彫刻は、塗装された金属プレートを折り曲げて制作されています。
カラフルな彫刻と一緒にポーズを取って写真を撮れば、SNS映えもばっちり?

ティモ・ソリン / 日光浴をする女

中谷ミチコ / 小さな魚を大事そうに運ぶ女の子と金ピカの空を飛ぶ青い鳥

中谷ミチコ / 小さな魚を大事そうに運ぶ女の子と金ピカの空を飛ぶ青い鳥

最後に紹介するのは、中谷ミチコ氏による、こちらの女の子と金魚が描かれた作品です。一見絵画作品のようにも見えますが、以前ご紹介した虎ノ門ヒルズ駅の『白い虎が見ている』のように、本来でっぱる箇所がへこんで描かれる”逆3D”状のレリーフ作品のようになっていることで、目の前で鑑賞すると少女常にこちらを向いているトリックアートになっています。
言葉で説明するのが難しいので、ぜひ現地でその不思議な感覚を味わってみて下さい、笑

以上、丸の内ストリートギャラリーで鑑賞できる彫刻作品を5つ紹介しました。本記事で紹介しきれなかった作品は、ぜひ「丸の内ストリートギャラリー」のWebサイトでもチェックしてみて下さい。

また、@ARTでは丸の内エリアのパブリックアート散策が捗る「パブリックアートマップ」も公開しています。こちらも併せてご活用ください

Public Art Map

ちなみに丸の内ストリートギャラリーの作品巡りは、比較的人の少ない土日の午前中がオススメです。
普段の美術館での鑑賞とは違い、人の少ない洗練された屋外スペースで有名アーティストの作品を独り占めできて、なんとも贅沢な気分が味わえます♪

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