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#07|悲願の男児出産、そして…

2001年に生まれた長男は、
生まれた時こそ軽く黄疸が出て心臓に異音が?
と言われたけれど、程なく異常なしのお墨付きを貰って退院。
すくすく育ってくれました。

その頃には官舎も保育園に近い西巣鴨に移っていて、
近くの公園に歩いて遊びに行くのが日課。
歩く道すがら、お散歩カメラでスナップフォトするのが楽しみでした。
スマホなんて存在しなかったこの時は、CanonのIXYで撮っていました。

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長女は明るく社交的で、公園に行くと誰彼ともなく仲良くなってしまい、
(今思うとこれは人見知りをしない典型的なASDの症状なのですが)
夕暮れ迫って来るまでなかなか家に帰ろうとしません。
加えて長男に至っては、家事をする私の横を猛スピードで玄関に突進し、
外に行きたくてスチールの玄関ドアに体当たり。
二人ともおんぶが嫌いで、背負われてくれません。
(これも良くある症状だと知ったのはだいぶ後)

保育園ママ友で表参道にギャラリーを持っていた恩人が、
2002年暮れに友人と写真の2人展を開かせてくださったのですが、
この時も接客時に母に長男の子守を頼んだところ、
ベビーカーを激しく揺すって母を振り回す始末。
まだ60代だった母もこれには音をあげてしまいました。

「この子はとても東京では育てられない」
長女が近く小学校に上がるタイミングだったので、
「俺は仕事を辞めて百姓になる!」という旦那の実家に、
ついに引越しすることになりました。

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