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思い出したのは「丁寧に撮ること」OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO AUTO-S 50mm 1:1.8+SONY α6400

昨日届いたレンズマウントアダプター を使って、OLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO AUTO-S 50mm 1:1.8をSONY α6400に取り付けて撮ってみました。
元々OLYMPUSのレンズは小型設計なので、APSのαシリーズにびっくりするほど馴染みます。

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取り付けると液晶画面に「『レンズなしレリーズを許可』してください」とアラートが出ますので、そのように設定します。ピント合わせはもちろん手動ですが、カメラ本体の水準器は普通に使えます。

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開放絞り1.8で撮った写真がこちら↓

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こちらは一つ絞った2.8↓

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ちなみに一番絞った状態16がこちら↓

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いずれも絞り優先Aの露出補正+1.0です。
先週買ったこのお花、背景のドラセナという葉っぱの縁がうっすら赤くて綺麗なのですが、日差しの状態など条件は違いますが、明度差がキツくて上手く撮れなかったのです。が、今回のこのふんわりさ!♪嬉しくなってしまいました☆

ちなみに初代OM-D EM-1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO開放で撮ったものがこちらです↓

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SONYはAPS-Cで、OM-Dはマイクロフォーサーズなので、ボケ方が違うのかもしれませんが、なんだか空気感が違う!

試しにNikonのD750+AF-S MICRO NIKKOR 105mm 1:2.8G ED手持ち開放で撮ったものがこちら↓(「手持ち」はブレてる言い訳)

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さすがにフルサイズなのでボケますが、ちょっとボケすぎで背景が暗いかも。(渋さがNikonらしい)

お題を変えてこちらもOLYMPUS OM-SYSTEM ZUIKO AUTO-S 50mm 1:1.8+SONY α6400、寄れなかったのでKenko CLOSE-UP No.3を付けています。

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こちらは開放1.8↑

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一つ絞って2.8↑

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OM-D EM-1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO開放↑
ちょっと赤みがかっているけれど寄れる(最短0.2m)、さすが兄弟レンズ。

そして寄れないα6400+E PZ 18-105mm F4↓

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綺麗ですよね、さすがに新しいレンズ。でも、この彩度の高さが私にはちょっと苦手で、SONYははっきり写りすぎるんだよなぁと思っていました。レンズの撮影例などもこれでもかってくっきりハッキリで。時代がそれを追求しているのだから、それは仕方ないけれど、

動画の世界でも「フィルムルック」とか言って、往年のフィルム映画などをリスペクトして最新技術で撮った画像を昔風に加工するのが流行っているけれど、最近のNHK大河ドラマなども加工しすぎてハッキリ言って美しくない。

今回の大河は緑がどぎついし、一つ前の大河は黄色が強かった。
色を変えればいいってものじゃないと、我が家ではよく話題になります。

来るところまで来てしまった技術に対して、逆にバランスを変える方にトレンドが行ってしまっているのだけれど、本物のオールドレンズはしみじみ素敵でした。

思い出したのは「丁寧に撮ること」

最近のデジタルカメラは、オートフォーカスなのはもちろんのこと、瞳を追いかけるとか連写性能とかとにかく操作が複雑で、道具に振り回されがち。仕事の現場では「撮れませんでした」とは言えないので、私は更にF4クラスの失敗のないズームをメインに使っているけれど、ガンマンの如く速写するのではなく、カメラの基本は「ゆっくり構えて丁寧に写す」ことだったなぁと、思い出した次第。

一つ深呼吸をして、カメラもゆっくり設定する。そんな基本と楽しさを、ZUIKO AUTO-S 50mm 1:1.8は思い出させてくれました。

仕事ではサブだけれど、手に馴染む初代OM-D EM-1と一番信頼しているレンズ12-40m 1:2.8 PRO。気に入ったストラップが見つからなくて、OM-2nの時から使っているストラップを移植し、今でも現役です。↓

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このグリップの薄さが私の手にはぴったりで、MarkⅢはメインだけれどここが太く浅くなってしまって、持ちづらいんだな。

OMレンズとSONYミラーレスの組み合わせ方はこちらの記事が詳しく、参考にさせて貰いました。

Sunrise Camera
オリンパスOM用オールドレンズをマウントアダプターで使う方法徹底解説!

使用したのはこちらのアダプター


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