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自転車は心と体と環境に良いです。

保育士育休中で、3歳と1歳の息子の母ちゃんをしています。

私は雨が降っていなければ、ほぼ毎日自転車に乗っています。
子ども2人を連れているのだから車で行った方が楽なのは間違いないのですが。
近所の公園やスーパー、図書館など、片道5分だったり20分だったりの道のりを走っています。

長男が7ヶ月くらい、腰が座り始めたくらいから乗り始めて、次男妊娠中はお腹が大きくなって漕ぎづらくなってからはやめましたが、産後も首が座るまではおんぶで(これは違法かも)乗ってきました。

最初は自分の運動のためと思って、普段車で行くようなところに自転車で行くようになりました。
しかし、今では子どもと一緒に自転車に乗るのがとても楽しいのでやめられないのです。

虫や植物、電車、働く車、工事現場などを見つけては教えてくれたり、自転車をとめて観察したりします。
子どもたちも車では気付けない発見があり、私も子どもたちはこんなことに興味があるのだなと気づくことができます。

長男「あ!いま何か見つけた!ちょっと戻って!」
私「はいよ〜!」
ということもよくあり、最近はトカゲやセミの抜け殻、ミミズなど子どもたちにとっては最高の発見なのです。

「風が強いね」
「雨が降りそうだね」

など、子どもたちから天気の話題が出てきます。
実際、帰り道で大雨に降られて3人ともびしょびしょになってしまうことも。
「冷たいよ~」「寒いよ~」と言いながらも楽しくて、帰宅後に温かいシャワーを浴びて「気持ちいいね~」も、いい思い出です。これは一度や二度ではありません。びしょ濡れで楽しそうなので「あの親子ちょっと大丈夫?」とご近所さんには思われているかもしれませんね。笑

また、近所の方との会話も、車のドアtoドアでは難しいですよね。
子育てのおかげで、自転車のおかげでご近所さんとの会話は格段に増えました。
自転車で走っていると、
「あ!ちょっと待って!ちょうどよかった、これもらってくれない?」と家庭菜園のお野菜などを頂くこともあります。

そして、最近読んでいるこの本の目次に、「自転車と幸せの方程式」の項目がありました。


自転車は、交通渋滞、大気汚染、運動不足が引き起こす健康問題など、今日の世界が抱える様々な課題を解決してくれる。
ジムに週一行くより、毎日少しずつ、日常の中に運動を組み込む「ながら運動」が効果的である。
自転車が健康にいいことはすでに証明されており、人々が車やバスに座る代わりに積極的にペダルを漕ぐようになれば、医療費が大幅に節約できる。

とありました。
個人の健康に良いだけでなく、それが国全体の医療費の軽減、大気汚染問題にも関わってきますね。

もちろんこれには個人の努力だけでなく、自転車道の整備や、自転車のシェアリングなどがより普及する必要もあると思います。

しかし、子どもたちの未来のため、持続可能な世界を目指すためにも、自分の健康を維持するためにも、まずは自転車を移動手段にしてみるのはどうでしょうか。

私はこれから子どもたちに、自転車の良さを伝えていきたいと思います。
車に乗ってDVDを見るよりも、自転車に乗るのが楽しいこと、いい運動になること、環境のためにいいことなどなど。

とにかく、子どもとの自転車旅は会話と発見が楽しいのでぜひおすすめです。

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