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【脱依存のススメ】自分を幸せに導くのは「自分」と気付いたもの勝ち!

先に断っていくが、これから書くことは、かつて相当な「メンヘラブルドーザー系女子」だった私が、とても他人事とは思えない出来事について、過去の経験を振り返っている。

私の男友達が、まもなく彼女と別れそうとのこと。
原因は「価値観の相違」。

男友達を彼女との出会いは、共通の友人主催のお食事会。
何度かデートを重ね、男友達いわく「向こうが告白して欲しそうなのが伝わってきたから」告白をして付き合い始めたとのこと笑

私の男友達は仕事熱心で普段から自己研磨を怠らない。また、フットワークが軽く同性異性ともに友達も多く、私ともかれこれ5~6年の付き合いのいい友人である。

一方、彼女はシフト制の仕事をされており、昔の友人とは休みが合わないため現在交友関係は狭くなっているそう。
また、20代後半まで実家暮らしをしており、人生初の一人暮らしを最近スタートさせたばかりだという。

彼女が男友達のことを大好きな状態で交際をスタートさせた。
互いの家が電車で2時間かかる距離にある上に休みがなかなか合わない中、男友達が仕事で多忙のところなんとか時間を作り彼女の家方面まで行ってあげていることを聞いていた。

しかしながら、程なくして彼女は男友達に「もっと会う時間を作ってほしい」「なんでもっと会ってくれないのか」「返信が遅い」と深夜に病んだ長文をLINEで送りつけては送信取り消しする、という奇行が目立ち始めた。

ちなみに男友達は、彼女と付き合い始める前に「仕事に集中している時期なので、君には時間をたくさん割けない。正直結婚願望も今はない」と伝えており、彼女もそれに同意していた。

その事前のやり取りがまるで無かったかの如く、彼女の病みLINEの頻度は上がり、デートの日にはここぞとばかりに彼女の友人や実家の両親に紹介されまくる「外堀から埋めろ作戦」が決行されるのであった。

そしてつい先日、彼女からついに「どうして会う頻度を上げられないのか」「もっと好きだとわかりやすく伝えろ」「あなたにとって"愛"とは何か」といった趣旨の感情大爆発なLINEが届き(これは送信取り消しされていないそう)、男友達は「お互いもっと合う人がいると思う」と別れへと導く返信を作成中であった。

いい人間関係には互いの「精神的な自立」が必須

彼らの関係については男友達からしか聞いていないので、当事者のふたりの間にしか真実はないが、批判を恐れずに言うと「彼女、もうちょっと大人になろうよ」というのが私の意見だ。

男友達も感情表現に伸びしろがあるタイプなので、「普段会える時間が少ないからこそ、彼女が安心できるよう自分の想いを分かりやすく伝える努力をした方がいいのでは」とアドバイスしたことがある。

とはいえ、事前に彼氏から「時間を割けない」とくぎを刺されているにも関わらず、ブルドーザーの如く自分の想いを押し付けていた彼女にも課題はあると思う。

知らず知らずのうちにブルドーザー系女子になっていないか!?

彼女自身、趣味に勤しんだり友人や家族との時間を楽しんだりすることで充実した生活を送ることができるであろう。(付き合う前までそうやっていたはず!)
また、仕事に使命感ややりがいを持って取り組んでいる女性はキラキラして見えるし、彼氏がいようがいまいが関係なく毎日楽しく過ごせる。
逆に男性が放っておけない存在になりえるかもしれない。

「相手には相手の、自分には自分の人生がある」という大前提のもと、それでも一緒になることで得られる安心感や癒しを共有できる関係がベストだと思う。

「自分で自分を幸せにしてあげる」

この言葉はかつて長くお世話になっている先輩に言っていただいた言葉だ。
「自分で幸せにしてあげる」のであり、「誰かに幸せにしてもらう」のではない。
「自分を大事にしてほしい」よりも、「自分で自分を満たす、自分を大事にする」方が手っ取り早いし、幸せへの近道である。

20代のころ、ブルドーザー系女子であった私はお付き合いしていた方とお別れする時に、きっぱりと「重い!」と言われたことを鮮明に覚えている。(当時「何そいつマジありえねぇ」と励ましてくれた友人には本当に感謝でしかない)
人格を否定された気持ちになりとても悲しかったが、「誰にも依存せず自分ひとりで生きていける強さが欲しい」と強く感じた。
この別れを皮切りに(少しヤケになっていたことは否めないが)仕事にますます邁進した。

結果、当時営業職をしていたが全社でも未参入であった業界への新規開拓に成功し、手前味噌だが表彰されるまでに至ったのである。
そして、数か月後に先輩の紹介であっさり新しい彼氏も出来た。(この彼との恋愛もなかなかな経験であったが、また別の機会に書きたいと思う)

自分が「主人公」の人生を送ろう

他人の言動によって振り回される人生は生きたくない。
他人をコントロールすることは出来ない。己の行動や感情のみが手中にあるので、そこに徹底的に集中して活路を見出すに尽きるのだ。

ひとつのことに一生懸命取り組むことで達成感や自信をつけることができ、その姿が周りの人へ「魅力」として伝わっていくと思う。

遅かれ早かれ、彼女がそのことに気付くことができると信じている。私も気付けたので!

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