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ドラつぶ

咳と倦怠感がぶり返した。
先月のコロナのせいかどうかわからないが、咳が出ないでいる間隔が長くなったり短くなったりして、すっきりと治らない。

ドラマを見て心に浮かんだつぶやきの羅列。
人それぞれ感じ方が違うのは承知しているけれど、みんなと差があるなぁと痛感。

★ムラの狭くて濃密な関係は私には無理。
★小説を読んだり、防犯無線の演説を聞いたくらいではカルトの洗脳は解けないと思う。
★原作未読。ドラマではなく原作が最初ならもっと早く離脱しただろう。
この作家の作品は当たり外れが大きい。
★期待値が高かったぶん、物足らなかった。

★「敵か味方か」が喧伝されすぎたせいか、初回から「これはミスリードではないか」「これはフェイクではないか」「これは何の伏線か」ばかりに気を取られて疲れた。
★爆発と銃撃と砂漠シーンに疲れた。日曜の夜にはきつかった。
★行動よりも心情についての伏線と回収が欲しかった。
★総体的に、興味を惹くシーンのコラージュみたいな印象。
★開始したときにタイトルの意味を確認していたので、最後に「どうだ、こういう意味もあったんだぞ、これが伏線だったんだぞ」みたいな種明かしに興ざめした。

私のドラマ視聴歴のなかで、これほど見続けられなかったクールはなかった。
期待していたものが、途中から「ん?」みたいに尻すぼみになっていった。
違和感を抱きながら、文句を言いながらも、この2作を最終回まで見たのは、やはり突出していたのだろうか。
いやたぶん、みんなが面白いと感じる作品を、見続けているうちに私も面白く感じるようになるかもしれないという期待。
回を追うごとにじわじわと面白くなっていく作品もあるけれど、やっぱり最初の直感が正しかったと思わせるものも多い。

そのぶん、配信サイトで海外ドラマを見ている。
やっぱり1シーズン20回くらいの連ドラがほしい。
登場人物それぞれの心の推移を丁寧に描くような。
NHKで「DOC あすへのカルテ シーズン2」の放送が始まったので、さかのぼって「シーズン1」を見始めたら、どっぷりハマってしまった。

大切な人の命の終わりをいくつも見てきて、自分の命の危機も感じてきて、だんだん医療ドラマがしんどくなってきたなぁと思っていたけれど、ドラマは題材じゃなくて、やっぱり脚本の差なんだろうか。

私がドラマに求めているのは、映像美じゃなくて会話劇なんだと実感。
そもそものところが違うので、違う価値観の人、ごめんなさい。

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