刹那を積んで
言葉にならない思いがある。
どんな年だったかと問われて、ひとことで表す能力を私は持たない。
そもそも「〇〇とはなにか」という問答に、あまり意味を感じていない。
良い年とか悪い年とか、本当はなくて、喜びと哀しみの瞬間が、ただ積まれていくだけ。
ひっくるめることはできないし、相殺も帳尻合わせもない。
幸せでもそうでなくても、ひとつひとつの瞬間、自分に刻みつけられたものが新しい細胞を作っていくと信じつつ、傷む人にとって、新たな年に安らぎの時間がすこしでも多く含まれていることを願う。
午前中は洗濯機フル稼働で、カーテンを全部洗った。
普段はほとんど感じないが、さすがにすべての部屋の窓辺に濡れたカーテンがかかると、ああ、うちの洗剤(柔軟剤)はこういう香りだったのかと思った。
午後は8か月ぶりにマッサージに行き、首から腰までの「凝り具合」にあきれられた。
2つの仕事がほぼPC相手だし、働いていない時間もこうして駄文を打っているのだから、やむなしというところ。
混雑しているスーパーで生鮮食品だけ購入。
お店の人がスキャンしてくれるレジは、長蛇の列。
マスクをしていないお客さんも多いし、行列の距離も詰まっているので怖くなり、空いているセルフレジでとっとと精算したが、小さなお子さんを連れた若いご家族も我慢強く有人レジに並んでいるのが、なんだか不思議だった。
奮発して取り寄せた「明宝ハム」を、お正月まで待てずに開封。
はしっこのところをすこしだけ炒めて、夕食はチャーハンにした。
明日の日中はお重を詰め、夕食にはもうおせちを食べる。
明日も明後日も地上波のテレビ番組がつまらなそうなので、ネトフリやwowowのサイトで良さげなドラマや映画がないか探している。
読んでいただきありがとうございますm(__)m