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読んで楽しむ「いろはおと」

AuDeeにて放送中の百人一首と音楽を掛け合わせる番組「いろはおと」で取り上げた歌の解説と手書き原稿の公開をしています。 また、番組でいただいたお便りへの返信トークの公開もしてい… もっと読む
毎週水曜日に更新。AuDee「あすなのいろはおと」をより深く楽しんでいただける情報をお届けします。… もっと詳しく
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#古典が好き

ぷれみあむ版9月号

00:00 | 00:00

※試聴版です。オリジナル版(13:12)はマガジン購入すると視聴できます。

あすな
8か月前
3

#90手書き原稿

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あすな
8か月前
3

『山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり』春道列樹

《意味》 山の中の川で流れをせき止めているしがらみ、あの秋風がかけたしがらみは、流れよう…

あすな
8か月前
3

#89手書き原稿

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あすな
9か月前
2

『寂しさに 宿を立ちいでて 眺むれば いづこも同じ 秋の夕暮』良暹法師

《意味》 あんまりに寂しくなって、家を出てあたりを見渡してみたけれど、どこも同じ、寂しい…

あすな
9か月前
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#88手書き原稿

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あすな
9か月前
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『あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかもねむ』柿本人麿

《意味》 山鳥の長く垂れ下がっている尾のように、いつまでも明けないこの秋の夜長を、恋しいあなたに会うこともできず、ただひとり寂しく眠るしかないのだろうか。 「あなたのいない夜は、さみしい。」 ストレートな想いに、細かな技の光る一首です。 この歌の作者・柿本人麿は、歌の神様・歌聖と呼ばれる存在です。「いろはにほへと」の色は歌を作った人物であるとか、和歌をもって日本国家を形成しようとしていた持統天皇の右腕だったとか、さまざま伝わっています。 兵庫県明石市にある柿本神社、人丸神

#87手書き原稿

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あすな
9か月前
2

『白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける』文屋朝康

《意味》 秋の野の草むら一面の白露に、風がしきりに吹きつけると、紐で結ばれていない水晶た…

あすな
9か月前
7

#86手書き原稿

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あすな
9か月前
2

『吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ』文屋康秀

《意味》 山からの風が強く吹くと、すぐに秋の草木が萎れてしまうので、なるほど山からの風を…

あすな
9か月前
3

#85手書き原稿

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あすな
9か月前
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『八重葎 しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり』恵慶法師

《意味》 幾重にも重なってつる草が生い茂るこの寂しい住まいに、人は誰も訪ねてこないけれど…

あすな
9か月前
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【番外編】百人一首ってそもそもなんだっけ?

「あすなのいろはおと」今回は番外編! 第83回にして改めて振り返る、百人一首とはという解説です。 【そもそも百人一首とは】 百人の歌人の名歌を一首ずつ選んだもの。 「百人一首」と聞くとつい「小倉百人一首」を思い浮かべますが、あくまで形式名なので「後撰百人一首」「源氏百人一首」「女百人一首」など様々存在します。 そんな数ある百人一首の中で「小倉百人一首」だけがここまで知られているのはなぜか。 そもそもこの「百人一首」という形式を取ったのが「小倉百人一首」だったということ