盲点でした。『幸せなクローゼットの育て方』
「いつでもおしゃれ」を実現できる 幸せなクローゼットの育て方
ミランダかあちゃん(輪湖もなみ)さんの著書、Prime readingにあがってたので、タイトルに惹かれて暇つぶしにサラッと読んだところ・・・
かなり良かった(笑)
ただ、こちらで紹介されているクローゼットの管理方法は、なかなかマメな性格じゃないとむずかしいだろうと思う。
(ざっくりと言えば、服の写真を撮ってグループに分けてクローゼットに貼っておく、というようなもの)
それでもすごく良かった。
読みながら、「ほんまそれやわ」と声が出そうだった。
服は少なければいいってわけでもなければ、持ってればいいってわけでもないと再認識。
個人的に、地味に服において、ずっっっと気にしていたことがある。
着ている服のシルエットが毎日同じだということだ。
冬場だと、
タートルネック×ハイウエストフレアスカート×パンプス
のワンパターンスタイル。
最近はマーメイドシルエットが流行っているので、なんとなく変化はつけられてもいるが、いつも同じ格好ばかりしてるな~、たまには違う形のもの着た方がいいかな~、いやでもベストはこのスタイルなんよな~と、悩んでは結局いつものスタイルに着地していた。
ところがどっこい。
ファッション業界のベテランは、安易に服を買わない、増やさない、「決まったスタイル」を貫いている。
結構序盤で出てきたこの言葉。
た、確かに・・・・・・・・
柄や色などでいくらでも変化はつけられるということをすっかり忘れていた。
なんとなく自己肯定感が上がった。
そして、更に心が打たれた言葉。
服をよく見せるのは空間次第なのです。一般的に高級店ほど服と服の間隔が広く、すき間なくぎゅうぎゅう詰め込まれるほど、服は安っぽく見えます。
え、それやん。
ここでは、「お店のクローゼット」を例に挙げることも多く、見やすいクローゼットの作り方が書かれていた。
クローゼットを見やすくするというのは盲点だった。なんで今までこのことに気が付かなかったんだろう。天才??
これを帰宅して即クローゼットを整理したのは、言うまでもない。
・(季節外れなど)着ない服は目の入る場所に置かない
・服を重ねる時は、一番上に明るい色、下にいくにつれて暗い色になるように
などなど。
小さなことだけど実現できそうなこともたくさんあって、服を買ったわけじゃないのに、なんとなく新しい気持ちになったし、少し、ほんの少しだけだけど、クローゼットや衣装ケースにすき間ができた。
なんなら、この本に出合えてよかった・・・!!!!とまで思っている。
どうやって服を選べばいいのかわからない!
一目ぼれして買ったけど合わせる服がない!
もう失敗したくない!
そういう方は、是非読んでみてほしいです。
ミニマリスト向けではないですが、服を楽しみたい人にはお勧めです。
一つの『服を買うときのルール』としては、きっといいヒントが得られるはずです!!
おわり。
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