![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147487908/rectangle_large_type_2_cae2e2956ecd0c8ffaf81bf9410a9dd6.png?width=1200)
【第13話】親からご飯を貰うために「偽った自分」を、「本当の自分」であると勘違いして生きている私たち
"生まれて0歳0日目に
持っていた本来の人格は、
家庭環境や他者との関わりなど、
後天的影響によって徐々に失われてゆきます。
生きるために、
周りに順応しようと偽りの仮面を被り、
自分の本当の思いは心の奥深く、
深層心理に沈めてしまうのです。
それは2日目、3日目と強くなり・・・
現在の自分は厚い硬い仮面を被った
偽りの姿です。
本当の自分と偽りの自分、
この乖離がジレンマとなり、
何か満たされない、悶々とした日々を
送る要因だと言われています。"
(映画『内なる海を見つめて』
パンフレットより)
![](https://assets.st-note.com/img/1721123292161-kJ7Nn2Jacj.jpg?width=1200)
本当の自分だと思っていた自分は
実は本当の自分ではなく
家庭環境や周囲との関わりの中で身に付けた
"生存戦略"に基づく自分でした。
もっと分かりやすく
表現すると
要は、
"親からご飯をもらうために装った自分"を
"本当の自分"であると
"勘違い"して生きてきたということです。
![](https://assets.st-note.com/img/1721121738177-WKkTTEXmeg.jpg?width=1200)
2019年7月
29歳で結婚し、
2022年
結婚4年目にして夫が
不眠とパニックに。
夫の不調をきっかけに、
夫婦喧嘩ばかりの毎日。
「結婚生活って
今が一番楽しい時期なんじゃないの?」
「なんでこんなに喧嘩ばかりなのか?」
「こんなはずじゃなかったのに」
と、
悶々とする日々を送っていました。
(しまいには結婚したことも後悔する始末)
![](https://assets.st-note.com/img/1721121979822-3nGX1UUdhw.jpg?width=1200)
"どうしてこうなってしまったのか?"
"原因が知りたい!!"
と、
死に物狂いで学んだ結果、
"本当の自分"
であると思ってきた
自分という存在は
実は、
"偽りの自分"
であったという
衝撃の事実を知りました。
![](https://assets.st-note.com/img/1721122018096-IHORPd9R1n.jpg?width=1200)
そうです。
そもそも私自身が、
自分の人生を生きていなかったのです。
そして、
このことこそが
夫の不調を始めとする
あらゆる問題の原因であった、
という厳しい現実を突き付けられたのです。
両親からご飯をもらうための
"偽りのアスカ"を
"本当のアスカ"であると
誤解したまま大きくなり、
そして
"偽りのアスカ"のまま
パートナーを選び
"偽りのアスカ"のまま
パートナーに接して
その結果、
パートナーが
病気になったという
このストーリー……。
![](https://assets.st-note.com/img/1721121591734-ckZ1iZcpfx.jpg?width=1200)
このことが腑に落ちた時は
まあ~~ショックでした。
家庭に職場、
そしてさかのぼれば学校時代
口を開けばとにかく文句が多かった私。
不満の原因を
周囲に転嫁してきたけれど
改めて振り返れば
全て自分が選んできたことでした。
自分を偽り
周りに合わせて
自分不在の人生を
歩んでいるのだから
そりゃあ文句ばかりにもなります。
![](https://assets.st-note.com/img/1721122113062-hpWR8oTJyY.png)
幼少期から
溜めてきた文句を
愚痴を通して
吐き出すために、
わざと
愚痴が溜まるような
環境(人間関係)を
無意識に
選んでいたとさえ思います。
(ストレス発散のために私には
愚痴が必要だったということ)
![](https://assets.st-note.com/img/1721121714222-AC1qJ4X3m3.jpg?width=1200)
愚痴が溜まる選択を
自分で取ってきました(無意識のうちに)
「本当にクソすぎる……」
「もうこんな生き方はやめて、
自分の人生を生きよう」
映画『内なる海を見つめて』は
そんなクソ過ぎる私に
トドメの一撃を与えてくれました。
そしてこの一撃を喰らったことで
私たち夫婦は
大きな変化を迎えることになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1721122444094-EB1aT0Iojx.jpg?width=1200)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?