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母の命日に思うこと2021 |終活・エンディングノート・大阪

こんにちは!
大阪で活動している
楽しく生きていくための終活ライフケアプランナー 吉原明日香です!

3月17日は私の実母の命日です。
今年でもう22回目になりました。
去年の記事を読み返すと【母が延命治療をしなかった理由】について書いていました。
(その記事はこちら←クリック)

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さて、今年は??

たまたま観た、ドラマの1シーンの話をしようと思います。

そのドラマとは、私が第1シーズンから観ていて大好きな月9ドラマ《監察医朝顔2》です。
※ここからはネタバレになるので、これからドラマをご覧になる方は先にドラマをどうぞ♡

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3月15日に放送された、18話の1シーンのなかで(細かい描写は割愛します)

「人間はそんな簡単なものじゃないんです。
人間はほんのささやかなことでも
自分にとって大切な人のことを関連付けて思い出せる生き物
です。

その人が来たことがあるだけで
自宅に帰るのが辛くなる。
その人と一緒に食べた物を食べれば
その日の光景をありありと思い出す。
その人と歩いた道を歩けば
しゃがみこんで歩けなくなる。

なんてことないものにも
全て人間が生きた痕跡が残っている
のです。

遺された人間は
そういった痕跡と生きていかなければならない
。
それは時に幸せでもあるし
今の私には辛いことです。」

という台詞がありました。

わ、、わかるぅぅぅ〜(´;ω;`)
(一気に軽くなってすみません💦笑)

私は母を亡くして22年、父を亡くして5年になりますが、未だに何気ない日常でふと両親がいた光景を思い出すことがあります。

例えば、冷製パスタののぼり旗を見れば、母が作ってくれたオリジナル冷製パスタを思い出すし、
あるショッピングモールの入り口に行けば、その場所で私の娘(父からすると孫)が初めて手を繋いでくれたことに大喜びしていた父を思い出す。
人の後ろ姿なんて普段気に留めないのに、父に似た後ろ姿の人を見つければしばらく見ちゃう。
主人や子ども達と出かけた先が、私も両親に連れて行ってもらった先だと、その時の両親が子どもの私より楽しんでいたことを思い出す。

それらは今となっては、主人や子ども達がいて幸せな今があるから、過去の思い出も懐かしい幸せだと感じるし、同時に、両親はもうこの世にいないことを再認識してすこーし寂しくもなるのです。

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【大切な人を亡くす】って、こういうことを繰り返すんですよね。
亡くした直後は思い出すことも辛かったり懐かしめる余裕もないかもしれません。
でもいつかきっと、今の幸せに気付ける日が来る。
そしていつか自分自身も死んで、誰かの人生のなかに【自分の生きた痕跡が残る】。

これらは人間でしかできないこと。
 
それってとても不思議だし、誰かの人生にお邪魔するなら、できるだけ笑っている私がいいなぁ☻と思いました。


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