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私の2人目のつわり生活

仕事用の各種SNSではご報告させて頂きましたが、この度第二子を妊娠中でございます。妊娠してから今後の仕事について色々考えてみたところ、「育児エッセイ書きたい!」とふと思い、今後はこちらのnoteでちょこちょこ妊娠・出産・育児にまつわる自身の体験談やら豆知識やらを綴っていこうかなと。

まず最初に取り上げたい話題は「つわり」について。

そう、あの、未だ科学的に証明されておらず、根本的な解決策も見つかっておらず、人によって重症度が全く異なるという、全くもって理不尽な“アレ”である。

恐らく、私は第一子・第二子ともに、決して重症のつわりではなかったと思う。私の中では「重度のつわり=吐きづわり」なのだが、私の場合実際に吐くということはほぼなく、第一子第二子ともに、ひたすら吐き気と気持ち悪さに悩まされるというつわりに襲われた。

初期のつわり

今回の妊娠では、妊娠5週目と割と早々から軽度のつわりが始まった。何となく胃のあたりがムカムカとし、スッキリしない。

「あーつわり始まったかもー」なんて、当初は旦那にヘラヘラしながら話していたが、ビッグウェーブはそう、突然きた。

妊娠6週目に入って間もなくの夕食後。いつも通りの夕飯を済ませた後、突然凄まじい吐き気に襲われた。トイレに行こうか悩む。しかし横では顔面カレーまみれの3歳の息子が間もなく夕飯を食べ終えようとしている。

普段は在宅ワークの旦那だが、この日に限って出勤していて、まだ帰宅していなかった。

「息子をこのまま放置したらまずいことになる…」

そう思い、吐き気を気合いでグッと飲み込んで(こればかりは気持ちの問題で現実的には一切吐き気はなくならない)、息子が夕飯を全て食べ終えるまで待った。

その後どうにか息子の顔やら手をふき、食器類を片付けた後、旦那が帰宅。

「夫よ、これは本格的につわりが始まった…」

と、先週とは打って変わってか細い声で旦那に告げた後、私の第二子つわりライフは華々しく幕を開けたのである。

2人目妊娠中にあらわれたつわり症状

長男の時のつわりは、基本的に“食後にめっちゃ気持ち悪くなる”というものだった。そのため、食べる量にさえ気をつければそこまで凄まじく気持ち悪くなることはなかった。(とはいえ食べられない物が色々出てきたり、においづわりに悩まされたりはしたが)

今回のつわりは、長男の時とは異なり、典型的な“食べづわり”だった。

空腹感を感じると気持ち悪くなり、食事中だけは幸せな気持ちになれるが、食後はまたしても気持ち悪くなりぐったりとする。

おかげさまで空腹感を感じることに恐怖心を覚え、常にぼりぼりとじゃが◯こやらポッ◯ーといったお菓子を食べ続けていたせいで、1ヶ月で一気に2キロほど体重が増えてしまった。

食べづわりになって感じたのだが、人間は基本的にお腹が空くから、体が求めるから、何かしらの食べ物を摂取する生き物である。別にお腹も空いていないし、特に何かを食べたいわけでもないのに、「気持ち悪くなるのが怖いから」という理由で、空腹になるのを防ぐためだけに何かを食べ続けるというのは、ものすごくストレスである。しかも増量までしてしまうんだから、本当に理不尽だ。

ちなみに今回2人目の妊娠で私にあらわれたつわり症状として、下記のようなものが挙げられる。

・空腹時の気持ち悪さ
・食後の全身の冷え(凍死するかと思う位、毎食後凍えていた)
・頭痛
・倦怠感(一日中)
・眠気(一日中)
・肌荒れ
・下痢
・においづわり
・水、お茶が飲めない(100%果物ジュース系だけは飲めた)
・頻尿(毎夜3回ほどトイレに目覚める)
・入浴後の蕁麻疹(体が温まると出る)

結論、1人目の時よりめっちゃ辛かった。

いかんせん今回の妊娠では長男のお世話もあるわけで、以前のように気持ち悪かったからといってすぐに横になれるわけではない。もちろん旦那はかなり色々と手厚く私をフォローしてくれたが、とはいえ旦那が不在のときもあるわけで、育児・家事を全て旦那に丸投げできるわけではなかった。

そうこうしてどうにか日々を過ごし、ようやく症状が落ち着いてきたかと思った頃、また悪夢が再来したのである。

つわり第二期

妊娠13週に入り、少しずつ元気になってきた頃、何やら毎日ものすごくゲップが出始めた。最初は「気のせいかな?」と思っていたが、残念ながらこれはつわり第二期幕開けの合図だったのである。

14週に入ると、常に胃の中に巨大なガスが溜まっている感じがして、一日中気持ち悪さに悩まされるようになった。そして、相変わらず凄まじく高頻度でゲップが出る。時折ゲップとともにおまけの何かが出そうになることもあったが、それはグッと堪えた。

初期は食べづわりに悩まされていたが、今回は胃の圧迫感が凄くて何も食べる気になれない。

気がつくと私は真冬に毎食ソーメンばかりをすする、ソーメン女と化していた。この時期にあれだけソーメンを食べていた人間は、全国でも数えるほどの人間しかいないのではないだろうか。

体調は辛かったが、全国的に消費が落ち込むであろう真冬のソーメンの消費に大いに貢献できた点に関しては、自分を讃えたい。

つわりの終焉?

そして現在妊娠18週。

ゲップが出ることもほとんどなくなり、食事もまともなものを取れるようになったが、残念ながら未だ胃もたれに悩まされることも少なくない。

第一子の時は、この頃はもう気持ち悪さは何も感じなくなり、日々の食事が幸せで仕方なかった記憶があるが、今回はそうはいかないようだ。

完全につわりの終焉を迎えられなかったことは残念でならないが、私はもう諦めた。気持ち悪い時は夫にぐちぐちと体調不良への不満をこぼしながら、食べれる時に食べたいものを食べて生きていこうと思う。

この体調不良は期間限定で、元気に赤子を産むことさえできれば、またいずれ元気にそこら中を駆け回れる日が来るということは、長男の出産・育児を経験をして知っているから。

その時は夫に盛大に焼肉パーティーでも開いてもらおう。

まあ、こんな前向きな発言も、つわりのピークを終えたから言えることなのだが。





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