5歳&1歳が絵の具まみれ!没入型クリエイティブ空間、築地『Crep』って?
昨日は夫不在の祝日。
当初は「疲れちゃうし、この日は子ども達と近場の公園にでも遊びに行けばいいかな…」なんて思っていたものの、「いやいや、夫がいないからこそできる、ちょっと楽しい遊びってないかな?」と唐突に思い立った私。
そこで、以前から気になっていた築地『Crep』に行ってみることに!今回は、ワンオペで5歳&1歳を連れ、超絶クリエティブ体験ができる築地『Crep』に行ってきた昨日の思い出を赤裸々に綴っていこうと思う。
築地『Crep』ってどんなお店?
「自由な表現と主体性を大切にしたクリエイティブな遊びを日常に」をコンセプトに掲げるクリエイティブプレイグランド、それが築地『Crep』だ。
『Crep』では、絵の具や土粘土、木工などクリエティブな遊びを、親子で自由に行うことを大切にしている。
『Crep』は決して「大人が子どもに創作を教える」「みんなで一緒のものを作る」という、教室的な場ではない。それぞれが自由にアート遊びを楽しむことで、子どもの創造力や思考力を育むことを目的とした場所なのだ。
詳しい店舗情報は、下記の通り!
予約は『Crep』の公式ラインアカウントに友達登録しておけば簡単に済ませられる。我が家も事前にLINEから予約していったので、ご参考までに。
絵の具にまみれて大興奮!”なんでもアリ”のアート体験
クリエイティブなことが大好きな右脳女の私とは違い、夫はあまり創作系には関心がないめたくそ左脳男だ。それはそれで夫婦のバランスが取れているものの、"いざ家族みんなでお出かけ"となると、やはり手軽に遊べて子ども達の満足度も高い、大型公園なんかに行きがちな我が家。
だからこそ「夫不在の日くらい、子ども達にはとことんクリエイティブ体験を楽しんでもらおう」と、昨日は私がかねてより行きたかった築地『Crep』に行ってきたわけだ。
そして時間になり、いざ入店!
子ども達はスモッグを、大人はエプロンをお借りして早速遊び開始〜。
まずは息子の希望により、土粘土遊びから!
ちなみに粘土は踏んでもOK!5歳の息子は初めて粘土を踏んで「足が気持ちいい〜」と恍惚な表情を浮かべ、1歳の娘は「ふんげぇぇぇ…」とちょっと怪訝そうな顔をしていた。
お次は絵の具をもらって、私自身が一番やってみたかったアート遊びに!
そして絵を描き始めて15分ほど経過した頃、息子が筆を持ちながら何やらニヤニヤ…。気がつくと、娘がこんなことになっていた。
キャンバス化した娘の顔はさておき、築地『Crep』では筆の他にも、絵の具が入ったスプレーボトルを使ってダイナミックなアートも楽しめる。壁に画用紙をぶら下げて、2人でシュッシュ〜。
あとは大きなアクリル板に自由にお絵描きできる場所も。これがもう息子ドハマりで、2時間の内の8割くらいはここでひたすら楽しんでいた。
事前にリサーチした口コミでは「2時間も子どもの集中力が持たず、ちょっと早めに切り上げて帰る人が多数」なんて投稿を目にしてたが、我が家の場合全くそんなことはなく。
むしろ時間が足りなかったくらい!
帰り際は「お母さん、何ここめっちゃ楽しい!」と興奮し続ける息子と、「うおー!うんげー!」と謎の奇声を発しながらハッスルし続ける娘をどうにかなだめ、時間ギリギリで片付けと着替えを済ませることに。
ちなみに、親も子どももドえらい汚れるので、着ていく服は汚れが目立たないものor捨ててもOKな服を着ていくのがおすすめ。
タオルはひと家庭一枚レンタルでき(無料)、温水シャワー(個室なわけではないので服は脱げない)と着替え室(鍵付き個室)があるので、汚れても安心できる環境が整っている点も非常に魅力的。
木材やノコギリを使って遊べる工作スペースもあったが、残念ながら我が家は時間切れでそちらでは遊べず…。次回リベンジしたいところ!
築地『Crep』に行って改めて知れた、我が子の”好き”ポイント
そんなこんなで親子で大満喫してきた築地『Crep』だが、「楽しかった〜」という体験をしただけではなく、子どもの”好き"ポイントを再認識できたことも、私とっては大きな収穫だった。
5歳の息子は、昔からちまちまと何かを作るのが好きなタイプだ。真剣に絵を描いたり、集中してラキューやレゴを組み立てたり。だけど、最近は公園で遊ぶのも大好きだし「もしかして私が思うほどクリエイティブなことに関心があるわけじゃないのかな?」なんて思うこともしばしばあった。
が、昨日、画用紙やアクリルパネルを目の前に、全集中でアートを長時間楽しむ彼の姿を見て、「あ、やっぱりこの子はモノづくりが好きなんだな」と確信した。
あまりの集中っぷりに、スタッフの方複数名から「すっごい集中してますね!」「眼差しが真剣すぎてすごい!」なんて声をかけられたほど。
まあ、1歳の娘は何がなんだかよくわからないままとにかくエンジョイしていたようだけれど(笑)、とにかく息子の"好き"を改めて知れたのは、本当によかった。
自分の職業柄、彼の"好き"をもっと伸ばしていけるような活動や取り組みをもっとしていきたいな、と強く思うきっかけにもなったのが、昨日のお出かけなのであった。
子どもたち、全力で楽しんでくれてありがとう。そして子ども達を全力で楽しませてくれた築地『Crep』、心からありがとう。
おまけ
めちゃくちゃ行きたかった場所に行けて大満足な昨日であったが、やはり5歳と1歳を連れて、片道1時間&電車の乗り換え2回あるスポットにワンオペで行くのは、なかなか骨の折れるイベントである。
だがそんな中でも、昨日はやたらと人の優しさに触れることができ、体は疲労感でいっぱいなのに、心はとっても温かで安らかな一日となった。
『Crep』店内では、絵の具まみれの2人をひーこら言いながらキレイにしようとする私を見て、何人ものスタッフさんが「新しいタオル持ってきますね」「これだけ汚れたってことは、それだけ楽しめたってことですね」と、優しい声がけとともに私をフォローしてくれた。
帰りに寄ったファミレスで、1歳娘が机上のカトラリーを勢いよく床にガッシャーンと投げ散らかした際「すみません、すみません」とアホ面下げて謝る私をよそに、たまたま横に座っていらしたご婦人と、遠くからダッシュで駆け寄ってきて下さった50代くらいの女性スタッフの方が「気にしなくていいのよ!」なんて言いながら、笑顔でカトラリーを拾ってくれた。
そして「ジュースが飲みたい」と騒ぐ息子のために、娘を抱っこしながらドリンクバーに飲み物を取りに行ったら、先程のスタッフの方が「飲み物は私が席まで運びますよ」と、スッと息子にジュースを差し出しながら「何十年も前だけど、1人で2人連れてのお出かけが大変なの、私も体験したから痛いくらいわかるわよ。だから何かあったら何でも言ってくださいね」と声をかけてくれた。
帰りの電車の乗り換えでエレベーターが使えず、娘を抱っこしたままベビーカーを抱えて階段を登っていたら、後ろから現れた男性が「僕が運びますよ」と、重たいベビーカーをホームまで運んでくれた。
みんな、すっごく自然に、当たり前のように私たち親子を助けてくれた。築地『Crep』での体験はもちろん最高だったけど、人の優しさに触れられた何気ない体験も、私にとっては堪らない思い出になった。
めちゃくちゃ疲れた、でも、めちゃくちゃ楽しかった。心の奥がじんわり温まるような体験と思い出のおかげで、昨日子ども達と乾杯しながら飲んだ夕食のビールは、いつもの数倍美味しく感じた。
そんなわけで、色々なことを思ったワンオペ子連れ遠足のお話、おわり。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?