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つわり中のおむつ替えは生きるか死ぬかのデスゲーム

今日はまたまたつわりについて語ろうと思う。(いまだにつわりに対する恨み怨みが強すぎて、ついつい語りたくなってしまう)

「第一子がいるかいないかで、こんなにも妊娠中の辛さに影響を及ぼすものがあるのか…!」と感じたものの一つに、"上の子のおむつ替え"が挙げられる。

タイトルの通り、つわり中のおむつ替えは生きるか死ぬかのデスゲーム、まさに地獄の所業だった

今回はそんな私の辛すぎた上の子のおむつ替え事情についてつらつらと書き綴っていこう。

息子はバリバリおむつボーイ

我が家の長男は現在3歳、今年4歳になる年齢なのだが、いまだバリバリのおむつボーイである。

トイトレに一向に前向きな姿勢を見せず、おむつラブ!な雰囲気を全身でアピールしているため、我々両親はいささか諦めモード。

「幼稚園に入園して、周りの子が皆お兄さんパンツを履いてたら、きっと本人もトイトレしたくなるはずだよね…」

などという会話を夫婦でよく交わし、トイトレを無理強いするのはもう断念している状態だ。

そんなわけで、息子の排泄には現在もなお大人の助けが100%必要であり、1日に数回の息子のおむつ替えは、我が家では生活の必須事項である。

そんな中、私のにおいづわりが始まった。

夫が家にいる時は夫に全面的に息子のおむつ替えをお願いしていたが、会社員である夫が毎日必ず家にいてくれるとは限らない。

夫不在時は、どうしても母である私が息子のおむつを変えなければならないのだ。

小の方でも少しきついのに、大をしたおむつを替えるというのは、嗅覚が犬並みに発達しているつわり期の私にはたいそう辛いものだった。

においづわり中のおむつ替え方法

どうしても私が息子のおむつ(大)を替えなければならない時、私なりに工夫を凝らしていたことがある。

それについて、下記の通りだ。

まず、両鼻にティッシュを詰め込む。

そして、マスクをする。

最後に、全力で息を大きく吸って、止める。

そして息を止めたままおむつ替えをするのだ。

「呼吸をしなければ、大のにおいもわからない!つわり中の妊婦が上の子のおむつ替えをスムーズに行うにはこれしかない!」

と、当初は意気揚々としていたが、もちろんそんなに上手くいくわけがなかった。

たかが”おむつ替え”といえど、大をしてしまった場合は息子の尻をお尻拭きで丁寧に拭かなければならない時間が発生するわけで、その分呼吸を止めていなければならない時間も長くなる。

私は小学生の時に5年間水泳を習っていたこともあり、自身の肺活量にはそれなりに自信があった。

「1分以上息は止められるし、きっと大丈夫」

そう思いながら、いつも意を決してこの息止めおむつ替えを試みたのだが、結果はいつもこんな感じだった。

つわり中おむつ-1

そう、息を止めていた分、次に息をする時にはいつも以上に大きな息を吸わなければならないのだ。

もちろん、おむつ替え中にその瞬間が訪れた場合、私の鼻には息子が放ったかぐわしい大の香りがダイレクトに入り込んでくる。

そして、えずく。

私は今回の妊娠で、何度息子の尻を拭きながら胃の中から込み上げてくる"何か"をぐっと飲み込んだだろうか。

吐きづわりタイプの人であれば、恐らくその場で普通に吐いてしまうだろう。

「いや、じゃあ息止めておむつ替えするのやめろよ」

と思う人も多いだろう。

でも、当時の私は、いつか絶対にこの方法が成功すると信じていたのだ。

残念ながら成功事例を体験することはなく、私のつわり期は終わってしまったわけだが。

つわり期の上の子のおむつ替えに対して思うこと

つわりが終わり、上の子のおむつ替えを通常モードで行えるようになった今、当時の私のように”つわり中の上の子のおむつ替え”に悩んでいる方がいるのであれば、このようなアドバイスをしたい。

●つわり中は無理せず全力で他の家族におむつ替えを頼むべし
●「おむつ下ろす→そのまま尻拭く」ではなく、「おむつ下ろす→使用済みおむつ捨てる→尻拭く」の順序でおむつを替えるべし(使用済みおむつを先に捨てておくことで、いささかにおいがマシになる)
●おむつ替え中はなるべく息は止めておきたいところだが、その後息を吸う瞬間が地獄と化すことを心得ておくべし

…自分でも書いていて、何て参考にならないのだろうかと思っている。

もしつわり中の上の子のおむつ替えについて、何か素晴らしい策をお持ちの方がいれば、コメントでも何でもいいのでぜひ教えて頂きたい。

「つわり期はどうしてもおむつ替え中に息をしたくない」

という確固たる意思をお持ちの方がいるのであれば、つわりがピークを迎える前に全力で肺活量を上げるトレーニングをしておくことをおすすめする。

長時間息を止めることが容易にできるのであれば、このつわり期のおむつ問題は恐らく特に大きな障壁にはならないであろう。

嗚呼、こんなことに悩まなくてよくなるよう、「う○ちのニオイ100%除去スプレー」とか、「つわり中の妻のためのおむつ替え休暇」とかが、世の中に誕生してくれないだろうか。

とにかく、ただでさえ世の妊婦は様々なマイナートラブルに苦しんでいるので、できれば妊婦以外の家族が家にいる時は、他の人が全力で100%おむつ替えに協力してくれることを祈っている。

今日も頑張れ、世の妊婦。世の母たちよ。

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