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転職活動終了につき。備忘録04-転職の軸を見つける為に問いを繰り返す-

前回面接準備ノートの書き方についてまとめたのですが、そもそも面接準備ノートを作成する前段階として、転職の軸を定める必要があります

転職の軸とは、転職活動をする上で最も大切かつ絶対にブレてはいけない全ての指針です。

とドヤってますが、こういった基本的なことすら知らなかった転職ド素人の私が、転職の軸を見つけた方法について書いていこうと思います。


面接直前で転職の軸を考えていないことに気づく

転職の軸を定める重要性について気がついたのは、何社か書類選考が通り、一次面接が始まろうとしている時でした。

前回書いた面接準備ノートの明確なフォーマットを確立させられる前、とりあえず「志望動機をきちんと話せるようにしておこう」と思った私は、ノートに志望動機を作文し始めたのですが、このタイミングで

「なんかしっくりこない…」

と違和感を感じました。

志望動機としては会社側に受けそうな「それっぽい内容の志望動機」は書けたのですが、書いた内容に対して嘘っぽさを感じるというか、本当はこんなこと思ってないよなぁ、と感じてしまいました。

この時に、

  • 転職先で何がしたいのか

  • 転職先の業務を通じて自分がどうなりたいのか

を決めないと、たとえ内定をもらえたとしても、会社を決められないのではないかと気づきました

転職する目的や、転職先で何を成し、どんな人間になっていきたいのかが曖昧なままになっていると感じ、ここでようやく自分自身に問いを投げかけ、自分を知る作業の必要性を痛感します

この時点で「転職の軸」という言葉を知ることになり、ここから怒涛のYoutube見まくり期間が開始しました。

Youtubeをフル活用して転職の軸の見付け方を学ぶ

今まで目指していたものから方向転換を決めた私には、将来の目標がすっかりわからなくなっていました。

しかしこのままふわふわとしたまま進んで行ったら確実に後悔すると思い、転職や自己啓発に関するYoutubeを見まくり、まずは自分の本心がどこにあるのかを突き止めようと考えました。

Youtubeから知識を得ようと思ったのは、単純に私にとって動画で説明されているほうがわかりやすかったからです。

もう一つの理由として、Youtubeであれば聞き流しができる点が便利だったのでYoutubeでの情報収集がメインになっていきました

転職の軸を決める上で参考にした動画は以下です。

【やりたいことの見つけ方①】人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド(How to Find Out What You Want to Do in Life)
(②まであります。)

【転職の軸】転職活動の最初&最重要『転職の軸』の固め方を徹底解説 ~サラタメのガチの実例をまじえて~

この時期は中田さんとサラタメさんの動画を片っ端から見てました。
あとはフェルミ漫画大学さんの動画も参考にしていました。

中田さんやサラタメさんは直接的な転職に関する動画を出されているので、それらを中心に。

フェルミさんは本の要約chなので、主にマインド系の本の要約の動画を見ていました。

この3人だった理由は、単に自分の好みです。
この方達以外にも転職に関して解説されている方や、本の要約をされている方はいたのですが、語り口調、滑舌、声質、テンポ等が見ていて(聴いていて)自分にとっては負担や違和感がなかったのがこちらの3名だったというだけなので、ここらへんは好きなYoutuberさんを見つけてください。

学んだあとはマインドマップを活用して書き出す

これらの動画を見て、まずは仕事だけにとどまらず、将来どんな暮らしがしたいか、逆になっていたくない将来は何か、を考えたり、単純に自分が好きなこと、絶対に耐えられないこと、得意、苦手、などなど。

とにかく自分に関する事柄を書き出す作業をしました。
この作業の時はマインドマップ系のアプリが便利だったのでこちらも参考までに置いておきます。

たとえば「自分」というスタートから始めて

  • 好き

  • 嫌い

  • 得意

  • 苦手

  • できること

  • したくないこと

  • 今までの経歴

これらに対して答えていくことをしました。
ここから中田さんやサラタメさんの動画を参考に「転職の軸」シートを作成し

  • 転職で改善したいこと

  • 10年後の理想の暮らし

  • 10年後避けたい暮らし

  • 転職で外せないポイント

この4項目に答え、さらに答えに対してなぜそう思ったのかや答えの優先順位を決めたりしました。

答えの一例として転職で改善したいことであれば私の場合は

  • 年収

  • 福利厚生

  • 休日

  • 仕事内容

だったのですが、ここからそれぞれの優先順位をつけ、その順位になった理由も書いていきました。

どこまで深掘りするかは自由ですが、すればするほどしっかりとしたブレない軸が出来上がっていきますし、面接での答えにも矛盾が生じにくくなることで結果として面接の合格率も上がります。

時間の許す限り自分と向き合い、「なぜ」を繰り返していくことをおすすめします。

このように視覚化したことで頭の中が整理され、私が転職する上での重要ポイントは年収アップと業務内容の充実(やりがいや達成感を得られる事)である事だと決められました。

「業務内容の充実」に関しても、どういったことが達成されれば業務内容の充実と言えるのか、ということも自問し、デザイナーとしての就職を狙っている私であれば、業務内での制作物の幅広さや、作成したものへのフィードバックがもらえるか、といった面を重視しているのだと気付けました。

自分の外せないポイントがわかってからは、面接の際の逆質問でも本当に自分が知りたいことが聞けるようになったので面接が受け身ではなく、主体的に当たれるようになったと思います。

まとめ

今回のまとめです。

  • 転職の軸は絶対必要

  • 転職の軸の見付け方は自問を繰り返すこと

  • 自問した内容はマインドマップで視覚化

自分を深掘りしていく作業は大変だと思いますが、転職先を間違えないためにもこの作業は時間がかかっても丁寧に取り組むことをおすすめします。

むしろここに一番時間を割いても良いくらいです。

転職の軸を自分が納得する形で視覚化できてしまえばその後の転職活動の効率が格段に上がるので、めんどくさがらず頑張って自分を深掘ってください。

次回は転職軸を定めたからこそできた内定辞退をした話を書こうと思います。

読んでいただきありがとうございました。

次回へ続く

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