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こんな生き方をするのはダメですかね。(ものを作って売るシゴト)

トップ画像は、なんとなくつけたものです。(ちなみに私のnoteに使っている画像は、全部自分で撮ったものです)

TDLで働いたこともあったし、就職氷河期生だったので、すぐに仕事も見つからずで、なんとか入れてもらった販売の仕事をしたり、メーカーで営業もやり、営業事務も何社かで務めたり、経理やったり、もう色々やって来ました。

今、作って売るのをメインにやっていて、平日の昼間、がっつり仕事をしなくなりました。

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平日フルタイムの仕事をしなくなったのは

平日がっつり仕事しながら、ものを作って売ることはかなり長いことやって来たのですが、平日、たとえ派遣と言われても、大抵の会社では責任のある仕事をしてたので、土日がっつりイベントだなんだとやっていたら必ず体調を崩すから、どうしてもイベントに出る割合が減る。平日にかかるような長いイベントには売り場にも立てないので、出られない。

ちょと暇を見つけて「作って売る」をやりたいな、という方にはこれでいいんだろうけど。私は違った。

どっかに所属して仕事して対価をもらうの、嫌いじゃないんですよ。でも、「作って売る」のもやりたいわけです。

どちらもやるには、私バランスでちょっと軽い「所属して仕事」の方を少し軽めにするのが一番いいのです。なので平日に休暇となる日を作る必要が出て来て、平日3日くらい働くスタイルがいいんだよなという結論です。

正直、がま口作りは、「所属して仕事」をしていない時間、イベントで販売してない時間全てなので、まともな休暇なんてのはないのです。それは「作って売る」人たちなんかにはあるあるネタですよね。

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「作って売る」だけにしないのは

私が作ってるがまぐちは、一個の値段が1000円代から。大きいものも作るけど、結局のところ、1ヶ月に作れる数には限りがあるんです。

アクセサリー作家さんは、割と一個が小さいからか、2000円程度のものでも量が作れる。たとえば同じサイズの売り場に並べても売り場単価が全然違って来ます。ということは、個人で高額なものばかりをもりもり作って売らないと、実質生活は厳しいのですが、空空商會 朝来の活動の根底には「道具としてのがま口を使ってもらいたい」なので、買いやすい価格で、気軽に使ってもらい、古くなったらまた買い換える。それが空空商會 朝来でなくても「がま口」であって欲しいなというのがある上、以前のnoteでも書いたように

押し口口金を広めたいというのもあるので、押し口のバリエーションが限られているだけに高額での販売はやはり難しい。

外部製造を頼むところまで行かないと、なかなか厳しいのです。

それに、作って売るばかりやっていると自分の世界って本当に小さくなってしまって、世の中の流れがわかんなくなる。「同業世界じゃないところ」にも関わって外をみておきたい。というのもあるのです。

なので、2種類の仕事を持つ環境が「作って売る」をしたい場合、一番しっくりくるかなと思うのです。

とはいえ、世の中はそうでもない

働き方、だんだんといろんなスタイルが出来てきて、会社に行かずに家で仕事したり、あえてちょっとだけ働いたり。今時土日休みの平日勤務=仕事してる感のような流れは変わってきても良さそうなのにここら辺は全然変わらないですね。相変わらず「働き方改革」とか、月末のなんちゃらセールは「土日休みになる平日勤務のスーツ系サラリーマン」たちが対象になってるし。

平日2〜4日程度の仕事がしたいとなるとやたらに「扶養控除」な方がやる分野みたいに限定されてしまう。扶養控除じゃなくても平日2〜4日で働きたい人間もいるんですけど。もうちょっと柔軟にならないかなあと思います。

でも。これは「作って売る」が優先されている状態。「売る」が優先されて来たら多分「店を持って作りつつ自分が選んだものも売る」という形になってくるんだと思うんですけどね。

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がま口作家です。作家同士の交流や、作家とお客さんとの交流ができる空間を作りたいと思ってます! 作品づくりややりたいことについて書きますのでサポートお願いします!