見出し画像

【海外の反応】資本家階級は世界平和の夢を見るか? 平和主義vs資本主義vs好戦主義【シリーズ資本家の祖国キャピタリア 万国の資本家よ団結せよ!】

資本家の祖国キャピタリア建国運動が目指すは資本家階級が世界的に団結し、万国の資本家を有権者とする議会を設立し、憲法を制定し、政府を組織し、裁判所を分立し、あたかも国家のような世界的組織「資本家の祖国キャピタリア」を創建することや!

先日ワイがきっといつか社会主義革命の嵐の中で恐怖し苦しみながら死ぬことになる貴方たちに告げるプロレタリアを撲滅せよ!資本家の祖国キャピタリア建国運動 目的編の内容をまとめたものを英訳してredditのr/PoliticalDebate板に投稿したところ、多くの方からたくさんの反応をいただくことができたで!

本稿では本運動に対する海外の評価や反応、批判、疑問を、ワイからの回答と合わせて紹介するで!

Class-Concious7785様からのおたより

>(キャピタリアは世界平和を目指してるワケやが、)社会主義者さんなら平和をどう実現する?

世界平和は資本主義体制が全部ぶっ壊れるまであり得ないんだよ。

原文

まさに君の言うとおり、社会主義は(世界平和は武力による資本主義の打倒によってはじめて実現されるとする)好戦主義を掲げておるで! ちなみに我が国の日本共産党もいまだに革命路線を捨てておらん! ホンマ社会主義は政治異端やでえ!

なお商業は安定を必要とするので、ワイら資本家階級は(お前ら社会主義者と違って)一般に平和を愛し安全保障の構築を積極的に推進する傾向があるで!

もしアメリカが赤化して社会主義が再び世界的に力を持ったら、資本主義的平和主義と社会主義的好戦主義が世界規模で衝突することになるやろうな!

つまり文明世界の繁栄と未来を守るためには人類は資本家の祖国キャピタリアの建国を必要としておるんやでや!(原文

>ワイら資本家階級は一般に平和を愛し

お前それイラクやアフガニスタンやリビアやシリアでも同じ事言えんの?

原文

え? なに? 聞こえない(原文

お前それイラクやアフガニスタンやリビアやシリアでも同じ事言えんの!?

原文

え? なに? 全然聞こえないけどあえて言うなら資本家階級の戦争に対する賛否は自分たちがその戦争において利害関係を持つかどうか、またその利害の大きさによることが多いで!

例えばアフガニスタンの場合、経済が未発達であり、日米との通商も盛んではなかったため、アフガニスタン侵攻によって日米の資本家階級が大きな経済的損失を被ることはなかった! そのため、戦争への反対の声も弱かったで!

他方、日米のように深い経済関係を持つ二国の場合、資本家階級が利害関係を持っており、開戦すれば甚大な被害を受ける可能性があるため、資本家階級は戦争を阻止しようとあらゆる手段を講じるで! 

このため、現代国家ではしばしば戦争を始める前に互いに経済制裁を課すで! こうした措置は、敵国との経済的結びつきをあらかじめ断っておくことで、いざ開戦となったときの資本家階級による反戦運動を抑制することを目的の一つとしておるで! なので最近のアメリカによる中国への経済制裁は、ワイに将来の戦争の兆しを強く懸念させるで!

但し以上の理屈が成立するには民主制度が存在し、その国の資本家階級が政治に干渉できる必要があるで!

例えばロシアのような独裁国家では、資本家階級の反対にもかかわらず、独裁者が経済的な不利益を無視してウクライナ侵攻のような戦争を強行することがあるやで!

一般的に言えば、戦争は多くの場合、利益よりも害をもたらすため、資本家階級は基本的に戦争に反対し、平和の構築に努めるで! 特に、友人や親族が被害を受ける可能性がある場合はそうやで! 

但し「資本家階級は戦争を好まない」というのは絶対的な法則ではなく、あくまで一般的な傾向に過ぎないで! 戦争が莫大な利益をもたらす場合、資本家が率先して戦争を推進した事例も過去には存在したで! 東インド会社のような鬼畜侵略事業体はその好例や!

つまり現在の資本家階級が一見平和主義的に見えたとしても、「資本家の祖国」の実現に伴う大きな力の獲得によって、その隠された好戦性が解放されてしまうリスクもあるで! 平和主義国家キャピタリアを実現するためには、慎重かつ細心の注意を払って制度設計を行う必要があると言えるやろうな!(原文

今回は以上やで!

次回シリーズ資本家の祖国キャピタリアは「資本家の祖国に領土は必要か?」!
引き続きClass-Concious7785様からのご質問に答えていく予定やで!
乞うご期待!

お見逃しのないようよかったらマガジンフォローして最新情報をゲットしてね!

スキ&フォローもよろしくね!

よかったらコメントもしてね! 質問募集中!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?