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【学年主任アスパラガスtの学年通信】2023/11/24(金) みんなにとって「成長する」とは?

おはようございます。
公立中学校社会科教師のアスパラガスtです。
ここでは、私が働いている中学校で毎朝発行しているオンライン通信の内容を共有しています。

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<2023年11月24日(金)>

おはようございます。
11/24(金)、期末テストまであと5日です。

今日も定期テストに向き合うことの意味について
少し考えていきたいと思います。

みんなが生まれてから13年間(12年間の人もいるかな)。
成長できたことってどんなことでしょう?

歩けるようになった。
喋れるようになった。
色々なおもちゃで遊べるようになった。
文字が書けるようになった。
歌が歌えるようになった。
野球ができるようになった。
算数の計算が出来るようになった。

などなど…

いろいろ浮かんでくるのではないでしょうか?

では、

中学生になってから
成長できたことってどんなことでしょう?

こうなってくると
けっこう難しい質問になってくるんですよね…
答えられますか?

ここには、
アスパラガスtなりの理由があると思っています。

人間って、
他者からでも分かりやすく
目に見えやすい成長っていうのは、
ほとんど小学生くらいまでで
終わるのではないか

と思っています。

だから、

中学生以降、
年を重ねるにつれて

自分の何が成長した?

っていう質問に答えるのは、
難しくなってくるのではないか
と考えています。



では、成長しないのか…
というと、そうではなくて…

僕も含めた中学生以降の人間にとって

「成長する」って…

小学校までのように、単純に

「〇〇が出来た」(結果)

ということではなくて、

「◇◇を成し遂げるために〇〇が必要と感じた」(感情・分析)
   ↓
「だから、〇〇した」(行動)
   ↓
「〇〇したら、次に▲▲が必要だと感じた」(感情・分析)
   ↓
「だから、▲▲できるようになった」(行動)
   ↓
「〇〇と▲▲をすると◇◇が出来るようになった」(結果)

小学校までは、
すぐに結果が出ていたのですが、

中学生以降は、

自分でいろいろと考えて(感情・分析)
そこから、(行動)を積み重ねて
やっと(結果)が出る


んですよね。

つまり、

結果が出るのに時間がかかるし、

重要なのは、

ちゃんと自分の感情や行動を分析できるかどうか

というところになってきます。

みなさんは、もうすでに中学生。

自分の成長のためには、
自分自身で自分の感情や行動を分析していく
必要があります。

中学校のテストは、
その練習をするためにあると言っても
過言ではありません。

まだあと5日あります。

自分と向き合って
自分のことを理解して、
よりよい結果を出してほしいな
と思っています。

では、
今日も充実した1日を。

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