見出し画像

カラーボールであそぼう③0~2歳児のあそび方


これまでは3~5歳児さん向けのカラーボールを使ったあそびを紹介してきました。
今回からは0~2歳児さん向けのあそびについて書いていきます
0~2歳の子ども達の遊びの特徴は幾つかありますがその一つが
「気に入ったあそびは何度も繰り返す」ということです。
子どもが特定のあそびに夢中になる、没頭している時は科学者と同じような頭の働きがおきていると考えられています。

「繰り返し」を楽しむ

IMG_0208 - コピー (2)

段ボールに様々な大きさの穴を開けたもの用意します。段ボールの正面、サイド、てっぺんなど様々なところに穴を開けます。カラーボールを用意すると大人が何も言わなくても子ども達は穴の中にカラーボールを入れ始めます。何個も何個も繰り返し入れます。その表情はとても真剣です。


手にあったものが穴の中に入れると見えなくなる。その事実を何度も確認しているようです。しばらくすると下から出てくると気づきます。それに気づくと入れた後すぐに目線が下に移動し、ボールが出てくるのを確認しています。数人であそんでいてもみんな無言のことが多いです。それだけ集中しているのでしょうね。2歳の子は穴の中を覗き込む子もいます。カラーボールが箱の中に落ちて鳴る音に気付いている様子も見てとれます。

木製やプラスティック製のおもちゃで「型はめ」というおもちゃがあります。そちらは様々な形のパーツを型にはめて落とし入れるおもちゃもありますね。。つかむ、握る、入れる、離す、ボールを使ったこの作業を繰り返します。手先の感覚、音、視覚様々な感覚を使ってあそんでいます。

「いないいないばあ」の原理

世界共通で赤ちゃんが好きなあそびは「いないいないばあ」です。
このカラーボールを入れるあそびもいないいないばの原理が活きています。見えたものが一時期見えなくなりまた見えるようになる。このあそびの要素も子ども達が夢中になるポイントです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?